いのちの煌めき

誰にだって唯一無二の物語がある。私の心に残る人々と猫の覚え書き。

シナモンジンジャーティー

2025-02-17 21:10:00 | 日記
もう10年近く前だと思う。とても寒い日に、とある山の上のカフェまで娘とドライブしたことがある。確か…娘が行きたいと言ったからだ。

店内には手作りパンが少し置かれていて、メニューもパンプレートのような品と手作りデザートが中心だった。窓際の席に着くと、遠くに海が見えた。

とにかく寒い日だったので、お勧めメニューを注文したところ熱々のポットに入った「シナモンジンジャーティー」が出てきた。
一口飲んだだけで、フワーっとシナモンの香りが漂って、身体中が温まりホッとする気分になった。
私はその時からほぼ毎日、シナモンを口にするようになった。

今でも、あのカフェは開いているのだろうか?
寒い朝、シナモンジンジャーティーを飲むと、時々思い出す過ぎた日の景色。

シナモンは薬膳では「熱」という分類になり、体を温める効果では一番強いグループに属しているそうです。








電気圧力鍋を上手く使いたい

2025-02-14 19:04:00 | 日記
電気圧力鍋を使いこなしたく、この本を買いました。

はじめは、黒豆を炊くために電気圧力鍋を購入したのですが、最近やっと思い通りの味や柔らかさの黒豆が炊けるようになりました。

新しい道具は一見、便利なようですが実際に使ってみると加減が分からず「使いこなす」というところまでは、なかなか到達しません。

昨日、電気圧力鍋で「豚スペアリブのマーマレード煮」を作りました。
レシピ通りの味付けでは自分の口には合わず、後から加熱調理機能を使って、味を整えました。たぶん…そういう使い方で良いのだと思います。そうするために、わざわざ加熱機能が付いているのでしょう。

ローストビーフも先に電気圧力鍋で作り置きしていたので、今日の昼食はそれらでランチプレートを整えました。栄養満点で、美味しかったです。

また蓮根とコンニャクも今日、使い切りたかったので、筑前煮のレシピを使って調理してみました。こちらも煮込み時間は、あっという間に終わります。圧力鍋のこのスピード感は、とても魅力的です。
ただ、味付けはスペアリブの時と同様に、後から調整する必要がありましたが、その時間を合わせても普通に調理するよりは、ずっと時短になります。

まだまだ使い続けないと手順も味付けも、自分のものにはならないと感じましたが、普段の料理をしている傍らで、もう一品、放って置いてもほぼ仕上げてくれる電気圧力鍋は、今の私のお助けアイテムになっています。

この本はamazonで購入しましたが、少し昔のレシピみたいですね。煮込み料理が中心です。ネットで検索すると、圧力鍋でお菓子を作ったりしている強者もいます。私もいつか、デザートまでこの電気圧力鍋で作れるようになれたらいいな…












黒豆の効能について

2025-02-07 15:03:00 | 日記
私は黒豆が好きなので、お正月以外でも黒豆を食べています。黒豆には様々な効能があるらしいので、調べてみました。

黒豆の黒い皮にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。
アントシアニンには血糖値の改善、動脈硬化の予防、中性脂肪を減らす等の効能があります。

また黒色の色素にはブルーベリーと同じように視力を回復させたり、強い抗酸化力と血流をよくする作用により冷えの防止やむくみの予防にも効果があります。

大豆イソフラボンという成分には美肌効果、骨粗しょう症予防、更年期症状の緩和などの効果が期待できます。

また大豆サポニンにはコレステロール値を下げる、肝機能を高める、体内の活性酸素を除去し脂質の酸化を抑える作用もあります。それ以外にも脂肪の吸収を抑え、肥満を予防する効果もあり、ビタミンB1やB2、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物繊維、オリゴ糖なども含まれています。

昔から漢方では、黒豆は解毒剤としても使用されていたそうです。

私は黒豆の産地、丹波篠山には健康長寿の高齢者が、たくさんおられるというTVニュースを観た時から黒豆がとても気になりました。今ではダイエット食の一つとして、毎日食べるようにしています。実は黒豆を炊くために、電気圧力鍋まで買ってしまいました。

