2008川崎国際多摩川マラソン大会
2008年 11月16日(日)雨後曇り時々雨
★久し振りの早起き
いつも7時半~8時に起きる私だけど、今日は朝5時45分に起きて、6時に和食の朝御飯を食べる。ついご飯をお替り♪
7時前に出掛けようとすると、くろるる大興奮!
「私達も連れて行って貰える!」と思ったらしい。
確かに、遊びに連れて行く時の服装によく似ている。(笑)
「今日は電車に乗るから駄目なのよ。」と言って出るが、ルルが無理矢理出ようとするのをドアを閉めながら左膝で止めたら、ドアに膝がぶつかって かなり痛かった。
ジーンズの下に履いているランニング用パンツが破けていません様に。
★会場まで
最初から雨。傘を差して東戸塚駅まで20分歩く。
急な上り坂では「ハァハァ」こんなんで大丈夫かなあ。重いリュックを背負っているせいよね。
等々力陸上競技場の最寄り駅の武蔵中原駅には8時13分到着予定だったが、東戸塚駅で予定より5分早い電車に乗れて、川崎駅での乗り換えがスムーズに行ったので、10分早く到着した。
乗り換えでは、ランナーらしい人について行ったのが正解だった。
武蔵中原駅で待ち合わせをしていたもぐりんと合流して、会場まで同じ会場に行く人達について歩く。
「やっぱり皆痩せてるなあ。」女の人は、どの人を見ても痩せている。
足が細い!羨ましいなあ。(私は 158cm 54kg)
★スタート前
きょろきょろしながら受付場所を探し、ゼッケンとRCチップなどを受け取り、チップの取り付け方を教えて貰って、着替えをする。
着替えと言っても、上に着ているものを脱ぐだけなので簡単。
ゼッケンは1枚だけ。胸に着けるだけで良いらしい。
会場で貰ったジェルドリンクと家から持って来たジェルドリンク1本ずつ飲み、トイレを済ませて、半袖Tシャツに長いパンツ、帽子にサングラスを掛けてスタート地点へ。
スタート位置は、400Mトラックの 男子が前、女子が後ろになっていて、1番後ろからスタートするつもりで並ぶ。
不思議な程に緊張感が無い。自分が遅いことが分かっているからかな。
さっきまで降っていた雨は、スタート直前に上がる。
雨に濡れてもいい様に沢山着ている人もちらほら。
ピンクのかつらにピンクの服を着て、編みタイツを履いた男性がひとり。
え?そういう大会?
でも、そういう変わった人は彼1人だった。
スタート後には私の近くでは1度も見かけなかったから、遅いランナーではないみたい。
★9時30分 ハーフの部スタート!
人数が多いので、後方の私達は、スタート位置まではぞろぞろと歩くことになるが、スタート位置を過ぎるとジョギングペースで走り始める。
ランニングの師匠の山宗君から400Mを3分~3分10秒でとアドバイスを受けていたのだけれど、4分の3周しかしないし、上記の様な状態なので、よく分からず。
どちらにしても私の近くの人はゆっくりなので、速過ぎる心配は無さそう。
競技場から外に出て同じ位の人達と一緒に走る。
最初の給水ポイントがすぐに来て、びっくり!
え?もう給水所があるの?
