Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

オリンピックで思ったこと

2008年08月15日 | サッカー日記
今、オリンピックが開催されています。ちょうどお盆休みなのですが、連日の猛暑で外出が億劫になり(琵琶湖で風が確実に吹きそうな日がなかった)ため、ずっとTVでオリンピック中継を見ています。サッカーは男子の方は残念な結果でしたが、なでしこには決勝トーナメントを頑張ってメダルを取ってほしいものです。オリンピックを見ていて、色々気になったことを調べてみました。雑学的なことなので、興味ない方はスルーしてください。

野球が今回の北京五輪を最後にオリンピック競技からなくなるとのこと。世界的に見れば野球はローカルなスポーツなので、もともとオリンピック競技になったこと自体不思議ですが、それ以上にこれがオリンピック競技なの?というのも結構あります。それで、各スポーツの競技人口をwebで調べて見たら、色々おもしろいことがわかりました。

Googleで、スポーツ,競技人口と入力して検索すれば、色々出てきますが、実際のところ本当の数値なのか?と疑問に思えることが多々あります。私は、サッカーが最も競技人口が多いと思い込んでいたのですが、Wikipediaによると、サッカーは2.4億人で2位でした。1位は4.5億人のバスケットボール。バスケット自体は世界に広く普及していて人口の多い中国やインド、パキスタンでも人気があるからとのことです。個人的にはちょっと疑問があるのですが...。

その次はなにかというと、いろいろな説があるようで、クリケットとか、卓球、バレーボールなどがあげられるようです。が、結局、正確な競技人口というのは良くわからないので、各スポーツの国際連盟(サッカーならFIFA)に加盟している国と地域の数で比べると、バレーボール,バスケット,陸上競技,サッカー,テニス,卓球の順でした。この6つのスポーツが、200以上の加盟国&地域を持っていて、続いてボクシング(197)、柔道(195)です。野球は115カ国とのこと。ホッケーが116カ国なので同じくらいですね。誰か、夏休みの課題研究でもっと調べて教えてくれないでしょうか?

さて、サッカーですが、1900年のパリ大会から競技として行われているそうです。FIFAとしては、1908年のロンドン大会から国別対抗が始まり正式な競技となったとしているようです。ところが、1930年からワールドカップが始まると、FIFAはワールドカップの権威を高めることと、アマチュアのみのオリンピックに興味を持たなくなります。オリンピック競技におけるサッカーは、世界一を決める大会ではなくなりました。

1984年のロス大会からプロの参加もOKになりましたが、実際にはプロの参加は難しかったようです。そもそも、オリンピックはヨーロッパでは4年に一度各国のリーグの休止期間を縫って開催されるEUROと時期的に重なります。そういったこともあってか、1992年のバルセロナ大会からは23歳以下の世界大会と位置づけられました。今年、EUROに続いてオリンピックに出場している選手は、休養を取る間もないですね。ちょっとかわいそうかも。

今年は、次のリーグ戦に備えしっかりコンディションを調整するために選手を出場させたくないクラブ側と、各国のオリンピック代表チーム間で、問題が起きましたね。メッシ選手、大久保選手がそれにあたります。多分、FIFA自体は、男子サッカーはオリンピック競技から抜けたい、もしくは違う形にしたいと思っているようです。IOCは、サッカー競技は収入が見込めるので手放したくないようですが...。他の競技がオリンピック種目への採用を願うのとはちょっと違いますね。私も、男子サッカーはオリンピックでやらなくてもいいと思っています。ワールドユースのように、U23の世界大会としてサッカー競技だけで行えばいいのではと思います。

ちょうどオリンピックが開催されているので、色々調べてみたことを書いてみました。

最新の画像もっと見る