2021年12月23日(木)晴れてよい天気だったものの、夕方曇ってきた。それでもありがたい。
腸内細菌には善玉菌と悪玉菌がいるということはよく知っていましたが、日和見菌(ひよりみきん)もいるということは知りませんでした。
読んで字のごとく
日和見菌もちゃんと活動する。
ただし、読んで字のごとく、日和見的に働く。普通の状態で何事もない状態なら善玉菌に加勢して有益に働いてくれますが、波風の立つ悪玉菌が優勢の状態になれば、なんと悪玉菌に加勢してしまう。
笑う事ではないけど笑っちゃうね!人間社会の日和見主義と同じか!?
善悪細菌の天下分け目の大合戦の時に山の上から情勢を見極めてから優勢な方に加勢するというのか?
腸内細菌の7割を占める
日和見菌は腸内細菌の中で7割を占めるそうです。すごい勢力だ!この勢力次第で体の調子が随分と変わってくるぞ!こんなこと知らなかったぞ!!!
ならば、善玉が2悪玉が1になることが大切じゃないか?いつもこの割合を保つことが健康の秘訣ということか!!!
日和見菌の勢力は恐るべしだ!
しかし、考えてみると、善と悪しかない場合、現状維持を継続するのは難しい気がする。常に力関係の戦いに明け暮れることになる。ところが、この日和見菌が7割存在することで、善玉菌が優勢な環境を少し頑張って作ってやれば、いい環境のまま維持することができ安定を保つことができるんじゃないの?
力関係のクッション的な存在なのだろうか?
人間社会では、主義主張を持たずに優勢な方にすりよる・・・なんて批判の対象となるようなことですが、体の健康・平和のためにはなかなかいい仕組みのような気がしますが。