でも師匠からは「すべての給水所で立ち止まってしっかり飲むこと。」と言われていたので、スポーツドリンクをしっかり飲む。他の人達はあまり飲まずに走って行く。
私は水分不足に陥り易いのでアドバイス通りにしっかり飲もう。
★前半は快調♪
後方のランナーのスピードは とてもゆっくりで、ジョギングペース。
「このペースは遅過ぎるなあ、夜の練習で3時間12周した時のペースには上げたいな。」と少しペースアップ。
私と同じ様に少しずつ抜いて行く人達と一緒に、順位を上げて行く。
ペースメーカーになる人を探したが、見付かったと思ったら、給水所で先に行かれたり、カップルで走っていた人達に付いて行ったら、途中で彼女の方がペースが落ちたりして なかなか見付からない。
年配の男性で、丁度いいなと思う人が見付かったのだけれど、
「やっぱり少しだけ遅いな。」と抜いて先に行く。
どうもこの頃から自分のペースが上がっていたらしい。
★距離表示
所々に距離表示があり、その度に時計でチェックする。
5~6分で走っている様で(走っている時には覚えていたのだけれど、今は忘れてしまった)
「もしかしたら2時間半以内にゴール出来るかも!」と益々頑張ろうという気持ちに。
10kmの表示も元気良く通り過ぎる。
「10kmって短いなあ。」と初めて思う。
途中何箇所かトイレがあり、実際に使うランナーも居た。
このトイレは大会のために設置されているのかな。それともいつもここにあるのかな。
★トップランナーは速かった~
多摩川の河川敷は殆どが上りか下りか分からない位に平坦で走り易いのだけれど、雨上がりなので所々に水溜りが出来ている。それを避けながら走るので、横に広がると走り難い。
15分遅れでスタートした10km部門のトップ集団がやって来ると
「ハーフの方は右に避けて下さ~い!」と言われて右に避け、走る幅が狭くなる。
それから先導のバイクに続いて 折り返して来たハーフ部門のトップランナー(ひとり断トツで速かった)が来ると、当然左寄りに走ることになり、なかなか大変。(笑)
でも、私達遅いグループは、平均的な人達よりはランナー密度は低い方かもしれない。
10kmの速い人達が私達を追い越す方が大変だったかも。
10kmの折り返し地点を過ぎて、追い越されることが無くなると、後ろを気にせず楽に走れる様になった。
★もうすぐ折り返し地点
ハーフの中間地点は、折り返し地点よりはだいぶ前にある。
この頃は身体はまだ元気。
でも河川敷コースって景色はあまり変化が無いし、ずっと先を走るランナーがよく見えるので、
「あんな先まで走るのねぇ・・・」と精神的にきつい。
少しずつ疲れが出ていたらしい。
給水したいなと思うけれど、その時には給水所は無くて残念。。。
この大会ならドリンクを持って走っても許してくれたかなぁ。
ウエストポーチにジェルドリンクが2本入るので、持って来ていたのだけれど、誰も持っている人が居ないので、置いて来たのだった。
デジタルオーディオプレーヤーはレース中は禁止だと思って持って来なかったのだけど、ひとりだけ使っている人を見た。
このコースなら音楽を聴きながら走りたいな。
でも人が多いから後ろから来る人の足音が聞こえないと危険かな。
★折り返し地点を過ぎて
鳥肌が立ち始め、暑いはずなのに寒くなる。
「これは脱水症状になっちゃったなあ。給水所があればなあ。」
先はまだまだ長い。きつい・・・
明らかにペースが落ち、行きに抜いた人達にどんどん追い抜かれる。
「この人に付いて行こうかな。」と思いつつ抜いた年配の男性は、イーブンペースで確実に進んでいる様で、綺麗に抜かれた。
このままのペースで最後まで行ったら 制限時間には間に合わなくなるかなあ。
折り返しを過ぎてから まだまだ先が長いと思うこの頃が1番つらかった。
ちらほら歩いている人を見掛ける様になる。
★ゴールまで頑張る!!
最後の給水所。スポーツドリンクと水を1杯ずつ飲む。
後から考えると、もっと飲んでも良かったのだけど、他の人達もそんなに飲んでいないので、ひとり2杯位のものなのかな? と勝手に思って2杯だけ。
相当きついはずなのに、「あと5km」と言われると
「5kmなら大した距離じゃないな。頑張ろう。」と思う。
あと4kmで時計を見たら、このだらだらペースを上げて頑張れば制限時間内に ぎりぎりの1歩手前でゴール出来そうな時間が残っている。
「ぎりぎりだと怖いから、数分は余裕を持ってゴールしたい。
きついなあ、つらいなあ。
来年はこのハーフにはもう出ないから、参加した今年は何が何でも制限時間内に完走したい!
こんなにきつい思いをしたのだから、絶対完走しよう!!!」
と、強い思いでゴールまで「ハァハァ」言いながら走り、人を抜いて行く。
私の近くに居る人達は歩いている人も居るし、走っている人もゆっくりだけど、私ほど「ハァハァ」言っている人は居ない。
私の他にもう1人、抜きながら進んで行く女性が居た。
★感動する余裕が無いゴール(笑)
最後は全力疾走しよう!と思っていたけれど、それは無理だった。でも自分なりに思い切りゴール!!
