キロロスキーツアー 1999年
2月24日 水曜日 晴れ後曇り
いよいよ待ちに待ったキロロスキー旅行!
家から羽田までバスで1時間なのだけど、バス2本で行くので、念のため2時間位前に家を出る。やっぱり1時間で着いたけど。
一緒にキロロに行く7ちゃんから、ぎりぎりになる、との連絡が入ったので、時間まで用意しておいた内田康夫の本を読む。
7ちゃんも 遅れずに到着して、一緒に空の人になる。
飛行機の中で、7ちゃんに貰った伊予柑とチョコレートを食べたら、お腹がいっぱいになった。
飛行機が北海道の地に着陸する度に 初めて北海道に来た時のことを思い出す。
バイクで青森まで走って来て、青森のフェリー乗り場でキャンセル待ちをしたけれど、2日間も待たなければならない、と知って、牛を乗せたトラックの荷台に牛と一緒にバイクを乗せて貰ったんだった。もちろん、うさぎは ちゃんと旅客としてフェリーに乗ったけれど。あの時は、人だけなら待たなくても乗れたんだった。
北海道の地に降りた時、嬉しくて、「ここが北海道だ~!」と言って、ぴょんぴょん飛び跳ねたのだった。
あの時程の北海道上陸の嬉しさは もう無いけれども、あの時の喜んだ自分を 来る度に思い出す。今はもう飛行機で びゅーん!だけれどね。
千歳空港に着いてからバスの時間まで2時間近くあるので、イタリアンレストランで食事をする。
7ちゃんはグラスワインを、うさぎは北海道ビールを飲む。特別な時でないと(例えばオフ会とか)お酒を飲まないうさぎは、食事の時にお酒を飲むと、「あ~旅行中なんだな~」と実感する。
美味しいピラフを食べて、バス乗り場へ。
キロロ直行バスなので、千歳市内から高速に乗り、小樽インターで降りるまでずっと高速を走る。途中眠くなったけれど、北海道の景色をずっと見ていたかったので、我慢する。
特に、去年行った手稲のスキー場の近くに来ると、きょろきょろして今年の手稲は どんなかな~と気になった。でも、右側に座っていたせいか、スキーのコースは見えなかった。
去年はアフタースキーに花を添えてくれた(主役だった様な気がするけど(笑))札幌在住のきゃらちゃんのことも思い出した。「あ~すぐ近くにいるんだな~」って。
小樽インターで降りると そこからは一般道でキロロリゾートのある赤井川村へ。
小樽市内は雪が多く、春になって完全に雪が無くなるのは、まだだいぶ先だなあ、と思い知らされる。今年は小樽の人は雪かきが大変だっただろう。
赤井川村までは、どんどん登って行く感じ。標高が高い所にある様だ。
小樽市内から40分近くかかる。距離で言うと少しなのだが、雪道でカーブが多いため、スピードが出せないのだが、雪の無い季節だともっと早く着きそうだ。バイクで走るのに気持ちの良さそうな道だ。車で助手席だと、きっと酔ってしまうだろうな。
キロロでの宿泊は「ホテルピアノ」。
今回はピアノの6周年記念だとかで、ツアー料金も安い。うさぎたちは、7階の部屋になった。14階まであるのだが、回りには自然しか無い所だから、夜景を見る、という訳でもなく、7階でも結構高い感じがする。
ホテルのロビーには自動演奏装置の付いたヤマハのグランドピアノが置かれていて、無人のままずっと演奏が続いている。あまり大きくは無いけれど、ウッドでデザインも凝ったおしゃれなピアノだ。
部屋に荷物を置いて、7ちゃんと各々に送ったスキーを受け取りに行く。
送り先を「ホテルピアノ」にしないで「キロロリゾートホテル」としていたうさぎのスキーは、シャトルバスで5分の少し上のゲレンデにある「マウンテンホテル」に送られていて、またピアノの方に持って来て貰った。
各部屋毎にスキー用のロッカーがあるので、そちらに移す。暗証番号で鍵がかかる様になっているのだが、ふいに「いい国つくろう鎌倉幕府」とスキーの妖精がうさぎにささやいたので、番号は「1192」にした。
夕食は炭火焼のお店にした。
ほたて、ぼたん海老など北海道らしいものがいっぱい!
