いのちの煌めき

誰にだって唯一無二の物語がある。私の心に残る人々と猫の覚え書き。

ダイエット 偽りの食欲に騙されないで…

2025-02-01 18:57:00 | 日記
ストレスというニセの食欲(この食欲は脳の錯覚)に騙されて、ダイエット中に揚げ物やケーキなどの脂質を含む食べ物を食べてしまうと、「また食べてはいけない物を食べてしまった…」と後悔や罪悪感が生じてストレスが増しエモーショナル イーティングという悪循環が起こることまでは、昨日の日記に書きました。

では、どうすればこの悪循環から脱出することが出来るでしょうか?

それには、ニセの食欲が引き起こしている心理的な空腹感に騙されないで、体のエネルギーが足りなくなった時に起こる、本当の食欲を正しく満たすようにすれば良いのです。

「一生痩せ体質になるすごい習慣」の野上浩一郎氏は、豆類、ゴマやナッツ、ワカメなどの海藻類、野菜、魚類、きのこ類、いも類、米類、発酵食品をまんべんなく取り入れた「ベース食」をダイエット食として勧めています。これは、とくに目新しい事ではありません。昔から言われている「お野菜多めのバランスの良い食事」のことです。

これに対して脂質が多い、糖質が多い、あるいは高脂質と高糖質が組み合わさっている高カロリー食品などは、例えばラーメン、ハンバーガー、とんかつ、ケーキ、クッキー、菓子パン、アイスクリーム、甘いドリンク、中華まん、、等々、最強に太りやすい「娯楽食」となります。
ダイエット中これらの食品は出来ることなら、避けるべき食品ということになります。
でもダイエットのために、自分の好きな食べ物を全て我慢するなんて、とうてい無理なことですよね。
基本的には、バランスの良いベース食をしっかり食べて、本当に身体が必要としている栄養素が満たされるように食生活を整えていく必要があります。
それでも時には食べたい娯楽食を楽しみ、ストレスを溜めないダイエット生活を送ればいいということになります。大切なのは娯楽食を食べるにも適切な方法があるということです。

その詳しいメソッドについては、ここには書き切れないので気になる方は是非、野上浩一郎氏の著書を手に取って、ご自身で確認してみてください。








ダイエット200日目

2025-01-31 12:13:00 | 日記
ダイエットも200日目を迎えました。
6ヶ月強でマイナス10キロの減量です。適正体重までは、まだもう少し時間がかかると思いますが、続けて頑張ります。

今日は昨日の続き…
必要以上に食べるのは、エモーショナル イーティングという心理的な食欲のせいだと「一生痩せ体質になるすごい習慣」の著者、野上浩一郎氏は書いています。

痩せなければいけない…と自分を追い込む我慢がストレスになり、ストレスを感じると脳内にストレスホルモン「コルチゾール」が分泌してきます。すると今度は、脳がストレス緩和のために快楽を感じさせてくれる「エンドルフィン」の分泌を促そうします。このエンドルフィンを手っ取り早く分泌させるのが、揚げ物やクリームたっぷりのケーキなど脂質を多く含む食品なのです。

だから人の脳はストレスを強く感じるとそういう物を「食べろ」と司令を出してきます。しかし、それは本当に身体が必要としている栄養素を含んだ食べ物ではありません。それゆえ、これを「ニセの食欲」と呼びます。
このニセの食欲に騙されて、継続的に食べ続けてしまうことをエモーショナル イーティングといいます。

もう少し整理して説明すると、ストレスによる心理的な空腹から、脂質の多い食べ物を食べることで一時的にストレス解消はしますが、それでは身体に必要な栄養素が満たされないので、体調が悪くなったり太ったりしてきます。

結果、そういう物を食べたことへの罪悪感や後悔が心に湧きあがり、それがまたストレスになります。そしてこのストレスがまた「ニセの食欲」を生じさせることになるのです。
こういう悪い循環が継続的に続くことがエモーショナル イーティングです。
この悪循環を断ち切らなければ、ダイエットには成功しません。

