花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

名画観賞中

2016年01月08日 08時42分55秒 | 日記
もう随分以前のことです
映画全盛の時代のことです
封切館は結構入場料もたかかったようですが
少し古くなった映画を2本立て或いは3本立てで安く入場できる映画館が
ありました
学生やサラリーマンが大勢入場していたものです
私は「慕情」「哀愁」「ここより永遠に」などの今もしっかりとこころに残る
名画をこの映画館で観たとおもいます

あるときこの映画館で映画に観入っているときに
お友達が膝の上にとても重いものを感じてふとみると 
お隣の男性が自分の手を彼女の膝の上に置いていたそうです

クラスメートが言いました
「それでどうした?」
「すみません その手を除けてくださいと言いました」と彼女
もともと彼女はとても落ち着いたおとなしい性格なのです
するとクラスメートのなかには
「駄目よ そんなの 馬鹿野郎!こんちきしょう!」
「そのくらいは言わないと悪いのは向こうよ」

授業時間が終わると痴漢撃退教室がはじまったものです