うさぎは「キロロの酒蔵」という日本酒を飲みながら、おなかいっぱい食べた。
炭火で目が痛くなることを除けば、美味しいし、「北海道に来たんだ~!」という雰囲気で最高だった。
ホテルの中にあるコンビニで少し北海道ビールや、おつまみなどを買って、夜は部屋で7ちゃんとおしゃべり。部屋のお風呂を使って、キロロ初日は「おやすみなさい。」
2月25日 木曜日 晴れ
朝7時に起きた時には少し降っていた雪も止んで、スキー日和になる。
朝食はバイキング形式になっていて、和洋折衷に取って食べた。
7ちゃんは さぬきうどんも取っていた。これは最終日の朝にうさぎも食べたのだが、うどんは とても美味しいのだが、つゆが辛い。東京の7ちゃんは「少し辛い。」と言いながらも残さずに食べていたが、愛媛県出身のうさぎは つゆは飲めなかった。
北海道の味って濃いのかな。
ホテル前からシャトルバスに乗って、いざスキー場へ。
とりあえず2日券を買って、まずはゴンドラに乗る。
びっくりする程ゲレンデは空いていて、戸惑う位。
最初は楽なコースをのんびり滑る。1本目は何だか自分の足じゃないみたいだった。
キロロの初級コースはあまりに斜度が無さ過ぎるので、中級コースを滑ることにする。
気温は春の様で暑い位なのだが(手袋をとっても手が寒くない位)雪はパウダースノーだし、こぶも全然無くて滑り易い。
7ちゃんはデジタルビデオカメラで解説をしながら色々な風景を撮っている。
このスキー旅行中にお互い滑っている所も撮り合った。
最新式のものらしい。画像も綺麗だし、液晶がついているので、便利だ。
うさぎはソニーの初めての「パスポートサイズ」という歌い文句で売り出されたビデオカメラを持っているのだが、また使いたくなった。やっぱりすぐに影響されるうさぎ。(笑)
昼食は、うさぎは「いくら丼」にした。
今回の旅行で取った3回の昼食は すべて同じ。(笑)
但し、初日が「いくら丼」、2日目が「大盛いくら丼」、3日目がホテル内にあるお店の「いくら丼」。「大盛と普通盛の いくらの量は あまり変わらないね。ご飯の量が増えるだけね。」と、話した。
1番美味しかったのは、最後に食べたホテル内にあるお店の物。これは とても美味しかった。食べる順序が逆じゃなくて良かった♪
リフトが止まるのは、午後3時半。ちょっと早いな、とは思ったけれど、遅くなると山の上の方はガスって来るので、危ないのかもしれない。
またシャトルバスでホテルまで帰る。このバスはホテルとゲレンデにあるマウンテンセンターを随時往復していて、バスを待つ、ということは全然無かった。
今日の夕食は、懐石料理の店にした。昨日の炭火焼が相当な量だったのと比べると かなり少なくて「足りるかな~」と心配したが、旅行中は普段よりよく食べているので、大丈夫だった。またまたお酒は「キロロの酒蔵」。
今日は うさぎたちの部屋のひとつ上の階にある大きなお風呂に行く。
ここは、大浴場に行く場合に限り、浴衣とスリッパで部屋の外に出てもいいそうだ。
でも、それを知らない人もいるらしく、ちゃんと洋服と靴で来ている人も多かった。普通ホテルで浴衣で歩くことは無いので、ちょっと恥ずかしい。
大浴場に行く前に、うさぎは時間潰しに部屋のお風呂に入っていたので、浴槽で体を暖めるだけにした。でも、お湯の温度が高めだったので、結局すぐに出て来てしまったけれど。
今回の旅行で初めて体重計に乗る。増えて無くて一安心。そばにいた女の子たちは、「○○キロ太った~」と騒いでいた。みんなよく食べてるもんね。
ホテルの中には色々なお店が入っている。
お土産物屋さんや、食べ物屋さんや、色々。
うさぎはキロロのチョコレートと、来た記念に300円の「キロロ」のロゴマークが入ったカード立てを買う。
キロロのロゴマークはかわいいし、大好き。
これは帰りの空港行きのバスの中で聞いたことだが、「キロロ」と言うのは、アイヌ語で「こころ」のことだそうだ。「キロロ」という言葉がとても好きになった。
2月26日 金曜日 晴れ
今朝の朝食は もう1つのお店のバイキングに行く。
昨日と違ってケーキがあるのが嬉しい♪ 本当は全部食べたかったけど 6個も食べると後がこわいので1個で我慢した。
毎日バイキングの朝ご飯が食べたいな~
ゲレンデを見ると空いているが、金曜日ということもあってか、昨日よりは人が多い。北海道の中学生も学校の行事として来ているので、それも目立つ。
今回キロロに来て感じたことは、
1、雪がいい
2、スノーボーダーも多い
3、とにかく人が少ない
4、関西人が意外に多い
5、上級者~っていう人をあまり見かけない
札幌や小樽市内のスキー場の方が うまい人は多い様な気がする。
キロロにはモーグルのコースもあるのだが、モーグルをしている人は ひとりも見なかった。
スキー初日に比べると段々雪に慣れて来て、午後はだいぶ思い出して来た。
ガラガラのスキー場なので、大回り中心に滑って来たが、少し短いターンでも滑り易くなっていた。やはり毎日来ると どんどんうまくなるみたい。いい運動にもなるしね。 横浜にスキー場があったらなあ。。。(地球は温暖化しているんだし、絶対に無理だね。)
人が昨日より増えたせいか、少しぼこぼこした所が出来て来て、ちょっと面白い。
延々と続くこぶ斜面は嫌いだけれど、少しこぶがある所は変化があって好きだ。
今回は上級者コースには殆ど行かなかったが、山頂から下まで続く「ダイナミックコース」(上級の設定になっている)をノンストップで滑ってみた。
日頃鍛えていれば、スピードを出してずっと滑ることが出来るのだろうけれど、いつも車かバイク通勤で全然運動をしていないので、自分の脚力に自信が持てず、かなりスピードを抑えて滑った。
それでも、下まで一気に降りると気持ちいい。
但し、「ダイナミック」とは言えないけれど。
夜は、ホテル内のフランス料理の店に入る。
7ちゃんは、「いかにもリゾートホテルの夕食に設定されているコース、っていう感じね。」とあまりお気に入りではなかった様だが、舌の肥えていないうさぎには満足出来るものだった。(笑)但し、フランス料理のメインディッシュにしては 大きい魚だなあ、と思ったけれど。
フランス料理、って小さい料理が ちょっとずつ出て来る、っていうイメージがあったから。
お酒は料理に合わせてワインにした。
まあ、うさぎのイメージだと、やっぱり美味しい海の幸がふんだんに出て来る「居酒屋」かな。札幌に住んでいる時に行った居酒屋で美味しい所があったんだけど、今もあるのかなあ。ジンギスカンもまた食べてみたいな。
夜の電話で、何日目だったか忘れたが、高知の人が 東北(塩釜市)に転勤になるということ。去年行ったばかりだったので、びっくりしたが、栄転だそうなので、「おめでとうございます。」と挨拶した。このキロロの旅行の終わる翌日に高知に行くことにしているのだが、それが最後の高知旅行になるのかもしれない。
う~ん、感慨深いものがある。
お泊りは今日が最後なので、ホテルの部屋でも乾杯して おしゃべりして眠る。
うさぎは いびきをかくことが多いらしいので、いびきが小さくなるという「ブリーズライト」という鼻に貼るテープを持って来ていて、毎日貼って寝ているのだが、7ちゃんによると「去年一緒に泊った時には 何も貼らなくても寝息位の大きさだったよ。」ということ。7ちゃんは運がいいのかな。
いびきの音の大きさは本人には分からないけれど、そのテープを貼ると、鼻炎気味のうさぎの鼻は一気に空気の通りが良くなる。その違いには感動した。ただ、貼っていると鼻の穴が丸くなるので、朝起きたら、すぐに剥がしてしまうけど。まあ、ずっと鼻の穴が広がる、ということは無いのだろうけど、元に戻らなくなったら、と ちょっと心配だから。
2月27日 土曜日 曇り時々雪
朝起きたら、雪が降っていた。
昨日の夜の天気予報では、これから吹雪いて来るとのこと。
7ちゃんは最終日は滑らない、と決めている様だが、うさぎは かなり迷った。
でも、
1、ひとりで滑るのも寂しいかな。
2、スキーを片付けるのが大忙しになるかな。
3、滑らなければ、スキーを濡らさなくても済むなあ。
4、吹雪になったら、楽しく滑ることが出来ないなあ。
と、かなり迷った末、スキーは止めて プールに泳ぎに行くことにした。
7ちゃんは水着を持って来ていたが、リゾートホテルに泊り慣れていないうさぎは、スキーに水着だなんて思ってもみなかった。
それで、レンタル500円で水着を借りて、いざプールへ。
