Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

イエローカード

2006年01月21日 | サッカー日記
先日、2年生の練習試合で主審をしましたが、危険なファールがあったのでイエローカードを出しました。練習試合でイエローカードなんて!、ましてや2年生の試合なのに...と思う方もいると思います。

私は、以下の2つの考えで、練習試合においてもカードを出すようにしています。
1.怪我につながるプレーを防止させるため
2.イエローカードに対する免疫をつけるため

サッカーは、ボディーコンタクトのあるスポーツです。怪我につながるプレーはたくさんあります。怪我をして好きなサッカーが出来なくなることは、出来る限り防がなくてはなりません。後ろからのタックルや、遅れたチャージは本当に危険です。そういったプレーを防止させるためにも、単にファールを取るだけでなく、イエローカードを使って、怪我につながるからそういったプレーはやめようと言っています。

もうひとつ、ある大会の試合でイエローカードをもらい、その後自分のプレーが出来なくなった子がいました。イエローカードをもらうことが初めてで、すごくナーバスになってしまったようです。一生懸命プレーした結果、ファールするつもりはなくてもタイミングが遅れてファールになり、それが反スポーツ的と判断され、イエローをもらうことは多々あります。特に大きな大会では、主審はサッカー協会の方が行うことが多く、ファールは厳密に適応されます。当然、イエロー、レッドも出ます。そんな大事な大会でイエローをもらい、その後萎縮してしまってはだめです。イエローカードになれさせるためにも、練習試合でもカードを出すようにしています。

練習試合では、カードを持たずに主審をする人もいます。本当に子供たちのことを考えるなら、必要な時にはカードを出すことが当たり前だと私は思うのですが...。ただ、レフリーがあまり試合をコントロールしすぎると、楽しさが失われます。激しい試合になった時など、ファールの取り方、カードの出し方には気を使いますね。

それから、練習試合といえども、キックオフ前のトスでは、コイントスを行うようにしています。この方が、子供たちが、今日の主審はやる気あるなと思ってくれるのでは? と思うからです。


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