川越・中院で出会った島崎藤村ゆかりの茶室です。
予備知識もないままに訪れたので
中院の落着いた境内も感動しましたが
参道横に佇む茶室が
藤村から静子夫人のお母さんに贈られた事を知り
より感動も増した気がします。
竣工は新富町に建てられ
のちにお母さんが眠られている中院とのご縁で
境内に移築されたそうです。
参道で見つけた藤村の書いた“不染”の文字を見て
中院に幾度も訪れている藤村の姿を思い浮かべました。
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[創 建]
1929年(昭和4年)
川越市新富町
[移 築]
1992年(平成4年)
埼玉県川越市小仙波町・中院境内
[構造等]
木造平屋・茶室
川越市都市景観重要建築物
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