プールで泳ぐのなんて、何年振りだろう。
全身という意味では スキーよりも運動になるかもしれない。
スキー客はゲレンデにいる時間なので、プールも空いていて、クロールで疲れると仰向けになって、プカプカ浮いたまま、足だけバタバタして、行ったり来たりした。
7ちゃんの話だと、スポーツクラブのプールは とても混んでいて、歩いていてもすぐに追い越してしまうし、なかなかスムーズに進めないそうだ。
プールにはサウナ、ジャクジー、があり、ほんとリゾートしてる!って感じだった。
泳いだ後は、温泉へ。ここには露天風呂もあり、雪景色を見ながら のんびり、ゆったり♪
夜に来ると また趣が違っていて素敵なんだろうなあ、と思う。
かなり時間をかけて ゆっくり入り、お風呂から上がって、外に出ると 吹雪になっていた。昨日までの天気が嘘の様。お風呂上がりで体がぽかぽかしていたので、寒さを感じずに済んだけど。
お昼は前に書いた様に、美味しい いくら丼。そして、旅行中恒例になった、北海道ビール。普段の生活では、あまり飲まないのに、ほんと旅行中だと どうしてこう美味しく飲めるんだろう。。。
バスが来るまで ロビーでピアノを聴きながら 休憩する。
来た時と同じくスキーの板だけは送って帰りを楽にした。
バスの中は、来た時とは違って、窓が曇っているので、あまり外は見えなかった。
ガムを噛みながら眠らない様にして、前をぼおっと見ていたのだが、高速で事故をしていた車がいたらしい。雪道は気を付けないとね。
心配していた天気も 下では そう悪くなることもなく、空港までスムーズに行けた。
空港ではお土産は買わなかったが、今日の晩ご飯用に、鮭とタラバ蟹のお弁当を買った。横浜の家に帰って食べるため。
恒例の 帰りの空港でアイスクリームを食べる、ということも ちゃんとした。
今回はソフトクリーム♪
飛行機は夕方の便なので、かなり人は多い。
来た時の飛行機で見た全日空の「翼の王国」と帰りの飛行機に置いてあったそれとが違っていてびっくり。英語のページも入っている、少し厚いものと、今までと同じ薄いものとが、ある様だ。一瞬自分がぼけたのかと思った。
うさぎも7ちゃんも荷物は預けなかったので、すぐに出ることが出来た。
7ちゃんには ちゃんとお迎えの人がいる。今年の6月12日に結婚するお相手♪
ムーミンに似ているとかで、キロロのお店でも ムーミンのお人形を買おうか、どうしようか随分迷っていた。結局買わなかったらしいけど。(ちょっと残念がってたかな?)
7ちゃんの旦那さんになる人については、うさぎの頭の中では、今までに聞いた話より、
1、北方けんぞうに似ているらしい。
2、ネットの友達で かなり大柄な人に似ているらしい。(うさぎの想像では、大きなくまさん♪)
3、それで、ムーミンに似ている。
と、想像していたのだが、会ってみると、なるほど、目が大きい所が 1番に当てはまる。確かに大きい人だけれど、思っていた程では無かった。(デブじゃ無かった。(爆))
とても優しそうな雰囲気が3番に当てはまる。決して顔がムーミンに似ている訳じゃない。(笑)
ちょっと挨拶しただけだけど、包容力があって優しそうな人でした。
幸せな人たちを見るのって嬉しいね。
うさぎは 空港内で別れて、横浜行きのバスに乗る。
空気が澄んでいるのか うさぎを迎えてくれるのか、湾岸線から見る夜景が素晴しい。
うさぎの大好きな みなとみらいの夜景♪
あ~、帰って来たんだな~
やっぱり横浜が好き♪
横浜駅では、惜しい所で乗りたいバスが行ってしまって(目の前だったのになあ)20分程待つことになる。またまた内田康夫の本が役立った。
帰宅したのは、午後10時過ぎ。
千歳空港で買ったお弁当を食べて、お風呂に入って、メールチェックをして(70通)少し片付けをしていたら、寝るのが夜中の2時になってしまった。
明日は高知行きなんだけどなあ。
まあ、起きられる時間に起きればいいかな、と 思いつつ、ベッドに入る。
Pooh♪と まんまると うさぷが おとなしくベッドでお留守番をしていてくれた。
来年もまたスキーに行きたいな。
今度は大勢で行ってもいいな。
やっぱり北海道は いいな。
2月24日 水曜日 晴れ後曇り
いよいよ待ちに待ったキロロスキー旅行!
