縄文人の志葉楽さんのブログ

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●恵比寿(えびす)

2020年12月23日 07時36分41秒 | 文化
●恵比寿(えびす)
この神さんは さんと言えるほど 呼び名が多い。
縁起も良いものである。
関西ではえべっさん。なんか友達みたい。
色んな逸話がありそうで 上手く調べられるかな。
破ったら何と まっ見てください。
30近くは有ったかな。
日本手本に楽しいな。
どこやらでは これで年明けても金儲けで自分さえよければ良い。
下級国民の我々は楽しいものを楽しみましょう。
 
★えびす - Wikipedia - 恵比寿   「えべっさん」はこの項目へ転送
https://ja.wikipedia.org/wiki/えびす
えびす(ゑびす)
1.日本の神。七福神の一柱。狩衣姿で、右手に釣り竿を持ち、左脇に鯛を抱える姿が一般的。本項で詳述。また、初春の祝福芸として、えびす人形を舞わせてみせた大道芸やその芸人のことも「恵比須(恵比須回し)」と呼んだ。
2.外来の神や渡来の神。客神や門客神や蕃神といわれる神の一柱。本項で詳述。
3.神格化された漁業の神としてのクジラのこと。古くは勇魚(いさな)ともいい、クジラを含む大きな魚全般をさした。本項で詳述。
4.寄り神。海からたどり着いたクジラを含む、漂着物を信仰したもの。寄り神信仰や漂着神ともいう。本項で詳述。
・概要
えびすは日本の神で、現在では七福神の一員として日本古来の唯一(その他はインドまたは中国由来)の福の神である。古くから漁業の神でもあり、後に留守神、さらには商いの神ともされた。夷、戎、胡、蛭子、蝦夷、恵比須、恵比寿、恵美須などとも表記し、えびっさん、えべっさん、おべっさんなどとも呼称される。
JR東日本恵比寿駅前のえびす像
えびす神社にて祀られる。日本一大きいえびす石像は舞子六神社に祀られており、商売繁盛の神社とされている。
「えびす」という神は複数あり、イザナギ、イザナミの子である蛭子命(ひるこのみこと)か、もしくは大国主命(大黒さん)の子である事代主神(ことしろぬしかみ)とされることが多い。少数であるが、えびすを少彦名神や彦火火出見尊とすることもある。また、外来の神とされることもあり、「えびす」を「戎」や「夷」と書くことは、中央政府が地方の民や東国の者を「えみし」や「えびす」と呼んで、「戎」や「夷」と書いたのと同様で、異邦の者を意味する。このように多種多様の側面があるため、えびすを祀る神社でも祭神が異なることがある。

★えびす
えびす / 夷恵ヱ比須・恵ヱ比寿・夷・戎・蛭子恵比須戎
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
恵比須,恵比寿,戎とも書く。福利,獲物を司る神。エビスの語は,古くはエミシとともに異民族をさす語で,辺境にある者の神とされたこともあった。のちに市場の守護神として勧請され,商業の発達とともに福利の神として広く信仰を集めることとなった。また漁民の信仰では,一般に大漁をもたらす神とされ,ところによってはクジラ,イルカ,サメあるいは海中から拾い上げた石,漁網の浮きなどをエビスと呼ぶこともある。さらに農山村にもエビス信仰はあり,狩人がシカの心臓の上部をエビス様と呼ぶ例が群馬県にある。七福神の1神として烏帽子をかぶり鯛を釣上げるエビスは,兵庫県西宮神社の祭神。なお,江戸以降の民間行事として,商家では正月と 10月の 20日に戎講を催して1年中の商売繁盛を祈るならわしができた。
★デジタル大辞泉プラスの解説
北陸地方の郷土料理「べっこう」の別称のひとつ。「えべす」「はやえべす」ともする。おもに正月など、ハレの日に作られる料理であることから。
 
★えべす
恵ヱ比須
精選版 日本国語大辞典の解説
(「えびす(恵比須)」の変化した語)
[1] =えびす(恵比須)(一)〔かた言(1650)〕
[2] 〘名〙 (大阪今宮のえびす神は耳が聞こえないという俗説から)
   耳の聞こえない人の異称。〔新撰大阪詞大全(1841)〕
 
★ えびす【夷/戎】 の解説
《「えみし(蝦夷)」の音変化》
1 「蝦夷 (えぞ) 」に同じ。
「その国の奥に―といふものありて」〈今昔・三一・一一〉
2 都から遠く離れた未開の土地の人。田舎者。
「かかることは―、町女 (まちめ) などこそいへ」〈栄花・浦々の別〉
3 情趣を解しない荒々しい人。特に、東国の荒くれ武士。あずまえびす。
「―は弓引くすべ知らず」〈徒然・八〇〉
4 異民族を侮蔑 (ぶべつ) していう語。蛮夷 (ばんい) 。
「―のこはき国あり。その―、漢に伏して」〈徒然・二一四〉
★ えびす【恵比須/夷/戎/恵比寿/蛭子】 の解説
《「夷 (えびす) 」と同語源》古くは豊漁の神。のち七福神の一人として、生業を守り、福をもたらす神。狩衣 (かりぎぬ) ・指貫 (さしぬき) ・風折烏帽子 (かざおりえぼし) をつけ、右手に釣りざおを持ち、左わきに鯛 (たい) をかかえている。
[補説]歴史的仮名遣いは「えびす」で、「恵(ゑ)」の字は仮名遣いを無視した当て字。

