食べ過ぎている気はないんだけど
最近太ってきたような……
動けばいいだけだと分かっちゃいるんだけどね
以下ss続き
嵐が目覚めると心配そうな空汰と神威、昴流の顔が見えた。
「嵐、俺が分かるか?」
「はい空汰さん。皆さんに心配と迷惑をかけてしまったみたいで、すみません」
「元に戻って良かった」
座ったまま倒れこんでいく昴流の身体を神威が抱きとめる。
周囲の気遣わしげな声にちょっと疲れただけだから大丈夫だと答えた。
「昴流さん、ほんまに有難うございました」
「有珠川くん。そんな事より怪我の治療が先です。鬼咒さん、病院へ一緒に行ってあげてください」
「草薙さん」
護刃は都庁の前で思いがけない人と出会った。
「お譲ちゃん? どうしてここに?」
「間に合うかどうか分かんないけど、庚さんって人を護りに行くんです」
草薙は庚がいるところは、おそらく地下だと告げ自分が案内すると申し出た。
護刃が何故そんな事を知っているのか尋ねる。
「お譲ちゃんには今まで言えなかったが俺は『地の龍』の1人だ」
『地の龍』と聞いて火煉と蒼軌が臨戦態勢に入るが――、
「待て待て。俺は事を構える気はない」
両手を上げて降参の意を示しながら言う草薙の姿に矛を収めた。
「とりあえず彼に案内してもらいましょうか?」
「そうね、のんびり話を聞く余裕もなさそうだし」
「じゃあ草薙さんお願いします」
そうして4人は都庁の中に入っていった。
嵐と空汰を見送った後、当初の目的を思い出した神威が辺りを見渡し「丁がいない」と呟く。
ここに来た時いたかどうかも定かではない。
「どこかへ逃げたか? こちらの夢見に聞いてくる」
そう言いながら封真は目を閉じ次に開いた時に「東京タワーだそうだ」と、事もなげに言った。
3人でタワーへ向かっている最中に神威は最初に丁と夢で会った時、
都庁と東京タワーの2か所だけが残っていた事を思い出していた。
最近太ってきたような……
動けばいいだけだと分かっちゃいるんだけどね
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嵐が目覚めると心配そうな空汰と神威、昴流の顔が見えた。
「嵐、俺が分かるか?」
「はい空汰さん。皆さんに心配と迷惑をかけてしまったみたいで、すみません」
「元に戻って良かった」
座ったまま倒れこんでいく昴流の身体を神威が抱きとめる。
周囲の気遣わしげな声にちょっと疲れただけだから大丈夫だと答えた。
「昴流さん、ほんまに有難うございました」
「有珠川くん。そんな事より怪我の治療が先です。鬼咒さん、病院へ一緒に行ってあげてください」
「草薙さん」
護刃は都庁の前で思いがけない人と出会った。
「お譲ちゃん? どうしてここに?」
「間に合うかどうか分かんないけど、庚さんって人を護りに行くんです」
草薙は庚がいるところは、おそらく地下だと告げ自分が案内すると申し出た。
護刃が何故そんな事を知っているのか尋ねる。
「お譲ちゃんには今まで言えなかったが俺は『地の龍』の1人だ」
『地の龍』と聞いて火煉と蒼軌が臨戦態勢に入るが――、
「待て待て。俺は事を構える気はない」
両手を上げて降参の意を示しながら言う草薙の姿に矛を収めた。
「とりあえず彼に案内してもらいましょうか?」
「そうね、のんびり話を聞く余裕もなさそうだし」
「じゃあ草薙さんお願いします」
そうして4人は都庁の中に入っていった。
嵐と空汰を見送った後、当初の目的を思い出した神威が辺りを見渡し「丁がいない」と呟く。
ここに来た時いたかどうかも定かではない。
「どこかへ逃げたか? こちらの夢見に聞いてくる」
そう言いながら封真は目を閉じ次に開いた時に「東京タワーだそうだ」と、事もなげに言った。
3人でタワーへ向かっている最中に神威は最初に丁と夢で会った時、
都庁と東京タワーの2か所だけが残っていた事を思い出していた。
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