家から羽田までバスで1時間なのだけど、バス2本で行くので、念のため2時間位前に家を出る。やっぱり1時間で着いたけど。
一緒にキロロに行く7ちゃんから、ぎりぎりになる、との連絡が入ったので、時間まで用意しておいた内田康夫の本を読む。
7ちゃんも 遅れずに到着して、一緒に空の人になる。
飛行機の中で、7ちゃんに貰った伊予柑とチョコレートを食べたら、お腹がいっぱいになった。
飛行機が北海道の地に着陸する度に 初めて北海道に来た時のことを思い出す。
バイクで青森まで走って来て、青森のフェリー乗り場でキャンセル待ちをしたけれど、2日間も待たなければならない、と知って、牛を乗せたトラックの荷台に牛と一緒にバイクを乗せて貰ったんだった。もちろん、うさぎは ちゃんと旅客としてフェリーに乗ったけれど。あの時は、人だけなら待たなくても乗れたんだった。
北海道の地に降りた時、嬉しくて、「ここが北海道だ~!」と言って、ぴょんぴょん飛び跳ねたのだった。
あの時程の北海道上陸の嬉しさは もう無いけれども、あの時の喜んだ自分を 来る度に思い出す。今はもう飛行機で びゅーん!だけれどね。
千歳空港に着いてからバスの時間まで2時間近くあるので、イタリアンレストランで食事をする。
7ちゃんはグラスワインを、うさぎは北海道ビールを飲む。特別な時でないと(例えばオフ会とか)お酒を飲まないうさぎは、食事の時にお酒を飲むと、「あ~旅行中なんだな~」と実感する。
美味しいピラフを食べて、バス乗り場へ。
キロロ直行バスなので、千歳市内から高速に乗り、小樽インターで降りるまでずっと高速を走る。途中眠くなったけれど、北海道の景色をずっと見ていたかったので、我慢する。
特に、去年行った手稲のスキー場の近くに来ると、きょろきょろして今年の手稲は どんなかな~と気になった。でも、右側に座っていたせいか、スキーのコースは見えなかった。
去年はアフタースキーに花を添えてくれた(主役だった様な気がするけど(笑))札幌在住のきゃらちゃんのことも思い出した。「あ~すぐ近くにいるんだな~」って。
小樽インターで降りると そこからは一般道でキロロリゾートのある赤井川村へ。
小樽市内は雪が多く、春になって完全に雪が無くなるのは、まだだいぶ先だなあ、と思い知らされる。今年は小樽の人は雪かきが大変だっただろう。
赤井川村までは、どんどん登って行く感じ。標高が高い所にある様だ。
小樽市内から40分近くかかる。距離で言うと少しなのだが、雪道でカーブが多いため、スピードが出せないのだが、雪の無い季節だともっと早く着きそうだ。バイクで走るのに気持ちの良さそうな道だ。車で助手席だと、きっと酔ってしまうだろうな。
キロロでの宿泊は「ホテルピアノ」。
今回はピアノの6周年記念だとかで、ツアー料金も安い。うさぎたちは、7階の部屋になった。14階まであるのだが、回りには自然しか無い所だから、夜景を見る、という訳でもなく、7階でも結構高い感じがする。
ホテルのロビーには自動演奏装置の付いたヤマハのグランドピアノが置かれていて、無人のままずっと演奏が続いている。あまり大きくは無いけれど、ウッドでデザインも凝ったおしゃれなピアノだ。
部屋に荷物を置いて、7ちゃんと各々に送ったスキーを受け取りに行く。
送り先を「ホテルピアノ」にしないで「キロロリゾートホテル」としていたうさぎのスキーは、シャトルバスで5分の少し上のゲレンデにある「マウンテンホテル」に送られていて、またピアノの方に持って来て貰った。
各部屋毎にスキー用のロッカーがあるので、そちらに移す。暗証番号で鍵がかかる様になっているのだが、ふいに「いい国つくろう鎌倉幕府」とスキーの妖精がうさぎにささやいたので、番号は「1192」にした。
夕食は炭火焼のお店にした。
ほたて、ぼたん海老など北海道らしいものがいっぱい!