では、どうすればいいのでしょうか?
続きはまた明日…

ダイエット本の紹介

2025-01-30 20:13:00 | 日記
野上浩一郎氏の「一生痩せ体質になるすごい習慣」という本の紹介を少し。

テーマが『ダイエットに必要なのは、過度な努力ではなく、正しい知識と日々の習慣』ということになっています。

ダイエットをする時、食事や運動については、いろんな場面でよく話題にのぼりますが、この本には「メンタル編」という章があって、これがなかなか良いと思います。

「痩せられないのは、あなたのせいではありません。太った理由は怠惰だからでもありません。痩せる知識が足りないだけ、痩せる習慣ができていないだけ。ただそれだけです。」と書き始められていて、私の心にグッときました。

私は太っている自分のことを気にしていないと言いながらも、やっぱり太ってしまった自分のことを心のどこかで後悔していたのだと思います。だからこの言葉を読んだ時、すごく慰められました。

この本のメインのダイエット方法は、健康的な食事の「ベース食」と好きな物を食べられる「娯楽食」を数日ごとに繰り返す、ストレスの少ない食べ方を推奨しています。私も今、この方法も取り入れながら、他の方法も併せてダイエットを進めているところです。




久しぶりの更新です

2025-01-10 17:41:00 | 日記
明けまして、おめでとうございます。
ダイエットが思うようにはかどらず、こちらのブログになかなか戻ってこられません。あと数キロのところで、長らく足踏みしています。ダイエットとは、そういうものだったと改めて思い知らされています。ダイエットアプリのほうにもUPした記事なのですが、こちらでもシェア出来る内容かな?と思う記事を一つ投稿してみます。

先日、前の職場の同世代の同僚と話す機会がありました。
彼女は少し痩せてスッキリした私の姿に、ちょっと驚いたみたいです。「どんなダイエット法をしたのか?」と尋ねられたので、「ダイエットアプリを使った食事管理をしている」と自分の食事写真を見せながら説明したりしました。
最近は食事も外食やスーパーのお惣菜は少なめにして、出来るだけ自炊で野菜多め、健康的な食事に注意していると話すと、写真を見ながら「これはどんな調理法なのか?」とか、「これも自分で作ったのか?」といろいろ質問されました。私が「ほとんど手作りだけど…」というと彼女の顔が少し歪んだのがわかりました。
それから更に「このサラダの味付けは何?」と重ねて聞かれ私が「普通の市販のドレッシングよ」と答えると「市販のドレッシングなんか油いっぱいで、添加物もいっぱい入ってるやん!体に悪いんと違う?」といわれたり、「この食パンはどこのパン?スーパーで売ってるパンは体に良くないんやで」とも言われました。私にしてみれば、そんなことは大きなお世話です(笑)

彼女はもともとスタイルが良くてスラリとした美人。
「あっ、そうか…この人、かつてのもっと太っていた私に少なからず優越感を抱いていたんだな…」とその時、私はやっと気が付きました。私が痩せたことで、そんな気持ちが騒ついて面白くないんだ。
小さなことでも何か、一つの変化が起こると、その周りには目には見えない様々な波紋が広がっていく。彼女は一緒に働いていた時には、仲良さそうに振る舞っていたけれど、別に本当に私のことが好きだったわけではないのだと感じた出来事でした。

彼女に言われた言葉が心に残っていたので、最近はホームベーカリーを使って食パンも手作りするようになりました。焼き立てパンは美味しいな。
今度、彼女に会う機会があれば、「いろいろアドバイスしてくれて、ありがとう」とお礼を言いたい。


食生活を見つめなおして

2024-09-03 19:17:00 | 日記
しばらく更新出来ない日が続いていました。更新しなくても、特段の不都合はないとも思っていました。
そんなブログでも訪ねて下さる方がいてコメントまで残して下さり、驚くと同時にとても感謝しています。

