ウォーキングの「グループわらじ」活動紹介

主に宮城県内で、楽しく歩いて自然に親しむをテーマに、毎月一回徒歩定例会を実施中。2024年6月で600回を数えました。

グループわらじ 第604回徒歩定例会「北上運河と旧北上川」

2024-10-16 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

久し振りの徒歩定例会報告として前回の束稲山に続き、同じ9月の短距離例会を報告します。今回のコースの一部はみちのく潮風トレイルMCTと重複します。なお、使用した写真は(巻石を除いて)2022年11月の物です。

グループわらじ 第604回徒歩定例会「北上運河と旧北上川」

2024年9月29日(日)10.3キロ 参加者26名

今回は、石巻の旧北上川と北上運河沿いを歩きました。明治の面影が残る石井閘門。住吉公園では石巻の地名の由来となった「巻石」。復興公園から上がる石段は本当にきついです。今回はそんな見所を楽しみながらの歩行となりました。がんがん歩かないグループわらじ!新しい試みはいかがだったでしょうか? (KS)

まずは仙石東北ラインで陸前山下駅に到着。(仙台駅では、仙石東北ラインは地上ホームから、仙石線は地下ホームからですよ!東北線(交流電化)松島駅の仙台寄り手前と仙石線(直流電化)高城町駅の仙台寄り手前の間に短絡線(非電化)ができました)

山下駅を降りて、石巻工業高校(石巻高校「せきこう」に対して「いしこう」と呼ぶ)の脇を通って北上運河に出る。運河沿いを歩くとすぐに石巻線(非電化)の下をくぐる。

更に歩くと旧北上川との合流点に出る。ここに石井閘門がある。ここが貞山堀の北の端で、吉田川鳴瀬川から東名運河で松島湾へ。さらに御舟入堀で七北田川、新堀で名取川、木曳堀が南の端で、阿武隈川まで内海で天気に関わらず繋いだのが素晴らしい!(江戸時代に出来たのは、木曳堀と御舟入堀のみで他は明治になってから出来た)

石井閘門の脇の堤防からは対岸の石巻専修大学が良く見えた。

堤防の上を下流に向かう。MCTはそのまま旧北上川沿いに歩くが若干冗長なので、開北橋から市内を歩いて直接住吉町に出ました。袖の渡しになります。袖の渡しは松尾芭蕉の「奥の細道」にも出て来ます。

下の写真の奥の鳥居が大島神社の鳥居です。写真右側の島の奥に三つ石碑が建っていますがその奥のあたりに「巻石」があります。

その場所で、ちょうどウナギが釣れた所で、ウナギの脇の石が「巻石」です。

大島神社の裏には、MCTを歩く人々御用達のフタバインがあります。気持ちの良い宿です。歩く時のご参考までに。

旧北上川沿いを河口に向かうと、春に歩いた田代島と網地島に向かう網地島ラインの船着場に出ます(ここで昼食)。中瀬には、石巻のランドマークである石ノ森章太郎漫画館が見えます。

この後、更に河口へ向かい、新設の石巻かわみなと大橋をくぐって「石巻南浜津波復興祈念公園」へ向かいました。帰りは(坂がきつかったけれど)日和山に寄って、石巻駅に戻りました。 (TK)

暑さも一段落し、曼殊沙華が咲く川沿いの土手は川風がさわやかで歩いていてとても気持ちの良いものでした。石巻はまだまだ震災のあとが何処でも感じられました。なぜここがこんなにきれいなのか。そう、復興のさなかなのだと。ゆったりと流れている北上川も石巻南浜津波祈念公園で濁流の様子を目の当たりにし、自然の驚異をあらためて感じることができました。 (YO) 



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