いのちの煌めき

誰にだって唯一無二の物語がある。私の心に残る人々と猫の覚え書き。

公衆浴場で思ったこと

2023-10-04 13:52:00 | 日記
体調改善を期待して、近場の温泉施設をよく利用する。平日の昼間、3箇所くらいの所に、ローテーションで通っている。
勝手知ったる…な感じで、だいたいスムーズに入浴できて感謝している。
ただ時々、?…な入浴客にも遭遇する。

平日の昼間は、どこでも、そんなに混雑していない。洗い場にも余裕がある。それなのに、わざわざピッタリ隣りに座りに来る人がいるのは、なぜだろう?

私は、シャワーや石鹸の泡が飛ばないように気を付ける。また、タイミングをみて自分から席を変えて、間隔を空ける。

場所によっては、自分の背面にも洗い場の席があって、後ろや、斜め後ろの席に座られることがある。もしかしたら、その場所が、その人の拘りの席なのかも知れない。

でもやっぱり、こちらとしては気になる。それで、また、自分から席を移動する。それは特別、嫌なことでもない。そういうものだと思っているから。

ある時、私の洗髪中、斜め後ろの席に座った人がいた。いかんせん、こちらはまぁまぁ長めの髪を一生懸命洗っていたので、申し訳ないが、全く気が付かなかった。それで、調子良くシャワーを使っていたら、突然「ちょっと!シャワーのお湯、かけんといて!」と叱られた。全裸の時に、大声かけられると本当にビックリする。

「あっ、すみません。気が付かなくて…」と咄嗟に謝ったが、なんだかモヤモヤした。他にも席、空いてるよね?

自分のやり方は、指先一つも変えないで、相手の言動は何がなんでも、自分の思い通りに変えさせようとする、強い自我の押し付け。そういうことに、私は驚く。

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。

どこかの外国の先生の言葉を思い出した。
また私は、そうありたいと思う。

せっかくの温泉だもの、気持ちよく過ごしたい。