今日は更新しなかった間にあった印象的な出来事と、そこから自分が考えたこと感じたことを書いてみようかな…と思います。

ちょうど1ヶ月くらい前、父と母の通院介助に行きました。いつもの事ですが、とても大変でした。
早朝から用意して、実家までお迎えに行き、朝一の総合病院へ父を伴います。父には少し認知症の症状が出始めています。脳外科と内科、それぞれに待ち時間は長いです。
診察後、急いで両親のお昼ご飯を調達し、実家へ帰宅。
私はお菓子とコーヒーをサクッと食べて、灼熱の大暑の中へ。
病院へ行く日はヘルパーさんが来ないので、私が買い物に行きます。母の買い物は難しい。
「何、買ってきて欲しいの?」と聞いても、「適当に私の好きそうな物、買ってきて」と言います。だからといって、本当に適当な物を買って帰ったら不機嫌です。
母の喜びそうなものをアレコレ見繕って買い物しなければなりません。それだけでも、相当な脳内疲労です。
大量の商品を車に積み込んだ後は、もう滝汗。それから実家に戻り、買った物を冷蔵庫や戸棚へ。その後、トイレや洗面台など汚れの気になるところを大急ぎで掃除し終わった頃には、そろそろ午後の診察が始まる時間です。

整形外科へ母の送迎、その後、別の内科医院への送迎。父は手引きで歩けますが、母は車椅子介助が必要です。
最後の内科医院の駐車場で母を車から車椅子に移動させる時、私の移動介助の方法が気に入らないと母が「チッ」と舌打ちしたのを聞いて私、もう我慢の限界でした。「自分がイラだったからって舌打ちするなんて最低!もう、いい加減にして!」とブチ切れました。

話しは少し変わりますが、私のダイエットは継続中です。そろそろ50日目になりますが、今のところ成果は−4キロ、まずまずの滑り出しです。
ダイエットアプリ「あすけん」では栄養指導が伴います。指導通りに食事を調整していくと体質改善されてきた実感も得られています。
私も甘い物への執着心が殆どなくなり、食事の味付けも薄味になってきました。ジャンクな食べ物も食べたいと思わなくなり、野菜や海藻、キノコなどの副菜の量が格段に増え、外食やお惣菜より自炊したものを食べたいと思うようになっています。
「食べることは生きること」という言葉がありますが、私は今回のダイエットを通して、まさにこの言葉を噛み締めています。
食事は私たちの健康の土台となるものですが、食事を通していかに健康を保つかということは命を育むことそのものだと思うのです。そして食事は単に栄養やエネルギーを補うことに留まらず、もっと奥深いものを私たちにもたらしてくれるもの。人の記憶や生きるうえでの心の姿勢などは、すべて食べることと深く関わっているのではないかと考えるようになりました。
食事によって人生は豊かにも、乏しくもなり得るものではないだろうか、と。

そして自分と自分の家族の過去を振り返った時、母の食生活の激しい乱れに思い至りました。母は昔から物凄い偏食家なのです。甘い菓子パンやケーキ、お饅頭やチョコレート、そんな物を食事の代わりにしています。魚は大嫌いで、肉も決まったものしか食べません。野菜もほとんど食べないし、果物はカットされていれば少しは食べます。そういう食生活を何十年も続けてきて、健康にいられるはずはありません。身体中に痛みを抱え、いつも不機嫌な顔をしています。それは、最近の事ではなく、わたしが物心ついた頃からそうでした。私の記憶の中の母は物凄い肥満体で、眉間にシワをよせ、いつも怒っていました。
当時は何もわからなかったけれど、それでも「どうして、うちのお母さんはいつも怒っているんだろう」と思っていました。
でも今はわかります、母には根本的にあらゆる栄養素が足りていなかったのだということが。それは、今も昔も変わらない、母の有り様なのです。栄養が足りない母は、いつも足りない何かを埋め合わせようと、甘いパンやお菓子を貪っていたのだと思います。でもそれらの物では決して、心も身体も満たせなかったのでしょう。

食べることは生きること、私はこの言葉を胸に今を大切に生きていこうと思っています。