Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

スモールサイドゲームの勧め

2009年05月02日 | サッカー日記
HPに掲載している「指導者に贈る10か条」では、スモールサイドゲームを多く行いましょうと書かれています。これは、ボールに触れる機会が多くなり、そのために試合に必要な判断や駆け引きをたくさん学ぶことが出来るからです。

担当する4年生を練習させながら低学年の練習を横目で見ていると、実際にプレーをしていないで人のプレーを見ることが多いようです。この年代には人のプレーを見て学ぶのは難しく、はやりたくさんの経験を積ませることが上達の早道と私は思います。

同様に、練習の最後に行うミニゲームでも全員を2つに分けてミニゲームをしています。見ていると、私には色々と問題があるように思えます。まず、人数の割には狭いスペースなので、どうしてもダンゴ状態になります。また、プレーに参加している人が少なすぎます。

これまでもコーチの飲み会で何回か問題提起をしたのですが、これでいいのかな?というのが私の感想です。同じスペースを2つのピッチに分け、4組に分けてミニゲームをするだけで、実はこの問題は大きく解消されます。

例えば、8対8でちょっと手狭と思えるピッチでも、それを2つに分けて4対4にするだけで、広く感じます。当然、2つのミニゲームを同時に行えば、ボールは2個ですから、ボールに関わる選手も増え、運動量も増え、サボりにくい状態になります。その分、コーチが両方を見なければならないのですが、そんなことよりもメリットの方がはるかに多いのです。

私の場合、26人の4年生を担当していて、常時20人以上練習に参加するので、全員を2つに分けてのゲームは、練習スペースの制限で出来ません。まあ、余りやる気もありませんが...。それより、3対3、4対4、5対5、と、ピッチを3つor2つ作って、出来るだけ全員がゲームに参加し、ボールに関わる人が多くなるようにしています。このやり方が絶対正しいかどうかはなんともいえませんが(多分正しいはず)、少なくとも多くのメリットがあります。

是非、この声を聞いて、一度スモールサイドゲームを取り入れてほしいと思います。

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