Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

FOOTBALL CLINIC Vol.1-4

2012年05月05日 | サッカー日記
ヤッヒーこと風間八宏氏監修のDVD「FOOTBALL_CLINIC」のVol.1-4を購入して見ました。自分が教えてもらったサッカーと現代のサッカーはだいぶ違います。教える相手が小学生であっても、彼らは小さいときから海外のプロ選手のプレーを見ているし、クラブ外でスクールに通っている子もいます。そんな子達を相手にするには、私も色々と学び続けなくては...。学ぶのをやめたら教えるのをやめなければならないというルメール氏の教えに従い...。

FOOTBALL_CLINICのVol.1は、止めるがテーマ。
「プレー中、止めるという技術がどれだけ大事で、それを取得できればどれだけ正確で自由なサッカーができるか」、ということで
 ・ボールを止める位置を見つける
 ・方向を変えてボールを止める
 ・敵のプレッシャーを感じずにボールを止める
など、教えてくれます。特に、相手との間合いを考えてボールを止めるなど、スペースの無い現代サッカーでどうすればよいかなどの指導の参考になりそうです。

Vol.2は運ぶ(ドリブル)・外す(相手を)がテーマ。
「プレー中にいかに体をボールと一緒に自由に運べるか」,「相手のプレッシャーが強くてもスペースがなくても受ける技術を身につければゴールチャンスが広がる」ということで、
 ・足の様々な部位でボールを運ぶ
 ・トップスピードでボールを運ぶ
 ・相手の動きを見て運ぶ
 ・動きで敵を外す
 ・パスで敵を外す
 ・クロスで敵を外す
ということが説明されてます。今は、3年生にはドリブル中心に教えているので、少し参考に出来そうです。

Vol.3は受けるがテーマ。
「中盤のプレッシャーが激しい中、ゴール前の密集した中でひとりでボールを受けられる技術を身につける」とのことで、収録内容は以下の通りです。
 ・複数の敵に対して1人で「受ける」
 ・密集の中で「受ける」
 ・ゴール前で「受ける」
 ・3対3で「受ける」
 ・守備の人数が多い中で「受ける」
ボールを受ける際の駆け引きなど、高学年を指導する際に参考に出来そうです。

Vol.4はシュートがテーマ。
シュートコースを決める、キーパーのタイミングを外す、正確なシュートを打つ技術が一体化して、ゴールが生まれるとのこと。きちんと踏み込んでキックするという技術を持っていることが前提とは思いますが、ここではゴールキーパーのタイミングを外すためにドリブルと同じ歩幅でシュートを打つなど、あまり私が小学生に教えていなかったことも紹介されてます。ゴールキーパーとの駆け引き、スペースの無いゴール前でのシュートと、いろいろ参考に出来そうです。

風間八宏氏はオフェンシブなフィールドプレーヤーだったせいか、攻撃に関する技術のみで、守備の技術についてないのが少し残念です。が、これから3年生をずっと指導する中で、コーチングの引き出しが少し増えたような気がします。自分では無意識のうちにプレーしていて整理できてなかったことを整理してくれていたり、実際の指導に参考になる点も多々ありました。

興味のある人(特にコーチ)は、言っていただければ練習会場にDVDを持って行って貸し出しします。


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