直後、前に膝を着いて座り込み、動けなくなる。
その場所から離れないと、後からゴールするランナーの邪魔になるので、担架が運ばれて来て、久し振りに担架に乗ることに。(爆)
救護室まで運ばれてベッドに寝かせて貰う。
意識は、はっきりしているし、脱水症状でこうなるのは2回目なので、水分補給さえすれば元気になると思ったが、問診、血圧測定、体温測定など 手際良く係の人にして貰い、スポーツドリンクを何杯も持って来て貰う。
すべて異常無し。
私の後にも具合の悪い人が次々とやって来たので、ベッドを降りて床に座る。どうせ後で着替えるので座ったのだけど、毛布を持って来て貰ったので、毛布を敷いて座り、左足のふくらはぎが攣ったので、マッサージをして貰う。
救護室の方には色々お世話になり、感謝♪
まだ靴に付いたままになっていたチップを届けて貰い、もぐりんを呼び出して貰うが、気付かない様なので、暫く休んでから 皆さんにお礼を言って外に出る。
外に出てみると、まだゴールしている人が居る。
もしかして制限時間を過ぎても、完走証が貰えるのかな。それなら最後までゆっくり走っただろうなあ。
完走証が届くのは1か月後らしい。
ゴールの写真入りだそうで・・・(笑)
終わってしまえば、思い出になる面白い大会だった。
それにしても間違い無くゴールしているはずなのだけど、ゴール後に時計を見なかったことは失敗だった。今度ゴール後に倒れる時には、時計を見ることは忘れない様にしよう。(笑)
次はラップタイムを取りながら走りたい。
(今回は時計の使い方が完全に理解出来ていなくて取らなかった。)
★もぐりんと合流
広い会場、きょろきょろと回りを見渡してもぐりんを探したけれど見付からず、携帯電話を預けていたので連絡も出来ず、来た時に荷物を置いた場所に行ってやっと会えた。
聞いてみると、私のゴールに全然気付かなかったそうだ。
もっと派手にゴールしないといけなかったみたい。(笑)
家から持って来ていた麦茶を飲んで、今日のレースについての話をしていたら、
等々力陸上競技場の補修工事を市にお願いする署名活動をしている人に会い、署名する。確かに老朽化している所が有りそうだ。
着替えを済ませて会場を後にする。
朝は駅からぞろぞろと歩いて来たけれど、帰りは人も少なく 雨ももう降ること無く 景色を見ながらのんびり歩く。
お昼ご飯を食べようと横浜駅西口の地下街に行く。
午後2時なのでもう空いているかと思ったら、殆どの店で待つ人達がいる。
沖縄料理店が出来ているのにびっくり。暫く来ない内に駅もだいぶ変わっている。
待ち時間の短いお蕎麦屋さんで久し振りに天ぷらを食べる。
車海老天入りの具沢山の冷たい蕎麦を食べたら満腹になった。
もぐりんは、自分は走らないのに来てくれたので、お礼に御馳走したかったのだけれど、よく考えたら、今日は携帯電話と小銭入れしか持って来ていないので、おサイフケータイが使える店でないと御馳走出来ない。
それで結局御馳走して貰った。(爆)
有難う。今度御馳走しますね。
★帰り道
横浜駅でもぐりんと別れて、久し振りに西口からバスに乗って帰ることにする。
疲れは感じていなかったのだけれど、バスに揺られていたら眠くなってうとうと。
あっと言う間に到着。
バスに乗る時には止んでいた雨が、降りる頃にはまた降り出した。
帰宅すると、くろるるの大興奮の出迎えが待っていた。
「お腹空いたね。お留守番有難う。」とご飯を食べさせる。
そしてお風呂に入って、今日の洗濯をして、自分も晩御飯を軽く食べて、電話やメールで今日の報告をする。
そして雨が上がってから くろるるの散歩をする。
★初ハーフマラソンの感想
レース後半に 給水所が少なくて 脱水症状になって きつかったけれど、いい記念になったし、今回はハーフに申し込んで良かった!