うさぎは「キロロの酒蔵」という日本酒を飲みながら、おなかいっぱい食べた。
炭火で目が痛くなることを除けば、美味しいし、「北海道に来たんだ~!」という雰囲気で最高だった。
ホテルの中にあるコンビニで少し北海道ビールや、おつまみなどを買って、夜は部屋で7ちゃんとおしゃべり。部屋のお風呂を使って、キロロ初日は「おやすみなさい。」
2月25日 木曜日 晴れ
朝7時に起きた時には少し降っていた雪も止んで、スキー日和になる。
朝食はバイキング形式になっていて、和洋折衷に取って食べた。
7ちゃんは さぬきうどんも取っていた。これは最終日の朝にうさぎも食べたのだが、うどんは とても美味しいのだが、つゆが辛い。東京の7ちゃんは「少し辛い。」と言いながらも残さずに食べていたが、愛媛県出身のうさぎは つゆは飲めなかった。
北海道の味って濃いのかな。
ホテル前からシャトルバスに乗って、いざスキー場へ。
とりあえず2日券を買って、まずはゴンドラに乗る。
びっくりする程ゲレンデは空いていて、戸惑う位。
最初は楽なコースをのんびり滑る。1本目は何だか自分の足じゃないみたいだった。
キロロの初級コースはあまりに斜度が無さ過ぎるので、中級コースを滑ることにする。
気温は春の様で暑い位なのだが(手袋をとっても手が寒くない位)雪はパウダースノーだし、こぶも全然無くて滑り易い。
7ちゃんはデジタルビデオカメラで解説をしながら色々な風景を撮っている。
このスキー旅行中にお互い滑っている所も撮り合った。
最新式のものらしい。画像も綺麗だし、液晶がついているので、便利だ。
うさぎはソニーの初めての「パスポートサイズ」という歌い文句で売り出されたビデオカメラを持っているのだが、また使いたくなった。やっぱりすぐに影響されるうさぎ。(笑)
昼食は、うさぎは「いくら丼」にした。
今回の旅行で取った3回の昼食は すべて同じ。(笑)
但し、初日が「いくら丼」、2日目が「大盛いくら丼」、3日目がホテル内にあるお店の「いくら丼」。「大盛と普通盛の いくらの量は あまり変わらないね。ご飯の量が増えるだけね。」と、話した。
1番美味しかったのは、最後に食べたホテル内にあるお店の物。これは とても美味しかった。食べる順序が逆じゃなくて良かった♪
リフトが止まるのは、午後3時半。ちょっと早いな、とは思ったけれど、遅くなると山の上の方はガスって来るので、危ないのかもしれない。
またシャトルバスでホテルまで帰る。このバスはホテルとゲレンデにあるマウンテンセンターを随時往復していて、バスを待つ、ということは全然無かった。
今日の夕食は、懐石料理の店にした。昨日の炭火焼が相当な量だったのと比べると かなり少なくて「足りるかな~」と心配したが、旅行中は普段よりよく食べているので、大丈夫だった。またまたお酒は「キロロの酒蔵」。
今日は うさぎたちの部屋のひとつ上の階にある大きなお風呂に行く。
ここは、大浴場に行く場合に限り、浴衣とスリッパで部屋の外に出てもいいそうだ。
でも、それを知らない人もいるらしく、ちゃんと洋服と靴で来ている人も多かった。普通ホテルで浴衣で歩くことは無いので、ちょっと恥ずかしい。
大浴場に行く前に、うさぎは時間潰しに部屋のお風呂に入っていたので、浴槽で体を暖めるだけにした。でも、お湯の温度が高めだったので、結局すぐに出て来てしまったけれど。
今回の旅行で初めて体重計に乗る。増えて無くて一安心。そばにいた女の子たちは、「○○キロ太った~」と騒いでいた。みんなよく食べてるもんね。
ホテルの中には色々なお店が入っている。
お土産物屋さんや、食べ物屋さんや、色々。
うさぎはキロロのチョコレートと、来た記念に300円の「キロロ」のロゴマークが入ったカード立てを買う。
キロロのロゴマークはかわいいし、大好き。
これは帰りの空港行きのバスの中で聞いたことだが、「キロロ」と言うのは、アイヌ語で「こころ」のことだそうだ。「キロロ」という言葉がとても好きになった。
2月26日 金曜日 晴れ
今朝の朝食は もう1つのお店のバイキングに行く。
昨日と違ってケーキがあるのが嬉しい♪ 本当は全部食べたかったけど 6個も食べると後がこわいので1個で我慢した。
毎日バイキングの朝ご飯が食べたいな~
