おやじ News! watch-dogs

元離宮 二条城(中京区)

江戸幕府の始まりと終焉を静かに見守った名城。


京都市中京区  「元離宮 二条城」  (古都探訪 ㊵)



二条城は京都市中にある平城で、現在の姿は江戸時代に造営された(写真は北大手門)
但しその起源は、遠く室町時代の足利尊氏まで遡る。



二の丸御殿の正面に構える「唐門」



四脚門の屋根は桧皮葺で、冠木や梁の上に極彩色の彫刻がはめ込まれてある。



二の丸御殿の入口「車寄」
江戸時代の武家風書院造りの代表的なもので、この車寄から合計六棟が、東南から北西にかけ雁行に立ち並ぶ。



欄間彫刻は表と裏のデザインを変えてあり、表側には五羽の鸞鳥、松、牡丹、上部には雲、下部には笹を見ることができる。



「二の丸庭園」
小堀遠州の代表作として知られる、桃山様式の池泉回遊式庭園で、別名「八陣の庭」ともいわれる名勝。



庭園側から見た二の丸御殿(大広間)



ソテツに巻かれたコモがキュート!



内堀に囲まれた20,000平方㍍の規模を誇る本丸跡(本丸庭園)



かつては五層の天守閣がそびえていたが、1750年に落雷のため焼失、更に1788年には市中の大火により殿舎をも焼失した。

また現在の本丸御殿は、御所の北にあった旧桂宮邸を明治時代に移築したもので、徳川家の二条城とは本来無関係の建物である。




尚私たちが教科書で習った、頓田丹陵筆「大政奉還」の画は「大広間一の間」の1シーン。



             photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「古都探訪」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事