ども。桶屋です。
今週末は何もしなかった。
昨日ねここが言ってたように、平日がグダグダ過ぎなので、
休日はなんもせずにボーっとしたいという状態。
まあ、来週は人間ドックで会社休むから三営業日。
疲れもそんなにたまらなさそうだし、来週の週末は何かしたいなあ。
---
毎朝通勤中にずっと読んでいた、
小説版ターンエーガンダムをついに読了。
正式タイトルは、「月に繭 地には果実」で著者は「福井晴敏」。
「終戦のローレライ」とか「亡国のイージス」などで有名な人。
アニメ版でターンエー信者になってしまった俺だけど、
それとは全く異なる展開をする小説版もとても面白かった。
満員電車の中は鬱なんだけど、
小説読んでる間だけは鬱な気分も感じなかった。
とりあえず、
アニメ版と小説版の大きな違いをだらだら書いてみる。、
まずは、サブキャラの性格付け。
御伽話の中の人みたいに、人間の良心に基づいて行動し、
最悪の事態の一歩手前で踏みとどまるのがアニメ版。
どこまでも人間臭くて、負の感情の鬱積が、
簡単に良心を消し去ってしまい、最悪の事態になるのが小説版
小説版はそんな感じでとっても人間味があるので、
ロラン以外の脇役にも感情移入しまくりでモリモリ読める。
あれだけ回りくどい文体なのに気にならないほど。
次に目に付くのは、大幅に引き下げられた残虐表現規制ライン。
軍隊だけで戦争してて、戦争中なのにどこかのどかなのがアニメ版。
民間人も容赦なく核やら枯葉剤やらで虐殺されるのが小説版。
スレッガーさんじゃないけど、
「これって戦争なのよね…」と言わざるを得ない。
しかも、
サブキャラも殆ど生き残って幸せに暮らすアニメ版に対し、
小説版は主要キャラ級のやつでも普通に死にまくる。
特に、昏い情念に駆られた奴は哀れな末路を送ることが多い。
そんな感じで後半はもうドロドロなんだけど、
ラストに向けての怒涛の展開とそのしめくくりは最高だった。
最終的には救われるべき人が救われる、非常に爽やかなラストは、
それまでの戦争の悲惨さを洗い流して、晴れやかな気分になった。
個人的にはラストは小説版の方がアニメ版より好きなぐらい。
後は、小説版にしか出ないモビルスーツがあったりとか、
サブキャラの立ち位置が結構違うことなどがあるけど、
問題としては瑣末な気がする。
…なんか暗いことばっか書いてるなー。
とは言え、ラストが上手いおかげで、読後感は結構良かったりする。
しかも、感情移入がし易いので、一気に読めつつも、
SF描写や心理描写が緻密で読み応えもある。
それらをまとめて「とても面白かった」という感想になっている。
アニメ版原理主義だと受け入れられないかもしれないけど、
これはこれで一つの「ターンエーガンダム」だと俺は思う。
同じ作者の「ガンダムユニコーン」も読んでみようかな。
今週末は何もしなかった。
昨日ねここが言ってたように、平日がグダグダ過ぎなので、
休日はなんもせずにボーっとしたいという状態。
まあ、来週は人間ドックで会社休むから三営業日。
疲れもそんなにたまらなさそうだし、来週の週末は何かしたいなあ。
---
毎朝通勤中にずっと読んでいた、
小説版ターンエーガンダムをついに読了。
正式タイトルは、「月に繭 地には果実」で著者は「福井晴敏」。
「終戦のローレライ」とか「亡国のイージス」などで有名な人。
アニメ版でターンエー信者になってしまった俺だけど、
それとは全く異なる展開をする小説版もとても面白かった。
満員電車の中は鬱なんだけど、
小説読んでる間だけは鬱な気分も感じなかった。
とりあえず、
アニメ版と小説版の大きな違いをだらだら書いてみる。、
まずは、サブキャラの性格付け。
御伽話の中の人みたいに、人間の良心に基づいて行動し、
最悪の事態の一歩手前で踏みとどまるのがアニメ版。
どこまでも人間臭くて、負の感情の鬱積が、
簡単に良心を消し去ってしまい、最悪の事態になるのが小説版
小説版はそんな感じでとっても人間味があるので、
ロラン以外の脇役にも感情移入しまくりでモリモリ読める。
あれだけ回りくどい文体なのに気にならないほど。
次に目に付くのは、大幅に引き下げられた残虐表現規制ライン。
軍隊だけで戦争してて、戦争中なのにどこかのどかなのがアニメ版。
民間人も容赦なく核やら枯葉剤やらで虐殺されるのが小説版。
スレッガーさんじゃないけど、
「これって戦争なのよね…」と言わざるを得ない。
しかも、
サブキャラも殆ど生き残って幸せに暮らすアニメ版に対し、
小説版は主要キャラ級のやつでも普通に死にまくる。
特に、昏い情念に駆られた奴は哀れな末路を送ることが多い。
そんな感じで後半はもうドロドロなんだけど、
ラストに向けての怒涛の展開とそのしめくくりは最高だった。
最終的には救われるべき人が救われる、非常に爽やかなラストは、
それまでの戦争の悲惨さを洗い流して、晴れやかな気分になった。
個人的にはラストは小説版の方がアニメ版より好きなぐらい。
後は、小説版にしか出ないモビルスーツがあったりとか、
サブキャラの立ち位置が結構違うことなどがあるけど、
問題としては瑣末な気がする。
…なんか暗いことばっか書いてるなー。
とは言え、ラストが上手いおかげで、読後感は結構良かったりする。
しかも、感情移入がし易いので、一気に読めつつも、
SF描写や心理描写が緻密で読み応えもある。
それらをまとめて「とても面白かった」という感想になっている。
アニメ版原理主義だと受け入れられないかもしれないけど、
これはこれで一つの「ターンエーガンダム」だと俺は思う。
同じ作者の「ガンダムユニコーン」も読んでみようかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます