新・CHOCOっと日記

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「声」について

2004-12-09 | CAPOEIRA
つい先日、音に関する資料を目にする機会があり、その中に非常に興味を引いた文章がありました。「歌と音楽療法」についての部分だったんですが、声の力について科学的な見地から素晴らしい考察がありました。声(音)の本質は、心を動かすパワーがあるそうです。ただ歌う、ただ演奏するだけでは駄目らしく、自分自身が「虚」になり(これが難しそう…)、自然に開放される音が心を打つのだそうです。その癒しレベル(?)にも段階があるそうで、その段階によって、やすらぎ、パワー、喜び、怒りなどの感情が左右されるだとか。
音楽に携わることが、これまでの生活にあまりなかったので、最近の生活は非常に張りがあるように気がします。緊張した気持ちでなく、とても緩やかな暖かい気持ちになってます。歌の練習がとても気持ちイイんです。難しいリズムの練習と長く演奏しつづける持久力、誰にでも届くようなおなかの底から発した歌。これまでの音楽練習は、このことをベースに続けられてきたと思います。
しかし近頃考えることは、大きな声を出さなくても心には届くんじゃないかな、速く細かいリズムで圧倒するよりも、ゆるいリズムのほうが心地いいのではないかな、などなど、根本的な考え方が変化してきているんです。もちろん、これまで大きな声の練習や速いリズムの練習を繰り返してきたからこそ、こう考えるようになったんでしょうけどね。
自分の進む道に、灯りがさしている気がします。