2023年1月28日(土)大雪と騒がれている中、昼に晴れ間があった。
何と!すぐに写真を撮った。
永久凍土は、地球の陸地の約4分の1を占め、通常は何千年も前から凍ったままで、深さは数メートルから100メートルまでさまざまなようです。
永久凍土が融けると、有機物が温められ、分解され、大量の温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)とメタンが放出される。
今もどんどん凍土が融けて地球温暖化がコントロールできない状況に陥ってしまう可能性があると科学者たちが警告しているそうだ。
シベリア(Siberia)で2016年、子どもが炭疽(たんそ)症により死亡したそうだが、これが、70年前に炭疽で死亡したトナカイの死骸を埋葬した場所の永久凍土が解けたことが原因だと言われている。凍土に埋葬された昔の天然痘患者が眠る墓や氷の中で眠っている他の病原菌なども活動を再開するかもしれない。
こんな状況の中、ロシアの科学者が信じられない仮説を立てている。
セルゲイ・ジモフという人だ。
「氷河期のように動物が地面を踏み固めることで地表の温度が下がり、凍土の溶解を遅らせる。」と仮説を立てた。
仮説を実証させるためトナカイやバイソンなどを放牧して氷河期に似た環境の公園を作り出そうと奮闘する息子とともに壮大な実験を行っているという話にたまげた。