ゲレンデを見ると空いているが、金曜日ということもあってか、昨日よりは人が多い。北海道の中学生も学校の行事として来ているので、それも目立つ。
今回キロロに来て感じたことは、
1、雪がいい
2、スノーボーダーも多い
3、とにかく人が少ない
4、関西人が意外に多い
5、上級者~っていう人をあまり見かけない
札幌や小樽市内のスキー場の方が うまい人は多い様な気がする。
キロロにはモーグルのコースもあるのだが、モーグルをしている人は ひとりも見なかった。
スキー初日に比べると段々雪に慣れて来て、午後はだいぶ思い出して来た。
ガラガラのスキー場なので、大回り中心に滑って来たが、少し短いターンでも滑り易くなっていた。やはり毎日来ると どんどんうまくなるみたい。いい運動にもなるしね。 横浜にスキー場があったらなあ。。。(地球は温暖化しているんだし、絶対に無理だね。)
人が昨日より増えたせいか、少しぼこぼこした所が出来て来て、ちょっと面白い。
延々と続くこぶ斜面は嫌いだけれど、少しこぶがある所は変化があって好きだ。
今回は上級者コースには殆ど行かなかったが、山頂から下まで続く「ダイナミックコース」(上級の設定になっている)をノンストップで滑ってみた。
日頃鍛えていれば、スピードを出してずっと滑ることが出来るのだろうけれど、いつも車かバイク通勤で全然運動をしていないので、自分の脚力に自信が持てず、かなりスピードを抑えて滑った。
それでも、下まで一気に降りると気持ちいい。
但し、「ダイナミック」とは言えないけれど。
夜は、ホテル内のフランス料理の店に入る。
7ちゃんは、「いかにもリゾートホテルの夕食に設定されているコース、っていう感じね。」とあまりお気に入りではなかった様だが、舌の肥えていないうさぎには満足出来るものだった。(笑)但し、フランス料理のメインディッシュにしては 大きい魚だなあ、と思ったけれど。
フランス料理、って小さい料理が ちょっとずつ出て来る、っていうイメージがあったから。
お酒は料理に合わせてワインにした。
まあ、うさぎのイメージだと、やっぱり美味しい海の幸がふんだんに出て来る「居酒屋」かな。札幌に住んでいる時に行った居酒屋で美味しい所があったんだけど、今もあるのかなあ。ジンギスカンもまた食べてみたいな。
夜の電話で、何日目だったか忘れたが、高知の人が 東北(塩釜市)に転勤になるということ。去年行ったばかりだったので、びっくりしたが、栄転だそうなので、「おめでとうございます。」と挨拶した。このキロロの旅行の終わる翌日に高知に行くことにしているのだが、それが最後の高知旅行になるのかもしれない。
う~ん、感慨深いものがある。
お泊りは今日が最後なので、ホテルの部屋でも乾杯して おしゃべりして眠る。
うさぎは いびきをかくことが多いらしいので、いびきが小さくなるという「ブリーズライト」という鼻に貼るテープを持って来ていて、毎日貼って寝ているのだが、7ちゃんによると「去年一緒に泊った時には 何も貼らなくても寝息位の大きさだったよ。」ということ。7ちゃんは運がいいのかな。
いびきの音の大きさは本人には分からないけれど、そのテープを貼ると、鼻炎気味のうさぎの鼻は一気に空気の通りが良くなる。その違いには感動した。ただ、貼っていると鼻の穴が丸くなるので、朝起きたら、すぐに剥がしてしまうけど。まあ、ずっと鼻の穴が広がる、ということは無いのだろうけど、元に戻らなくなったら、と ちょっと心配だから。
2月27日 土曜日 曇り時々雪
朝起きたら、雪が降っていた。
昨日の夜の天気予報では、これから吹雪いて来るとのこと。
7ちゃんは最終日は滑らない、と決めている様だが、うさぎは かなり迷った。
でも、
1、ひとりで滑るのも寂しいかな。
2、スキーを片付けるのが大忙しになるかな。
3、滑らなければ、スキーを濡らさなくても済むなあ。
4、吹雪になったら、楽しく滑ることが出来ないなあ。
と、かなり迷った末、スキーは止めて プールに泳ぎに行くことにした。
7ちゃんは水着を持って来ていたが、リゾートホテルに泊り慣れていないうさぎは、スキーに水着だなんて思ってもみなかった。
それで、レンタル500円で水着を借りて、いざプールへ。
プールで泳ぐのなんて、何年振りだろう。
