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青空ーすべてはバランス

大腸憩室出血の厄介なこと

2022年2月14日(月)晴れた。明日から雪マークだから今日の晴れは貴重だね。
今日は七十二候では、魚上氷(うおこおりをいずる)となる。解けた氷の間から魚が跳ねる。まだ寒い季節の中でも春の兆しが感じられるという感覚ですかね。

天気も良く、ジョウビタキも遊びに来ました。
ヒヨドリも大きな声を出してやってきました。

それと今日はバレンタインデーですね。チョコレートのドラマがたくさんあるのでしょうかね?

思いがけなくこんな病気があることが分かりびっくりしました。意外にもそんなに少なくはない病気でした。

大腸憩室出血とはどんな病気?

大腸憩室出血という病気がある。トイレで突然、大量の鮮血の下血がありびっくり仰天する。でもお腹も痛くないし体の調子も悪くない。ただし、出血で血圧が急低下すると大変だ。
そんな病気を知ったのでまとめておきたい。

大腸憩室が引き起こすものは2つある。
1 憩室の炎症
憩室部分はくぼんでいるため便などが溜まりやすく、そこで細菌が繁殖すると炎症を起こすので、腹痛・発熱・吐き気などの症状が出て、虫垂炎のような症状になる。
安静や抗生物質の投与で軽快する場合が多いですが、一度治っても再発する可能性があるため、なかなか予防が難しいのが現状です。 

2 憩室からの出血
硬い便が擦れたり炎症が起きることによって、粘膜が傷つき粘膜下の血管にも傷がつくと出血を起こします。 
大腸憩室から出血が起り、腹痛を伴わない血便(鮮血)がみられます。大量出血の場合もあるから、そんなときはすぐ病院へ。
憩室を多く持つ中高年以降の人に多い病気です。こちらも予防が難しい。

診断では造影CT大腸内視鏡検査が行われます。保存的治療(食事をしばらくやめて点滴をする)で血が止まることもある
血便が止まらない場合は大腸内視鏡を使って止血が行われる。それでも出血が止まらない場合には出血の原因となっている血管に塞栓物質を注入したり、手術が行われる。

痛みなどの症状がない血便の原因は憩室出血の可能性があるので、早めに消化器内科を受診するといい。目的以外のポリープが見つかったりして早期切除できる場合もあるからね。

大腸憩室とはどんなもの?

大腸憩室大腸の壁の内側の層が外側に向かって袋状に飛び出した状態(細長いブドウの房のように見える)を指します。内側から見ると消化管に洞穴が存在するように見える

アメリカ人の大腸憩室保有率はなんと60%以上。
もともと日本人には少ないとされてきましたが、食生活の変化や高齢化に伴い近年増加傾向となっています。
一般的には年齢と共に増加し、今では日本人でも約20%が大腸憩室を保有しているそうです。

この病気の厄介なこと。

有効な予防策はないけど、便秘や下痢が頻繁で激しい人は気を付けた方がいいかも。つまり、あまり便秘や下痢にならないようにすることが大切です。

基本的に大きな治療を必要としない場合が多いですが、憩室炎出血が起こり、それがひどい場合は、痛みが激しかったり下血がひどかったりすると治療が必要だ。下血だけの場合は痛みが全くない場合が多い。

さらに、出血の場合、せっかく大腸内視鏡を入れて検査してもらっても傷口を特定できない事も多いらしい。絶食してモビプレップを1.5L飲んで検査に臨んだとき、すでに出血症状が見当たらないということもあるからだ。そうなると再発の心配をしながらの生活となる。

事前に知っておくと役立つかも。

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