今日、介護福祉施設利用の手続きをした。
ショートステイを利用すれば私も旅行なども少しは楽しめるかもしれない。
相変わらず他人の世話になりたくないと主張するけれど・・・
買い物もきちんと出来なくなりつつあるし
食事作りも出来ないのにそんなハハ様を置いて家を空けるのは大変な勇気がいる。
どうしても宿泊しなければすまない事があった時、
友達の好意に甘えて様子を見てもらっていた。
息子に頼んで会社の行き帰りに寄ってもらっていた。
それでも一人で何でもできると威張っているハハ様。
『夜、怖くて仕方ない・・・・。』
宿泊地からかけている電話に言うハハ様。
それでいて自分は一人で何でも出来るから・・・他人様のお世話にはなりたくない。
要するに、私が作ったものを食べているのは世話になっていることとは思っていないみたい。
家のお風呂が嫌いで銭湯にまで私に一緒に行ってもらっているのに一人で何でも出来ると言う。
妹たちに来てもらおうかと言うと、厭がって拒否するから私の負担が大きくなる。
一人の力には限界があるし、
介護は手抜きをしなければ続かないことをハハ様との生活を通して知っている。
一生懸命になればなるほど空回りするし、とんでもない方向にも行ってしまう。
過去の体験で私は出来る限りハハ様との関わりを少なくした方がうまくいくという
知恵みたいなものを覚えてしまった。
今の所、ハハ様の介護の世話は普通の生活をしているだけなら楽だと思うけど、
これから進む認知症のことなど考えると私の代わりをしてくれる人を見つける、
必要性を感じている。
やっとのこと、3年がかりでマンションなどを経営する会社の福祉施設との契約が済んだけど・・・・
ケアマからいくつかの施設を紹介してもらい見学し、検討して今日に至った。
ディ契約もそうだったけど、ここまでこぎつけるには時間もかかった。
私たち家族が付いていてもそれ相応に大変なのに独居の老人はスムーズに、
福祉を活用できるのだろうか疑問だ。
福祉は待つのでなく求めるもの。
本当にそう感じる。
契約するだけでも大変なんだから、ハハ様にはきちんとディやショートを使って欲しいものだ。