全身という意味では スキーよりも運動になるかもしれない。
スキー客はゲレンデにいる時間なので、プールも空いていて、クロールで疲れると仰向けになって、プカプカ浮いたまま、足だけバタバタして、行ったり来たりした。
7ちゃんの話だと、スポーツクラブのプールは とても混んでいて、歩いていてもすぐに追い越してしまうし、なかなかスムーズに進めないそうだ。
プールにはサウナ、ジャクジー、があり、ほんとリゾートしてる!って感じだった。
泳いだ後は、温泉へ。ここには露天風呂もあり、雪景色を見ながら のんびり、ゆったり♪
夜に来ると また趣が違っていて素敵なんだろうなあ、と思う。
かなり時間をかけて ゆっくり入り、お風呂から上がって、外に出ると 吹雪になっていた。昨日までの天気が嘘の様。お風呂上がりで体がぽかぽかしていたので、寒さを感じずに済んだけど。
お昼は前に書いた様に、美味しい いくら丼。そして、旅行中恒例になった、北海道ビール。普段の生活では、あまり飲まないのに、ほんと旅行中だと どうしてこう美味しく飲めるんだろう。。。
バスが来るまで ロビーでピアノを聴きながら 休憩する。
来た時と同じくスキーの板だけは送って帰りを楽にした。
バスの中は、来た時とは違って、窓が曇っているので、あまり外は見えなかった。
ガムを噛みながら眠らない様にして、前をぼおっと見ていたのだが、高速で事故をしていた車がいたらしい。雪道は気を付けないとね。
心配していた天気も 下では そう悪くなることもなく、空港までスムーズに行けた。
空港ではお土産は買わなかったが、今日の晩ご飯用に、鮭とタラバ蟹のお弁当を買った。横浜の家に帰って食べるため。
恒例の 帰りの空港でアイスクリームを食べる、ということも ちゃんとした。
今回はソフトクリーム♪
飛行機は夕方の便なので、かなり人は多い。
来た時の飛行機で見た全日空の「翼の王国」と帰りの飛行機に置いてあったそれとが違っていてびっくり。英語のページも入っている、少し厚いものと、今までと同じ薄いものとが、ある様だ。一瞬自分がぼけたのかと思った。
うさぎも7ちゃんも荷物は預けなかったので、すぐに出ることが出来た。
7ちゃんには ちゃんとお迎えの人がいる。今年の6月12日に結婚するお相手♪
ムーミンに似ているとかで、キロロのお店でも ムーミンのお人形を買おうか、どうしようか随分迷っていた。結局買わなかったらしいけど。(ちょっと残念がってたかな?)
7ちゃんの旦那さんになる人については、うさぎの頭の中では、今までに聞いた話より、
1、北方けんぞうに似ているらしい。
2、ネットの友達で かなり大柄な人に似ているらしい。(うさぎの想像では、大きなくまさん♪)
3、それで、ムーミンに似ている。
と、想像していたのだが、会ってみると、なるほど、目が大きい所が 1番に当てはまる。確かに大きい人だけれど、思っていた程では無かった。(デブじゃ無かった。(爆))
とても優しそうな雰囲気が3番に当てはまる。決して顔がムーミンに似ている訳じゃない。(笑)
ちょっと挨拶しただけだけど、包容力があって優しそうな人でした。
幸せな人たちを見るのって嬉しいね。
うさぎは 空港内で別れて、横浜行きのバスに乗る。
空気が澄んでいるのか うさぎを迎えてくれるのか、湾岸線から見る夜景が素晴しい。
うさぎの大好きな みなとみらいの夜景♪
あ~、帰って来たんだな~
やっぱり横浜が好き♪
横浜駅では、惜しい所で乗りたいバスが行ってしまって(目の前だったのになあ)20分程待つことになる。またまた内田康夫の本が役立った。
帰宅したのは、午後10時過ぎ。
千歳空港で買ったお弁当を食べて、お風呂に入って、メールチェックをして(70通)少し片付けをしていたら、寝るのが夜中の2時になってしまった。
明日は高知行きなんだけどなあ。
まあ、起きられる時間に起きればいいかな、と 思いつつ、ベッドに入る。
Pooh♪と まんまると うさぷが おとなしくベッドでお留守番をしていてくれた。
来年もまたスキーに行きたいな。
今度は大勢で行ってもいいな。
やっぱり北海道は いいな。
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