新・CHOCOっと日記

カポエイラ、ザ☆バケッターズ、ゲーム、
子育て、バイクなど気が向いたら好きなこと書いてます

お楽しみの宴

2006-06-17 | ザ☆バケッターズ
先週ブログの中でチラっと書きましたが、ある有名アーティストが所属されるスタジオに遊びに行きました。いちおう、ブログ掲載のことを伝えるまでは実名を出さずにヒントだけを書いたのですが、ワタシの日記では伝わらなかったかもしれません。
日本のレゲエ界でその名を知らない人はいないでしょう。そう、三木道三デス。失礼ながら、ワタシはレゲエには精通しておらず、三木さんがどういったポジションにおられるのかがよく理解できないため、あまりことの凄さに気付かなかったのですが、なぜか当日ひょっこり登場したジュンジの興奮振りを見て改めて実感しました。
20時を少し過ぎた夜、ザ☆バケッターズ+おまけ1名が大阪の某所にあるビルへと足を入れました。そこは外から見ると、ミュージシャンの方が活躍しているような華々しさは見られず、いままで現場で何度も通った道にあるごく普通のビルディングです。しかし、スタジオのあるフロアはまさに音楽のおもちゃ箱。大和レコーディングスのプロデューサーである山本さんのご案内でCD山盛りの事務所に通される。久しぶりの山本さんとの再会ですが、第一声が

「CHOCOくん、肥えた?」

シ、ショック。話の発端は、このヒドイ山本さんと大仙公園で出会えたことが始まりです。そうか、もう2年以上前の話だから細かったわな。
軽く談笑後、練習中の三木さんがいるスタジオへとご案内。扉を開けた薄暗い部屋にPCを睨み付ける三木さんがいました。もうこの時点でジュンジうきうき。しかもちゃっかりと三木さんの隣の席をゲットしてるしww。



三木さん、どうものどの調子が悪いそうで、ちょっとしたジェスチャーゲーム状態での会話がしばらく続くwww。初めは、有名な人ってすごくツンケンしてしゃべりにくい人みたいな偏見があったのですが、なんのなんの。ジェスチャーゲームが白熱してくるやいなや、隣の部屋から事務所から、次々と楽器をわんさかスタジオに入れ、大変なことに。ずんちゃか即席サンバ隊の結成でした。興奮。三木さんって見た目とは裏腹に(ゴメンナサイ)、すごくお茶目でチャーミングな方。体を目一杯使っての会話とジョークはワタシの目を惹きつけてなりませんでした。



次第に三木さんも痛いノドをかばいながら、熱い言葉を話してくれました。日本人の誇り、ブラジル、ジャマイカ、そしてレゲエに対する思い、現在の日本と日本人への憂い。「ジンガ」への熱い渇望。ジーコジャパンへのこらえきれないショックwww。
日本人だからこそ、日本を愛する。当たり前に存在する目の前の文化が、じつは一番大事で尊いものだということを痛感しました。いや、この人熱いわ。おそらく短い時間の中でかいつまんで話をしてくれたのだと思いますが、それでも十二分に想いが伝わってきました。僭越ながら、プロのミュージシャンの前でラダイーニャ歌わせていただきました。気ん持ちよかったっす。
最後に、自分に足りないものの中の一つにあった「ジンガ」を習得したいのだということから、カポエイラに対する思いも語ってくれました。今まで何度もブラジルに足を運んだもののカポエイラに携わることができず、ようやく4年越しの機会に導かれたそうです。そう、あの2年前の大仙公園の練習がなければ出会えなかった偶然。偶然から必然。かなり面白いことがありそうな予感。

まだまだ終わらない。

あっという間の4時間でした。



このリンクを継続していただいた山本プロデューサーに感謝。