青空ーすべてはバランス

ワンドロップルール

2024年8月18日(日)曇のち晴れ。お盆も過ぎて時が流れている。今日も感謝して過ごさなきゃ。それにしても長い間生きてきても知らないことが多い。
サバンナで仲間が肉食獣に食べられている近くでたたずんでいる草食動物の姿をよく思い出す。多くの人間が毎日病気や戦争や犯罪などで命を落としているけど、私は運よく生きている。
今この瞬間も何事もなく静かに過ごしているけど、神様のように俯瞰できるのなら、まさに生死を分かつ激動の渦の中にいることだろう。


ワンドロップ・ルール 一滴規定
ワンドロップ・ルール(one-drop rule)とは、
家系にサブサハラアフリカ系の祖先が一人でも確認されれば、その人物は黒人の一人であると見做されるという人種分類の原則。
アメリカの奴隷制度時代に始まった考え方の通称で,少しでも黒人の血が混じっていれば黒人と見なす。一滴の掟(おきて)

ロバート キャンベル氏によると・・・
nippon.comで、ロバート キャンベル氏が「大坂なおみを語る」の中でこのことについて言及している。

米国では1865年に南北戦争が終わり、南部の多くの州で白人と黒人の「分離」、つまり「差別」を徹底するための法律がつくられたが、その中で黒人の定義が必要となった。
そこで生まれたのが“ワンドロップルール”。「一滴でも黒人の血が混じっていると、黒人と見なされる」というルールだ。

今でもこの考え方による厳しい現実がアメリカにはある。
こうした法律はなくなっても、ワンドロップルールの認識自体は今も米国社会に深く根を張っているという。
日本人には見た目が白人とほとんど変わらない人でも黒人として自認し、そのように見なされる現実がある。

アメリカではハリス副大統領が大統領候補として活動している。
ハリス氏は、ジャマイカ出身の経済学者の父、インド出身の生物学者の母を持つ移民2世。米ワシントンにある黒人向けの名門、ハワード大学に進学し、南アフリカの人種差別問題など社会運動に取り組んだ。

アメリカ社会の人種問題は想像を絶するうねりの中にあり圧倒されるね。よくわからない者がなんだかんだと軽々に言えない。

「白人」や「黒人」といった人種カテゴリーは身体的な特徴によって決定される分類ではなく、文化・社会的に決定されているという。人種隔離制度などが廃止されている今日でも人種主義は社会に根深く存在する。


サブサハラアフリカ
ところで、サブサハラアフリカって何?
アフリカ(アフリカ大陸とその周辺島嶼)のうちサハラ以南の呼称のようだ。アフリカの北アフリカを除く範囲。
国際連合の定義では、スーダンは北アフリカとされる。


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