可愛がっていた気の合う後輩さん
最初は「登録販売者の資格を取りたいので、がんばります」だった
勉強の仕方や、テストのポイントなども教えたけど
不合格だった
翌年は、家庭の事情で、いろいろ忙しくなり
試験は断念
当時の女店長や、いじわるな同僚も居たりしたので
その頃、職場を辞めるという話になり
残念だったけど
仕方ないかなーって思ってた
あたしも間に入って、振り回されて、しんどかったし。
結果的に、女店長も、意地悪ばーさんどちらも、居なくなり
それでまた「続けます」になった
それでも、熱が出たり、ぎっくり腰になったりで
急に休むことも多くなった
それらは、嘘では無くて
体力的に、無理が重なってると思えた
好きな人だから
「今日は会えるわー」「あれこれ話したいわー」と思って
出勤すると、そういう理由で
休みだと
何だか、がっかりする
シフトも乱れる
予定していた仕事が出来なくなる
結局、彼女は
迷惑をかけていて悪いという気持ちもあり
今月のシフトで退職する事になった
「ラストの2時間だけでも、出てくれたらいいのに」という気持ちと
「急に休まれたらまたどうにもならないし」という気持ちと
引き留めたい、でも、彼女が決める事だという
葛藤であたしも何だか、辛かった
気の合う人と働けることは、滅多に無い
18年もこの職場で働いてきて
いじめられたり、陰で悪口言われたりしてきた
初めて、なんでも話せる同僚に巡り合えた
短い間だったけど、楽しかった
でも、ちょっと
裏切られたような
悔しい、寂しさがあるので
あえて書くわ
「さようなら」と。