●エセ 【似=非/似=而=非】 似てはいるが本物ではない
★えせ【似=非/似=而=非】
[接頭]名詞に付く。
1 似てはいるが本物ではない、にせものである、の意を表す。「―文化人」「―学問」
2 つまらない、とるにたりない、質の悪い、の意を表す。
「―牛ならましかば、ひかれて落ちて、牛も損なはれまし」〈宇治拾遺・一〇〉
[形動ナリ]劣っているさま。つまらない。
「―なる男親を持たりて」〈枕・三〇七 . . . 本文を読む
●やさしい
★やさし・い 【優しい】
(形)[文]シク やさ・し
[一]
(1)穏やかで好ましい。おとなしくて好感がもてる。
「気立ての―・い女の子」
(2)思いやりがあって親切だ。心が温かい。
「―・い心づかい」
(3)上品で美しい。優美だ。
「―・い物腰の婦人」
[二]
(1)身もやせるような思いでつらい。他人や世間に対してひけ目を感ずる。恥ずかしい。
「世の中を憂しと―・しと思へども飛び立ち . . . 本文を読む
●エセ 【似=非/似=而=非】
★エセ・似非(えせ)の意味・語源・由来
【意味】
えせとは、似ているが本物ではない、見せ掛けだけのもの。まやかし。似而非。
【えせの語源・由来】
えせの漢字「似非」は、似て非なるものという意味からの当て字。
えせの語源には、正しいものに為り得ぬ意味「えせぬ」の略や、「いせ(僻・癖)」に通じる語、「おそ(鈍)」が転じた語、「にせ(偽・贋)」に由来する説。
古語「えしも . . . 本文を読む