2023年5月20日(土)今日は肌寒くくもっていた。
最近、よくつま先を柱や椅子などに打ち付け痛い思いをする。赤紫に腫れあがり誠に痛い。
けがをして血が出てきた時、ジリジリ痛むが、けがの部分の血が固まってきて次第に治っていく。この時細菌が体の中に入り込み思わぬ重症になることもある。
体の中は見えないが、熱が出たりお腹が痛くなったり、いろんな症状が出るとき、このけがのようなことが起きていると考えるべきでしょう。
つまり、炎症とは、怪我やウイルス、細菌などから体を守る防御システムのことだ。
防御システムと聞けば、すぐ頭に浮かぶのは、免疫です。
免疫による防御反応は炎症ともいえる。
花粉症は、花粉に対して免疫システムが過剰に反応し、目のかゆみや鼻づまりといった炎症反応が強く起きる。
アトピー性皮膚炎も皮膚の正常な保湿作用がくずれ、外からの外敵・刺激が容易に侵入し、免疫が異常に反応し暴走する。かゆみという炎症が通常のかゆみではなく特有の強いかゆみとなって襲ってくる。
外敵の環境がこれまでの人類の歴史にあったものと著しく変わり、人類が食してきた食べ物がここ数十年で著しく変わり、免疫の環境も大きく変わって、それらがちぐはぐになっている。
炎症反応が体内で長期化すると、うつ病になったり、全身の体の働きが弱ってきて病気になる。糖尿病、脳卒中などの様々な疾病を引き起こすことになる。
炎症をながびかせてはいけない。
そして、腸内細菌の環境を豊かにすることで免疫の働きを正常にしなければいけない。