織りおりの、ひと布で。

手織り機とキャンピングカー・・インドア&アウトドア
いつも一緒の コーギーいっくん
そんな日々のあれこれを…。。。

父の着物。

2017-06-10 12:06:30 | 手織り
39歳まで放蕩を続け
40歳で初めて、ヒトの親となったワタシの父親。

その4番目、末っ子にとっては
ワタシ世代にはあまり多くはいないと思う…たぶん
明治生まれの親。
【母親は、14歳年下の大正ですが】

和服で過ごすことの多かった 父の着物を
実家から貰い受けて来たのは、かれこれ?????
ずーっと前のこと

古い物なので、そのうちに裂き織りの材料にでも
そうは思っていたけれど
まだ!まだ! もう少し腕に自信が付いてから、、、
何となく、手を付ける気になれなかった。

でもね〜、まだ!まだ! そのうちに〜の
そのうちって いつよ?!

意を決して取り出したみた
取り敢えずは、単衣と袷の襦袢を二枚。



解き始めて、丁寧に揃った几帳面な縫い目、繕い跡に

これって、ひと針ひと針縫った、母の手仕事。
母が縫い、父が纏った着物。

不覚にも、泪がこぼれてしまった

母が逝って、もうすぐ40年にもなろかとしているのに
困った
これは アダヤオロソカニハ 扱えませんです



外は、梅雨とは思えない青空



窓の外の 我が家の欅 都道の街路樹は
青葉がイキイキ〜

ワタシは・・・ 停滞しています




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