前回の「読書」。3月から4ヶ月も経ってしまいました。
「ルパンの消息」横山秀夫 面白かったけど結末がちょっと物足りない。
「向日葵の咲かない夏」道尾秀介 おもしろいけど、私は、微妙かな?
「アップルの人」宮沢章夫 もと、アップルなもんで、期待しすぎ
ちゃってちょっとがっくし
「あふれた愛」天童荒太 どうしても愛をあふれださせてしまう人たちの物語
「あとのない仮名」山本周五郎 周五郎さんの作品は大好きだけどこの短編は、
週刊誌用の読み切り作品みたいで、うまみが足りなかった
ような、やっぱり、長編が好き。
「血涙」北方謙三 中国の戦国時代の話。読みごたえあり。
「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ 料理はできないけどおいしい
ものが好きなのと、ちょっと似てると思うけど、
翻訳ものは、やっぱり苦手。文章に味わいを感じ
ない。内容は衝撃的だったけど。
「花妖譚」司馬遼太郎 花に関する短編集
「モノレール猫」加納朋子 どれも切ないお話だけど、みんな明るい物語。