「薬膳の食卓365日」という本

2025-02-02 17:03:00 | 日記
今日も全国的に寒い日ですね。
節分の話題は他の皆さんも、たくさんUPされていると思うので、私は寒い時に自分がよく食べる身体を温めてくれる食べ物について、書こうと思います。

今、薬剤師、国際中医師の資格を持つ川手鮎子さんという人の「薬膳の食卓365日」という本を読み始めています。365日、毎日カレンダーのように、その日の箇所を読めばよい仕様になっていて、挿絵のイラストもとても可愛いくて、私好みでもあります。
ページを開いてゆくのも楽しい一冊です。

漢方や薬膳では「中庸」ということを大切にするそうです。
五臓六腑は一つの臓腑が元気過ぎても、弱っていても良くないので、お互いに連絡しあって「中庸」を目指し、健康でいられるように整えようとしています。私達の体は季節ごとの影響を受けるので、その時々に季節や体質を考慮した適切な食材を選び、五臓六腑のバランスを保ちやすいように手助けするとよい…ということになります。

体質には色々あるので、個々人でよく調べてみてください。

例えば、自分が冷え性だからといって、体を温める食べ物だけに偏ると、温まり過ぎて皮膚病が出たり、火照ったりする症状が出ることもあるそうです。偏らないことも「中庸」だと言えるでしょう。

私は寒い時には、よく「ぜんざい」を食べます。餡子が大好きだからです。
小豆は漢方の材料にも使われ、むくみや尿量減少、皮膚の出来物の改善に使われたりもするそうです。

日本では民間療法として母乳の出を良くしたり、ビタミンB1不足による脚気の治療に使われたりもしてきました。栄養学的には鉄分や食物繊維が豊富なので、貧血予防や便秘にも効果があります。
体の中の余分な水分を排出し、解毒の効能もあるので、食べ過ぎや飲み過ぎで疲れた胃腸にやさしく栄養補給でき、浮腫に悩む女性にも向いている食材です。

薬膳というと何か特別なもの、難しいもののように先入観を持っていましたが、この本を読んでいると、日々の生活に寄り添った自然な食生活の推奨のようなことなのかな…と感じるようになりました。
薬膳についても少しずつ、勉強していきたいと思っています。







ダイエット 偽りの食欲に騙されないで…

2025-02-01 18:57:00 | 日記
ストレスというニセの食欲(この食欲は脳の錯覚)に騙されて、ダイエット中に揚げ物やケーキなどの脂質を含む食べ物を食べてしまうと、「また食べてはいけない物を食べてしまった…」と後悔や罪悪感が生じてストレスが増しエモーショナル イーティングという悪循環が起こることまでは、昨日の日記に書きました。

では、どうすればこの悪循環から脱出することが出来るでしょうか?

それには、ニセの食欲が引き起こしている心理的な空腹感に騙されないで、体のエネルギーが足りなくなった時に起こる、本当の食欲を正しく満たすようにすれば良いのです。

「一生痩せ体質になるすごい習慣」の野上浩一郎氏は、豆類、ゴマやナッツ、ワカメなどの海藻類、野菜、魚類、きのこ類、いも類、米類、発酵食品をまんべんなく取り入れた「ベース食」をダイエット食として勧めています。これは、とくに目新しい事ではありません。昔から言われている「お野菜多めのバランスの良い食事」のことです。

これに対して脂質が多い、糖質が多い、あるいは高脂質と高糖質が組み合わさっている高カロリー食品などは、例えばラーメン、ハンバーガー、とんかつ、ケーキ、クッキー、菓子パン、アイスクリーム、甘いドリンク、中華まん、、等々、最強に太りやすい「娯楽食」となります。
ダイエット中これらの食品は出来ることなら、避けるべき食品ということになります。
でもダイエットのために、自分の好きな食べ物を全て我慢するなんて、とうてい無理なことですよね。
基本的には、バランスの良いベース食をしっかり食べて、本当に身体が必要としている栄養素が満たされるように食生活を整えていく必要があります。
それでも時には食べたい娯楽食を楽しみ、ストレスを溜めないダイエット生活を送ればいいということになります。大切なのは娯楽食を食べるにも適切な方法があるということです。

その詳しいメソッドについては、ここには書き切れないので気になる方は是非、野上浩一郎氏の著書を手に取って、ご自身で確認してみてください。