Bad Brain

師走だよ、師走。

シラス食ってる場合じゃないぜ。


めまぐるしいスピードで時間が経過して行く。

この一年、何をしてたんだろう？

振り返ってみると…

なんにもしてなかった。

ホントに時間が経つのって早いよね、

チンポコは全然、勃たないのに（ある読者の要望で下ネタを入れてみました） 。

このままじゃ…

まばたきしてる間に歳を取っちまいそうだよ。

僕はまだまだ、人間としては未熟だけど…

仕事師としての頭の回転や発想や閃き（ひらめき）はピークを迎えつつある。

これからは衰えていくばっかりだろうね。

自分の唯一無二の武器がサビていくのって寂しい。

言ってみれば…

英語を忘れたジャニーさんくらい悲しいものがある。

若いころにもっと勉強して基礎を作っとけばよかったと思う。

僕、中学の時なんか…

ギターとチンポコしかイジってなかったからね（再び下ネタを入れてみました）。

真剣に頭のアンチエージングをしなきゃいけないと思ってる。

ってことで…

今日は頭を使おう。

まずは頭の体操。

前回のオリンピックはどこで開催されたでしょう？

これは簡単だろ？

もちろん、ロンドンだよね。

じゃあ、その２年前の冬季オリンピックはどこでしょう？

これもイケるだろ？

バンクーバーだよね。

では、その２年前の夏季オリンピックは？

もうわからない人がいるんじゃね？

正解は北京です。

ではでは、その２年前の冬季オリンピックは？

わからないだろ？

考えてみな。

わかった？

そう、トリノオリンピックです。

そこで上級問題です。

その、トリノオリンピックで日本人唯一の金メダリストは誰でしょう？

答えを知れば、納得だけど、なかなか出てこないはず。


爆竹にこの問題を出したらさ…


『トリノオリンピックでしょ？

えーと…

え―と…


孔雀？』



だってよ。

それ…

鳥のオリンピックだから。



確かに…

荒川静香は孔雀っぽいし…

孔雀は金メダリストっぽいけどね 。



体操して頭が柔らかくなったかい？

そしたら次のステップ。

脳の容量は限られてる。

間違った知識は捨てよう。


『物語の「さわり」だけ聞かせて』ってよく聞かない？

この「さわり」ってさ、物語のツカミ(冒頭部)だと思ってる人がいるんじゃないかな？

それは間違いです。

「さわり」って言うのは、浄瑠璃用語で要点の事。言いかえると、一番大事な部分のことなんだよね。

この「さわり」から、音楽で使う「サビ」って言葉が生まれたの。だから「さわり」と「サビ」は同じ意味です。


『キリンの首はなぜ長くなったのか？』

この質問をすると…

「高い所にある葉っぱを食べるために首が長くなった」

と答える人が多い。

実は、これ間違い。

遺伝学的に個々の努力で習得した技術や体型は遺伝しないんだってさ。

え？って思うけど…

長嶋一茂さんを想像してもらえるとわかりやすいでしょ？

見事に遺伝してないよね。

キリンの首が長くなったのは遺伝子の突然変異なの。

結果的に…

突然変異して高いところにある葉っぱを食べれるようになったキリンだけが生き残れたってことなんだよね。

突然変異と聞くと、大がかりな神のイタズラのようなイメージがない？

でもさ…

突然変異って…

人間の体でも常に起こってる当たり前の現象なの。

生物の細胞は常に変化してる。

だいたい１２０日くらいで人の細胞は入れ替わるんだってさ。（心臓と脳は別です）

その変化が、何かの拍子に突然変異しちゃうと…

ガン細胞になる。

驚くべきことに、ガン細胞は毎日、僕らの体に生まれてるんだってさ。

ただ、ガン細胞よりも、健康な人の免疫力の方が強いから、ガン細胞は生き残れない。

だから、すべての人がガンにかかるってわけじゃないけどね。


もうひとつ、突然変異の話。

『一目ぼれ』

考えてみると…

一目ぼれってかなり危険な行為だよね。

わけのわかんない奴に惚れて…

不用意にふらふらと近寄ったら…

動物の世界だったら生き死にの問題に発展しそうじゃん。

一目ぼれは人間だけに起こる突然変異だ。

メカニズムはまだ解明されてないらしいけど。


こんな風に突然変異は日常的に起こってる。



次は語源でアンチエージング。


美人の事を別嬪（べっぴん）さんって言うじゃん？

これって江戸時代のうなぎ屋さんのキャッチコピーから生まれた言葉なんだぜ。

『うちのうなぎは他の店と別品（べっぴん）です』って。

このコピーから…

群を抜いた綺麗な女性を『別嬪さん』と呼ぶようなった。



『するめ』と『あたりめ』は同じ品物なのに…

なぜ二通りの呼び方があるのか？

蓋を開けてみると…

『する（外れる）目』と『当たり目』ってわけ。

縁起を担いで『当たり目』って言葉ができた。

言霊を信仰する日本人ならではの感覚で面白いよね。


人生にまったく役に立たないトリビアはまだまだあるぜ！


『モナリザには眉毛がない』


『野生の豚の体脂肪率は１３%』


『一重まぶたはモンゴロイド（黄色人種）にしかない』


『うなぎには猛毒があって生では食べられない』


『坂本龍馬の本名は坂本直柔（なおなり）』


『西郷隆盛の本名は「隆永（たかなが）」。隆盛は父の名前』


『月面では会話ができない』


『「北の最終兵器」は格闘家の「イゴール・ボブチャンチン」のキャッチフレーズで…


「金 正男」のモノではない』


『プロ野球の連続試合出場で国民栄誉賞を受賞した、元広島カープの鉄人・衣笠は…





霊長類（人間）』



知ってた？



さてさて…

ペリー&キングスレイの『Baroque Hoedown』(バロック・ホーダウン)って曲知ってますか？

知らない？

そんなわけがない。絶対知ってるはず。

だけど…

タイトルを聞いただけでピンと来た人は相当なテクノポップフリークか…

○○ファンだと思う。

この曲だよ。この曲。





知ってるだろ？

この曲は『Baroque Hoedown』ってタイトルなんだぜ。



意外と知らないことって多いよね。

少しはアンチエージングになったかい？

で…

すごく言いづらいんだけどさ…

この文章の中で…

僕は一つだけ嘘をついています。

どれだかわかるかなぁ？

うふふ。

 

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