★ えびす‐うた【夷歌】 の解説
1 歌曲の歌いぶりで、粗野な田舎風のもの。ひなぶり。
「古今仮名序に貫之の書ける、天の浮橋の―と云ふは則ち連歌なり」〈筑波問答〉
2 狂歌。
「おしなべて―大はやり」〈咄・一雅話三笑〉
[補説]古事記の「夷振 (ひなぶり) 」、日本書紀の「夷曲 (ひなぶり) 」が誤解されて生じた語。

★夷歌 の前後の言葉

恵比須
恵比須網端
夷歌
恵比須扇
恵比須顔
恵比須舁き
★ えびす‐あば【恵比須▽網端】 の解説
漁網の中央部につける大きな浮き。愛媛県、高知県室戸岬、また島根県隠岐島などでいう。

★ えびす‐おうぎ〔‐あふぎ〕【恵比須扇】 の解説
しめ飾りなどにつけて、新年の祝いに用いる粗末な作りの扇。伊勢国山田(三重県伊勢市)の産。

★扇子と扇の違いについて
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8607156.html
 今は、扇と扇子は区別できないと考えたほうがよいです。語源を辿ると、昔々はいろいろ違いがあったようです。
 語源的なことは、はっきりとはしていませんが、おおよそは次のようなことだったと思われます。
 日本語の「あおぐ」が漢字の「扇」に当てられ、「おうぎ」と音変化し、手で持って振り、風を送る道具を指すようになりました。道具としては古代中国由来の「団扇(うちわ)」も「扇」でした。それを普段はコンパクトにできるようにしたのが、今の扇・扇子です。
 手で扇ぐ「扇」のうち、固定型の「団扇」に対して区別するのに、折り畳み式を「扇子」と呼ぶようになりました。扇が手で振って風を起こす道具一般を意味できたのに対し、扇子は折り畳み式のみを意味していたわけです。その扇子を、今度は中国が名前をそのままに取り入れるようになりました。
 その後、言葉がいろいろ変化するうちに、「扇」と言えば「団扇」を含めず、折り畳み式の「扇子」のみを指すようになりました。このことは、中国からの文書では、物も名前も日本由来の「扇子」が折り畳み式のみを指していたことも、影響した可能性があります。経緯を知らない日本人は、物も名前も中国由来と思った人もいたでしょうから。
「団扇」という名前は、「扇」を前から「団」が形容しており、「扇子」は「扇」に接尾辞「子」がついたものに見えます(孔子、孫子の「子」はそういう接尾辞)。
 すると、「団扇」は「扇」の中のある種のもので、「扇子」は「扇」を丁寧に言う言葉みたいな感覚になってきます。そういうことが「扇」といえば「扇子」のことになったのを手伝った可能性があります。
 そうであっても、やはり補助的なことであって、言葉一般によく見られるように、偶然にそういう流れになったという面が強いだろうとは思います。

★ えびす‐ぐさ【×夷草/恵比須草】 の解説
1 マメ科の一年草。高さ約1.5メートル。葉は羽状複葉で、夏、葉のわきに黄色い花を1、2個つける。さやは細長く、弓形に曲がる。種子はひし形で、漢方で決明子 (けつめいし) といい薬用に、また、はぶ茶として飲用。北アメリカの原産で、日本には江戸時代に中国から渡来。ろっかくそう。
2 ワレモコウの別名。
3 シャクヤクの古名。えびすぐすり。

★ えびす‐がみ【恵比須紙】 の解説
紙を重ねて裁つとき、角が内へ折れ込んで裁ち残しになったもの。福紙。

★ えびす‐ぎれ【恵比須切れ】 の解説
恵比須講の日の誓文払いに、呉服屋が見切り売りする小ぎれ。→誓文払 (せいもんばら) い

★ えびす‐こう【恵比須講】 の解説
陰暦10月20日に恵比須を祭る行事。商売繁盛を祈願して、親類・知人を招いて宴を開く。関西などでは正月10日(十日恵比須)とし、また11月20日に行う地方もある。恵比須祭り。《季 冬》「振売の雁 (がん) あはれなり―/[下接句]芭蕉」

★ えびす‐ごころ【夷心】 の解説
荒々しい心。転じて、田舎びて情趣を解しない心。
「さるさがなき―を見ては、いかがはせむは」〈伊勢・一五〉

★ えびす‐おうぎ〔‐あふぎ〕【恵比須扇】 の解説
しめ飾りなどにつけて、新年の祝いに用いる粗末な作りの扇。伊勢国山田(三重県伊勢市)の産。

★ えびす‐かき【恵比須×舁き】 の解説
「恵比須回し」に同じ。

★  えびす‐まわし〔‐まはし〕【恵比須回し】 の解説
近世、初春の祝福芸として、首にかけた箱の中で、恵比須の人形を舞わせて見せた大道芸人。摂津国西宮の夷宮(兵庫県西宮神社)をその根拠地とした。えびすかき。えびすまい。《季 新年》

★ えびす‐まい〔‐まひ〕【恵比須舞】 の解説
1 民俗芸能の一つで、大漁を祈って恵比須に扮して舞うもの。神楽などの一部、七福神の舞の一つとして行われたりする。また、人形で演じることもある。
2 近世、正月に恵比須に扮して祝福して歩いた門付け芸。
3 「恵比須回し」に同じ。

★ えびす‐まつり【恵比須祭(り)】 の解説
1 「恵比須講」に同じ。
2 西日本で不漁のときに、好漁になることを願ってする酒盛り。まんなおし。

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