いのちの煌めき

誰にだって唯一無二の物語がある。私の心に残る人々と猫の覚え書き。

ユーミン〜ひこうき雲によせて、No.6

2024-02-16 14:41:00 | 日記
1月27日に亡くなった、愛猫の思い出。

鏡に映る、自分の姿を見るのが好きだった。
鏡に驚く猫もいるらしいが、この子は自分が映っていると判っていた。
いつも「ボクって、イケメン」と悦にいった姿を見せた。
抱っこされて、一緒に姿見を見るのも好きだった。
もう居ないなんて、まだ信じられない気持ち。







空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲

ユーミン〜ひこうき雲に寄せて、No.5

2024-02-15 10:58:00 | 日記
1月27日に亡くなった、愛猫の思い出。

オモチャ遊びが、大好きだった。
オモチャを口に咥えて、よく持って来た。
「遊ぼう」って。
運動神経は良い。高くジャンプもした。
他のどの猫より、活発で元気だと思い込んでいた。
でも一番先に、天国へ逝ってしまった。

今、思い返すと猫自身が、
亡くなる前の「好きなこと巡り」をして、
私達、残していく家族に、好きだったことを一つ一つ教えてくれていた。
「これも好き」「あれも好き」…
みんなと一緒に居られて、「ボクは本当に幸せだったよ。嬉しかったよ」と。









白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇っていく
何もおそれない、そして舞い上がる

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲





ユーミン〜ひこうき雲に寄せて、No.4

2024-02-11 16:19:00 | 日記
南側の掃き出し窓での、お昼寝も好き。
私が洗濯物を干していると、よくそこに居た。
外側から、コンコン…と窓を叩くと、
「なんだよー」と眠そうな顔をした。
いつも居たはずなのに、今は居ない…
不思議な気持ち。そして淋しい。







誰も気づかず ただひとり
あの子は昇っていく
何もおそれない、そして舞い上がる




ユーミン〜ひこうき雲に寄せて、No.2

2024-02-11 00:09:00 | 日記
あの子の好きだったもの、ボリボリ…
8の字型の大きな爪研ぎ。
ボリボリ爪を研いだり、ゆっくり寛いだり。
亡くなる少し前、じっと、その上に香箱座りして、「ボク、コレ好きやったよ」と教えてくれた。

喜んでもらえて、私達も嬉しかったよ。






空に憧れて、空を駆けてゆく、
あの子の命は、ひこうき雲