ブー猫さんと母

実家に預けていたブー猫さん。お家ができたら引き取る予定でした。
だから、しっぽのお迎えも少し遅らせました。
お家ができたらまずブー猫さんをお迎えし、１ヶ月経ったころ
しっぽを迎えに行きブー猫さんと同居という計画でした。

そして、いよいよお迎えの日、母に「今日連れて帰るわ。」と言うと、
「もうちょっと後でいいやん？」と言うのでまあ１週間ぐらい遅れても
いいかと、手ぶらで帰宅。

どうも、情がうつってしまって、悩んでいる様子。
居れば居たで気になるし、居なくなると寂しいし、って感じ。
猫を引き取ったら小型犬をプレゼントしようと思っていたんだけど、
かわいく思ってくれてるのなら、思い切ってお願いすることにした。

「悪いけどずっと面倒みてあげてくれる？そうしてくれたらすごく
助かるんだけど…」
今も私たち子どものために何かしたい母。頼みごとをすると喜ぶのだ。
今回も、複雑ながらも了解してくれた。
そんなこんなで母と暮らすことになったブー猫さん。
それでも、いつか引き取らなくてはいけないかもしれないので
毎週しっぽを連れて行きお馴染み計画実行中。


「そうなのか…。我輩はここをしごく気に入っているぞ。」


「にゃんげんって、めんどくしゃ～にゃあ。」