新・CHOCOっと日記

カポエイラ、ザ☆バケッターズ、ゲーム、
子育て、バイクなど気が向いたら好きなこと書いてます

最後の水曜日

2006-01-19 | CAPOEIRA


トモノス廃館ニュースがまわりをにぎわす中、最後の水曜練習が行われました。最後といっても、元々、週に3回も借りていたこと自体かなり贅沢な話なわけで、普通に戻ったというところでしょうか。この日は最後のBAHIAおじぃちゃんのミッチリ練習がおこなわれ、いい感じで体が温まったところでゲーム練習で締めくくりました。個人的には、メンバーの集まり具合から考えて、週に二日の練習でも問題はないように思えるのですが、そうなると完全に個人の練習が絶対を占めることになるので、各自のモチベーションを保つことが非常に難しくなるのではと懸念しています。
以前のように全員が集まることができる時間帯にまで時間を調整することはどうか。しかしそうすることで自然と終了時間も遅くなり帰宅時間も深夜にずれ込むことになります。それは必ず体に疲労として蓄積され、次の日の仕事や用事にも大きな影響を及ぼすことになります。屋外で練習していたときは家に帰り、寝る時間は夜中の2時、3時はあたりまえでしたから。睡眠不足による集中力低下の結果、次の日の現場で居眠りしたり、車の運転で危険な目にあうこともしばしばありました。

やはり、体ありきのカポエイラ、仕事ありきのカポエイラですからね。

これからは水曜日をメインに考えていたメンバーには本当に申し訳ないのですが、各自の個人練習ということでいきましょう。もちろんこれからも利用場所探しのほうは手分けをして行い、かなうなら再び水曜日の練習を再開することもいいのではないでしょうか。

でも、どうせなら木曜日の練習を再開しません?
ゴロいいじゃないですか、火、木、土って。
一日おきってところが、うちのアカデミアっぽいし!




トモノス廃館報道を受け

2006-01-19 | CAPOEIRA
去る1月13日、大阪市長の市政改革案が発表されました。そこには2008年までの市収支の大幅な落ち込みにより早急な対策が必要とされる旨が報道されていました。その中に、トモノス25館、児童館10館などの福祉施設が、2005年度末を境に廃止されることが盛り込まれています。建物の老朽化や利用効率などから「役目は終えた」とはじき出したそうです。意味なく公費を流す市長選挙を終えたおとぼけ関市長は「力強い!内容がある!95点!」と豪語しているそうです。
よくよく考えてみれば、自らの運営ミスあるいは長期的視野が欠落していたことで招いた今回の財政危機を、住民や利用者を中心としたところから切り捨てていくのはどうかと思います。そのくせ、マニフェストになぞり、各区役所には「目玉となる市民サービス」を競わせる有様。うわべだけ、目先だけの市民サービスしかあがらないのだから、第3セクターが次々と経営破たんすることもうなづけます。
「派手好き大阪人」を地で行く大阪市。いや、大阪市長か。各施設に所属されている職員の方々はきっとやりきれない思いでしょう。GRUPO BAHIAもトモノスにお世話になっているサークルのひとつです。日は浅いですが、これまでに近隣の皆さんとの催しにも顔を出しています。そこでも職員の方々の一生懸命な働きを知っています。我々サークルと一丸となって取り組む姿勢は素晴らしいものでした。一握りの無能無知な人間のせいで、これまでの努力の結晶が失われていくことが非常に残念です。
まだ、この改革案は正式に決定したわけではありません。館の廃止となると大阪市条例を改正する必要があるので、正式な判断は市議会に委ねなければなりません。きっとこのパフォーマンス的な改革案には市議や職員の中にも抵抗する人は多いはず。トモノスにかかわる一員として、ぜひとも頑張っていただきたいです。
どうか、これまでの30年間の地域密着で築きあげられた実績を忘れずにいてほしいです。