“ベトナムは仏教国です”とは旅行パンフレットなどに書かれています。ベトナムで暮らしてみても確かにそのような気がします。しかし、本当にそうかな?という疑問もつきまといます。
写真は私の家の近くにある寺の正面です。龍華寺といいます。寺の名前を初め、漢字主体の標記です。それはベトナム仏教が、日本などと同じように中国仏教の影響下にあったためです。
ところが、今の若いベトナム人はこの漢字が読めません。日本人なら中国語は知らずとも寺のあちこちに書いてある漢字説明はそこそ理解できます。
寺に行くたびに、自国文化の屋台骨を構成する仏教の活動機関である寺と民衆の心がどこまで溶け合っているのか、疑問に思ったりしますがどうでしょうか?
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