〇ビタミンDサプリメント
日経新聞によると、米国Consumer Lab社が約9800人のサプリメントユーザーを対象に「過去1年間に購入したサプリメント」を調査した(データ:Nutraceuticals World.2020)ところ、1位はビタミンDで、マグネシウム、オメガ3脂肪酸がその後に続いたと報道しています。
何故か?
ビタミンDは米国では免疫を高める働きがあると注目されているからです。
日経新聞によると、米国Consumer Lab社が約9800人のサプリメントユーザーを対象に「過去1年間に購入したサプリメント」を調査した(データ:Nutraceuticals World.2020)ところ、1位はビタミンDで、マグネシウム、オメガ3脂肪酸がその後に続いたと報道しています。
何故か?
ビタミンDは米国では免疫を高める働きがあると注目されているからです。
アメリカだけではありません。日本でもビタミンDが摂取できるサプリメントの売り上げが急増し、前年比の売り上げが2倍以上になった商品もあるそうです。
〇ビタミンD と免疫機能強化
B細胞やT細胞についてはこちらで詳しく理解した。
新型コロナウイルスの影響ー6 ウイルスと戦う免疫細胞 Part2獲得免疫 - 青空ーすべてはバランス
B細胞やT細胞についてはこちらで詳しく理解した。
新型コロナウイルスの影響ー6 ウイルスと戦う免疫細胞 Part2獲得免疫 - 青空ーすべてはバランス
これらの獲得免疫細胞にはビタミンDを受け取る受容体が存在しているという。つまり、ビタミンDを補給してしっかりと免疫機能を維持することができるのだ。マクロファージなどの自然免疫に命じて抗菌物質を作らせたり、ウイルスによる肺の炎症や損傷を防いだりする。免疫の連携作業がスムーズに行われるようその機能を高める。
実際のデータ(報告)もあるようだ。
ビタミンDの摂取によってインフルエンザなどによる急性気道感染症の罹患(りかん)リスクが下がるかどうかを調べた25の試験の結果。
全体でリスクが12%減少。
血中ビタミンD濃度が低い人では、42%のリスク低下。
ビタミンDの摂取によってインフルエンザなどによる急性気道感染症の罹患(りかん)リスクが下がるかどうかを調べた25の試験の結果。
全体でリスクが12%減少。
血中ビタミンD濃度が低い人では、42%のリスク低下。
昔はよく食べていた魚を食べずに肉ばかり食べる傾向や日焼けいや~ん!と
UVケアを徹底する現在の日本の習慣はビタミンD不足になりやすい。
カナダやイギリスでは、国がビタミンDの摂取を支援している。特にイギリスでは妊婦や乳幼児に無償でビタミンDサプリメントを配布しているというからびっくりだ。緯度が高く紫外線が弱い国だからです。