これを書いている大会翌日の今日は 冷静に「暫くは(もっと速く走れる様になるまでは)レース参加は10kmがいいかな。」と思う。
昨日のレース後は、「もうハーフは止めて10kmにしよう。」と思った。(笑)
ほんとに、きつかった~♪
2008年 11月16日(日)雨後曇り時々雨
★久し振りの早起き
いつも7時半~8時に起きる私だけど、今日は朝5時45分に起きて、6時に和食の朝御飯を食べる。ついご飯をお替り♪
7時前に出掛けようとすると、くろるる大興奮!
「私達も連れて行って貰える!」と思ったらしい。
確かに、遊びに連れて行く時の服装によく似ている。(笑)
「今日は電車に乗るから駄目なのよ。」と言って出るが、ルルが無理矢理出ようとするのをドアを閉めながら左膝で止めたら、ドアに膝がぶつかって かなり痛かった。
ジーンズの下に履いているランニング用パンツが破けていません様に。
★会場まで
最初から雨。傘を差して東戸塚駅まで20分歩く。
急な上り坂では「ハァハァ」こんなんで大丈夫かなあ。重いリュックを背負っているせいよね。
等々力陸上競技場の最寄り駅の武蔵中原駅には8時13分到着予定だったが、東戸塚駅で予定より5分早い電車に乗れて、川崎駅での乗り換えがスムーズに行ったので、10分早く到着した。
乗り換えでは、ランナーらしい人について行ったのが正解だった。
武蔵中原駅で待ち合わせをしていたもぐりんと合流して、会場まで同じ会場に行く人達について歩く。
「やっぱり皆痩せてるなあ。」女の人は、どの人を見ても痩せている。
足が細い!羨ましいなあ。(私は 158cm 54kg)
★スタート前
きょろきょろしながら受付場所を探し、ゼッケンとRCチップなどを受け取り、チップの取り付け方を教えて貰って、着替えをする。
着替えと言っても、上に着ているものを脱ぐだけなので簡単。
ゼッケンは1枚だけ。胸に着けるだけで良いらしい。
会場で貰ったジェルドリンクと家から持って来たジェルドリンク1本ずつ飲み、トイレを済ませて、半袖Tシャツに長いパンツ、帽子にサングラスを掛けてスタート地点へ。
スタート位置は、400Mトラックの 男子が前、女子が後ろになっていて、1番後ろからスタートするつもりで並ぶ。
不思議な程に緊張感が無い。自分が遅いことが分かっているからかな。
さっきまで降っていた雨は、スタート直前に上がる。
雨に濡れてもいい様に沢山着ている人もちらほら。
ピンクのかつらにピンクの服を着て、編みタイツを履いた男性がひとり。
え?そういう大会?
でも、そういう変わった人は彼1人だった。
スタート後には私の近くでは1度も見かけなかったから、遅いランナーではないみたい。
★9時30分 ハーフの部スタート!
人数が多いので、後方の私達は、スタート位置まではぞろぞろと歩くことになるが、スタート位置を過ぎるとジョギングペースで走り始める。
ランニングの師匠の山宗君から400Mを3分~3分10秒でとアドバイスを受けていたのだけれど、4分の3周しかしないし、上記の様な状態なので、よく分からず。
どちらにしても私の近くの人はゆっくりなので、速過ぎる心配は無さそう。
競技場から外に出て同じ位の人達と一緒に走る。
最初の給水ポイントがすぐに来て、びっくり!
え?もう給水所があるの?
