花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

そうなのかも

2020年01月08日 10時26分37秒 | 趣味


昔お茶屋さんの傍にはお茶に関係する食材を扱うお店があって
そこに行くと明日にでもお茶会を開きたくなるような食材がたくさんあったものです
”八寸”に喜ばれそうなひと足早い旬の食材など
初釜のころならば蕗の薹やコゴミ タラの芽などは嬉しかったものです
でも我が地方ではデパートも撤退して
一昨年の豪雨災害ではスーパーストアも閉店したままですし
ひと足早い旬の食材など街まで出掛けてもお店にはないのです
小さな八百屋では売れない食品など
仕入れる必要などないわけですし
今年は菜の花だって置かれていないです

昔はお茶屋さんでも花月帛紗ひとつとってみても
大きな箱にぎっしりと夢のようにきれいな花月帛紗を
観られたものなのに
いまでは何時売れるかわからないそんな商品は置かれていないのが
現状です
景気が低迷することはそういうことでしょうか
実用に適さないものから姿を消すのでしょうか
茶道人口も減ってきているようですし
それは茶道淡交会会員数が減少していることからもみえてきます

平素思うのです
経済が繁栄することによって 購買意欲が高まり
商品の流通がよく質の高い商品が出回ることになるのでしょうか
年老いた者のたわごとでございます