二日前、明日が始業式という日、娘は学校行きたくないとかいうのかな、と、内心、戦々恐々としてたおかん。
「明日から学校やけど、大丈夫?」
「大丈夫やで。昨日で宿題終わったから」
「ほな、今日はゆっくりしたら?」
「明後日、テストやから勉強するわ」
不気味なほど清々しい娘 嵐の前触れやないやろな、と余計に不安になってきた
「あたしな、宿題が嫌やねん、勉強は好きやったわ」
「は? 宿題と勉強は一緒やろ?」
「違うねん。宿題は先生から押しつけられるもので、勉強は自分で考えて選んで必要なことを必要なタイミングでするねん」
「はあ、そう言われたらそうかもな」
「前の高校で、その宿題が5時間かかっても出来へん量を出されてん。全然解けへんから答えを写すしかないねん。しかも担任の先生は『宿題をまじめにやり過ぎてる。手を抜け』って言うねん。じゃあ、そんな宿題ださんといて、って思ったわ。生徒みんな言っててんで、こんな宿題意味ないって。せやから、してなかってん。でもあたしは、宿題せずに学校行くのができへんかってん」
だから、今の高校の宿題が、良好な内容で適切な量やとわかっていても、宿題と名のつくモノには拒否反応が出る、そういうことらしい。
ポーちゃん、冬休みの宿題、冬休み前に全部終わらせてた。
ポーちゃんの成績は下から数えた方が早い。
そんなに難しい宿題ではないということ。娘もその気になれば年内に終わらせられたはずやのに、6日までかかった
娘、この冬休みに自分と向き合い、少し悟った。
「宿題を勉強やと自己暗示にかけるようにしてん。この学校にも先生によっては無駄な宿題やな~、ってのもあるんやで。だから、それを乗り越えるために、早めに隙間時間で無駄宿題を作業として終わらせる。そして自分がしたい勉強をするわ」
こんなことを書くと、この子、前向きになれた、もう大丈夫じゃない? と思われるかもしれへんけど、こんなことも浮き沈みのひとつ。
今までもこんな発言はちょくちょくあって、でもまた落ち込んだり。
それを繰り返してるんやけど、とりあえず、3学期始業式、起こさず起きた
学校行きたくない、発言は無かった
今朝は階段下から声をかけたけど
それでもチャキチャキ支度して出て行ったから、十分どす
今日は成績に関係ないテスト。
冬休みの宿題の範囲で出るらしい。