でも師匠からは「すべての給水所で立ち止まってしっかり飲むこと。」と言われていたので、スポーツドリンクをしっかり飲む。他の人達はあまり飲まずに走って行く。
私は水分不足に陥り易いのでアドバイス通りにしっかり飲もう。
★前半は快調♪
後方のランナーのスピードは とてもゆっくりで、ジョギングペース。
「このペースは遅過ぎるなあ、夜の練習で3時間12周した時のペースには上げたいな。」と少しペースアップ。
私と同じ様に少しずつ抜いて行く人達と一緒に、順位を上げて行く。
ペースメーカーになる人を探したが、見付かったと思ったら、給水所で先に行かれたり、カップルで走っていた人達に付いて行ったら、途中で彼女の方がペースが落ちたりして なかなか見付からない。
年配の男性で、丁度いいなと思う人が見付かったのだけれど、
「やっぱり少しだけ遅いな。」と抜いて先に行く。
どうもこの頃から自分のペースが上がっていたらしい。
★距離表示
所々に距離表示があり、その度に時計でチェックする。
5~6分で走っている様で(走っている時には覚えていたのだけれど、今は忘れてしまった)
「もしかしたら2時間半以内にゴール出来るかも!」と益々頑張ろうという気持ちに。
10kmの表示も元気良く通り過ぎる。
「10kmって短いなあ。」と初めて思う。
途中何箇所かトイレがあり、実際に使うランナーも居た。
このトイレは大会のために設置されているのかな。それともいつもここにあるのかな。
★トップランナーは速かった~
多摩川の河川敷は殆どが上りか下りか分からない位に平坦で走り易いのだけれど、雨上がりなので所々に水溜りが出来ている。それを避けながら走るので、横に広がると走り難い。
15分遅れでスタートした10km部門のトップ集団がやって来ると
「ハーフの方は右に避けて下さ~い!」と言われて右に避け、走る幅が狭くなる。
それから先導のバイクに続いて 折り返して来たハーフ部門のトップランナー(ひとり断トツで速かった)が来ると、当然左寄りに走ることになり、なかなか大変。(笑)
でも、私達遅いグループは、平均的な人達よりはランナー密度は低い方かもしれない。
10kmの速い人達が私達を追い越す方が大変だったかも。
10kmの折り返し地点を過ぎて、追い越されることが無くなると、後ろを気にせず楽に走れる様になった。
★もうすぐ折り返し地点
ハーフの中間地点は、折り返し地点よりはだいぶ前にある。
この頃は身体はまだ元気。
でも河川敷コースって景色はあまり変化が無いし、ずっと先を走るランナーがよく見えるので、
「あんな先まで走るのねぇ・・・」と精神的にきつい。
少しずつ疲れが出ていたらしい。
給水したいなと思うけれど、その時には給水所は無くて残念。。。
この大会ならドリンクを持って走っても許してくれたかなぁ。
ウエストポーチにジェルドリンクが2本入るので、持って来ていたのだけれど、誰も持っている人が居ないので、置いて来たのだった。
デジタルオーディオプレーヤーはレース中は禁止だと思って持って来なかったのだけど、ひとりだけ使っている人を見た。
このコースなら音楽を聴きながら走りたいな。
でも人が多いから後ろから来る人の足音が聞こえないと危険かな。
★折り返し地点を過ぎて
鳥肌が立ち始め、暑いはずなのに寒くなる。
「これは脱水症状になっちゃったなあ。給水所があればなあ。」
先はまだまだ長い。きつい・・・
明らかにペースが落ち、行きに抜いた人達にどんどん追い抜かれる。
「この人に付いて行こうかな。」と思いつつ抜いた年配の男性は、イーブンペースで確実に進んでいる様で、綺麗に抜かれた。
このままのペースで最後まで行ったら 制限時間には間に合わなくなるかなあ。
折り返しを過ぎてから まだまだ先が長いと思うこの頃が1番つらかった。
ちらほら歩いている人を見掛ける様になる。
★ゴールまで頑張る!!
最後の給水所。スポーツドリンクと水を1杯ずつ飲む。
後から考えると、もっと飲んでも良かったのだけど、他の人達もそんなに飲んでいないので、ひとり2杯位のものなのかな? と勝手に思って2杯だけ。
相当きついはずなのに、「あと5km」と言われると
「5kmなら大した距離じゃないな。頑張ろう。」と思う。
あと4kmで時計を見たら、このだらだらペースを上げて頑張れば制限時間内に ぎりぎりの1歩手前でゴール出来そうな時間が残っている。
「ぎりぎりだと怖いから、数分は余裕を持ってゴールしたい。
きついなあ、つらいなあ。
来年はこのハーフにはもう出ないから、参加した今年は何が何でも制限時間内に完走したい!
こんなにきつい思いをしたのだから、絶対完走しよう!!!」
と、強い思いでゴールまで「ハァハァ」言いながら走り、人を抜いて行く。
私の近くに居る人達は歩いている人も居るし、走っている人もゆっくりだけど、私ほど「ハァハァ」言っている人は居ない。
私の他にもう1人、抜きながら進んで行く女性が居た。
★感動する余裕が無いゴール(笑)
最後は全力疾走しよう!と思っていたけれど、それは無理だった。でも自分なりに思い切りゴール!!
