燧岳のふもとの見晴しにはいくつかの小屋がある。そのその中のひとつ弥四郎小屋を宿に選んだ。
後ろに燧岳、前方の尾瀬ケ原の向こうに至仏山が見え、尾瀬ケ原の一番、手前に面した小屋ということで気にいって予約した。ワタスゲの向こうに燧岳。そして弥四郎小屋
2階の部屋の窓からは尾瀬ヶ原が真正面。至仏山も遠くに見える。
シーズンオフなので個室を利用できた。
小屋には喫茶店が併設されていて『弥四郎清水』という湧水で煎れた美味しいコーヒーが飲める。
山小屋らしい雰囲気の喫茶店。
約4時間、三条の滝までの山歩きをした後、戻って来てコーヒーを飲むことにした。
尾瀬ヶ原を望む特等席に座った。
そう言えば昨日は飲まなかった。山歩きの後だし美味しい!!
景色を眺めながらまったりとした時間を過ごした。 幸せホルモンがたっぷりと出ているのも感じる。
小屋での朝食。デザートの抹茶プリンが付いていた。あんこ付き。夕食も結構、美味しかった。
夕食の画像を撮るのを忘れて残念。尾瀬の山小屋は何処でも食事が美味しいらしい。
山小屋には3時頃までに到着した方が良い。当日の入浴は4時~5時は女性。5時~6時は男性と交代制で入るようになっていた。HPでは男女別の湯があるとなっていたけど、宿泊客が少なかったから省エネをしているのだろう。小屋に遅く着いたら・・・・お風呂なしだったかもしれない。
食事の時間は朝、夕とも6時から。
関西から来た女性5人と出会いお話が出来たのも山小屋の楽しみの一つだ。一人で尾瀬に来た同年齢の男性隣り合わせた。奥様を失くしての一人旅だそう。山に来る理由は其々、違うけど山好きという同じ気持ちで繋がる。人の心の痛みも山は癒してくれる。
尾瀬の山小屋には寝巻や歯ブラシやタオルなどもない。石鹸やシャンプーの使用が禁止なのでティッシュ式の化粧落としなど持参すると女性は便利。
建物は古いけれど手入れが良くされているように思えた。部屋の戸なども山小屋にしては凝っていた。トイレや洗面所はリニューアルしたばかりでウォシュレット式があった。
この小屋で働いている人はアルバイトだと思うけれど、男女とも若い人が多かった。(20代と思う)。出会ったポーターが言っていたが、若い人が多い小屋だそう。コーヒーを飲むために立ち寄った時、数名の若い人たちが部屋を一斉に掃除していた。活気があって嬉しい。
2014.6・23 宿泊