恋するスミレ

  テレビの向こう側の人に恋に落ちるなんて思ってもみなかった。

サマレス第1話

2012-07-09 | 向井くんドラマ
1年以上企画があたためられて作られたらしい日曜劇場「サマーレスキュー~天空の診療所~」いよいよスタートしました。


オープニングはいきなり山岳診療所に命に関わる重症患者が二人運び込まれてきて、天候不良と日没を考えると今日中にヘリで麓の病院に運べるのは一人だけ。どちらの患者を選ぶのか、選択をせまられている場面から。

時は二日前に戻って明慶大学病院。ぱりっと糊のきいた白衣姿の速水先生は自信に満ちあふれていて、難しそうな手術を執刀中。その腕前はみんなに認められているようです。
ところが、婚約者の父親でもある沢口教授から突然、あしたから山の診療所に行ってくれ、と頼まれる。
「君の目に、あの診療所がどううつるか、意見を聞きたい。」

とのこと。
どうやら山の病院に誰か医師を一人翌日から派遣することは決まっていたようで、それが突然速水先生に代わった理由は謎。
沢口教授の鶴の一声で決まったようですが・・・こちらは2話以降あきらかになるでしょうか。

とにかく翌日に山に登るので、山支度。
モンベルで上着や靴やらリュックやら買ったんでしょうか。

速水先生のおうち。
お母さんと二人暮らしのようですね。
お父さんは「ろくな医療も受けられず」病気でなくなったようです。
それが速水先生が最先端の外科医療に携わる医師になる原動力になったのでしょうか。

なんで山??という疑問を抱きつつも、尊敬する教授のいいつけなのでこなしてこよう、といった感じで出発。

しかし思った以上に山は厳しく、途中で水を切らしてしまいあわや遭難か、ぐらいの感じで到着。
途中水を分けてもらった女の人は、診療所に隣接する山小屋の娘で、元看護師。山をなめてる人間は周りに迷惑をかけるから許せないので、速水先生にも最初から辛辣。

朝食と夕食はみんなで一緒に、というのが山のルールだそうですが、最初の夕食は歓迎ムードの中「食欲ないので、先に休ませてください」と中座する速水先生。

お風呂はこれです♪

一週間いるつもりだけど、ずっと風呂なし・・・?!
そして雑魚寝。

翌朝、さくっと速水先生に診療所を任せて山を下りる倉木先生。
先生が一週間とか交代で勤務する感じなんでしょうか。

診療所を任された速水先生は、家庭の薬箱と替わらない装備の診療所に愕然。
でも、患者もそれほど頻繁に来ないらしいことを聞いて特になんの感慨もなく。電波が通じやすいとおしえてもらった尾根まで30分かけて登ったりしている。

そこで山小屋の娘の遥が看護師だったらしいことを知ったりする。

そして急患2名発生!
テキパキ診断を下す速水先生でしたが、痛み止めは飲み薬しかないし、輸血用の血液もない。
「なんにもないじゃないかっ!!」

そして冒頭のシーンに戻り、ヘリを要請するも、今日中に運べるのは一人。
一人を選ぶことが出来ない速水先生から衛星電話を奪い取って電話相手の倉木先生に判断を仰ぐ遥。

肺水腫の女性はヘリで搬送したけれど、開放骨折の男性は止血も出来ず、傷口を押さえて出血を最小限に押さえて翌朝のヘリを待つしか出来ることがない。

「お、おれは何をすれば・・・」
「患者さんの手を握る。名前を呼ぶ。それが医療の第一歩です。先生の手のぬくもりが患者さんを励ますんです。」

とっても素直に言うこと聞く速水先生。
たぶん、本当にそれ以外なにも出来ないってわかったからかな。
そして、この人に息子がいるって分かったことも、影響しているのかな。
自分の父親が、ろくな医療を受けられず亡くなったので、この人の息子のことを自分に重ねてしまったのかも。
自信家で無愛想な印象の速水先生が、意外と人として優しい部分を持っているのかも、と思わせる場面、ってこと・・・ですね?

そしてなんとか朝まで骨折患者岡部さんは持ちこたえ、ヘリで搬送されてめでたしめでたし。
山へ(心配で?)戻ってきた倉木先生がよかったよかった言う中、怒りをぶつける速水先生。

「詐欺じゃないですか!」

「診療所があれば、治療が受けられると思って患者はやってくるのに、医療機器もなにもなくて。期待だけもたせて実ははなにもしてやれないなんて、こんなの詐欺じゃないですか!!」

それに対して倉木先生は平然とそれは違うと言い切る。「患者は医療機器に会いにやってくるんじゃない、医者に会いにやってくるんだ。」

さぁ、このあたりの見解が、今後どう変化していくんでしょうか。

第2話も待ち遠しいですね!!
内山さんとも再共演ですしね・・・。