直後、前に膝を着いて座り込み、動けなくなる。
その場所から離れないと、後からゴールするランナーの邪魔になるので、担架が運ばれて来て、久し振りに担架に乗ることに。(爆)
救護室まで運ばれてベッドに寝かせて貰う。
意識は、はっきりしているし、脱水症状でこうなるのは2回目なので、水分補給さえすれば元気になると思ったが、問診、血圧測定、体温測定など 手際良く係の人にして貰い、スポーツドリンクを何杯も持って来て貰う。
すべて異常無し。
私の後にも具合の悪い人が次々とやって来たので、ベッドを降りて床に座る。どうせ後で着替えるので座ったのだけど、毛布を持って来て貰ったので、毛布を敷いて座り、左足のふくらはぎが攣ったので、マッサージをして貰う。
救護室の方には色々お世話になり、感謝♪
まだ靴に付いたままになっていたチップを届けて貰い、もぐりんを呼び出して貰うが、気付かない様なので、暫く休んでから 皆さんにお礼を言って外に出る。
外に出てみると、まだゴールしている人が居る。
もしかして制限時間を過ぎても、完走証が貰えるのかな。それなら最後までゆっくり走っただろうなあ。
完走証が届くのは1か月後らしい。
ゴールの写真入りだそうで・・・(笑)
終わってしまえば、思い出になる面白い大会だった。
それにしても間違い無くゴールしているはずなのだけど、ゴール後に時計を見なかったことは失敗だった。今度ゴール後に倒れる時には、時計を見ることは忘れない様にしよう。(笑)
次はラップタイムを取りながら走りたい。
(今回は時計の使い方が完全に理解出来ていなくて取らなかった。)
★もぐりんと合流
広い会場、きょろきょろと回りを見渡してもぐりんを探したけれど見付からず、携帯電話を預けていたので連絡も出来ず、来た時に荷物を置いた場所に行ってやっと会えた。
聞いてみると、私のゴールに全然気付かなかったそうだ。
もっと派手にゴールしないといけなかったみたい。(笑)
家から持って来ていた麦茶を飲んで、今日のレースについての話をしていたら、
等々力陸上競技場の補修工事を市にお願いする署名活動をしている人に会い、署名する。確かに老朽化している所が有りそうだ。
着替えを済ませて会場を後にする。
朝は駅からぞろぞろと歩いて来たけれど、帰りは人も少なく 雨ももう降ること無く 景色を見ながらのんびり歩く。
お昼ご飯を食べようと横浜駅西口の地下街に行く。
午後2時なのでもう空いているかと思ったら、殆どの店で待つ人達がいる。
沖縄料理店が出来ているのにびっくり。暫く来ない内に駅もだいぶ変わっている。
待ち時間の短いお蕎麦屋さんで久し振りに天ぷらを食べる。
車海老天入りの具沢山の冷たい蕎麦を食べたら満腹になった。
もぐりんは、自分は走らないのに来てくれたので、お礼に御馳走したかったのだけれど、よく考えたら、今日は携帯電話と小銭入れしか持って来ていないので、おサイフケータイが使える店でないと御馳走出来ない。
それで結局御馳走して貰った。(爆)
有難う。今度御馳走しますね。
★帰り道
横浜駅でもぐりんと別れて、久し振りに西口からバスに乗って帰ることにする。
疲れは感じていなかったのだけれど、バスに揺られていたら眠くなってうとうと。
あっと言う間に到着。
バスに乗る時には止んでいた雨が、降りる頃にはまた降り出した。
帰宅すると、くろるるの大興奮の出迎えが待っていた。
「お腹空いたね。お留守番有難う。」とご飯を食べさせる。
そしてお風呂に入って、今日の洗濯をして、自分も晩御飯を軽く食べて、電話やメールで今日の報告をする。
そして雨が上がってから くろるるの散歩をする。
★初ハーフマラソンの感想
レース後半に 給水所が少なくて 脱水症状になって きつかったけれど、いい記念になったし、今回はハーフに申し込んで良かった!
これを書いている大会翌日の今日は 冷静に「暫くは(もっと速く走れる様になるまでは)レース参加は10kmがいいかな。」と思う。
昨日のレース後は、「もうハーフは止めて10kmにしよう。」と思った。(笑)
ほんとに、きつかった~♪