実習おしまい！！

２週間（実質１０日だけど・・）の病院実習が終わった

この実習で、いちばん強く思ったことは、
「自分がどれだけ恵まれていて、しあわせか」
ということ・・。
本当に、そう思ってしまう・・。
それに気づいてよかった

病院に行って、医療費を払うことは当然のこと。
差額の部屋しか空いてないなら、自己負担が増えても仕方ない。
入院して、家族がいろんなこと助けてくれるのは普通のこと。
友だちがいて、困ってるときに助け合うのは、みんなしていること。

・・そう思っていたことが、全部ぜんぶ覆された感じだった。

ごく普通だと思っていたことが、普通ではない人がいっぱいいる・・。
医療費を払えない、差額ベッド代を払えないから、入院を拒否する。
ごちゃごちゃした家族関係のなかで、退院後の生活が不安で仕方ないとか。
家族や親戚、友だちが誰もいなくて、意識がないまま誰が助けてくれようとすることもなく居場所を求めて病院を転々とするとか、亡くなっても一人ぼっちとか。
あまりにも私の生活からかけ離れた、泣きたくなるようなケースをいっぱいみた。
と言うより、多くが、そういうケースだった。

私が入院しているときに、主治医から聞いたSWの話がよくわかった気がする。PTのお姉さんが話していた、SWはほかの職種と違って、受け持つ範囲が狭いけど、１つひとつが多問題だったり複雑で、大変なケースなことが多い、ということも納得だったし、行為がなんでも保険点数に換算される医療の世界で、SWの援助は点数にならないから評価されにくいというのもわかった。
課題が山積みで、いろんな意味で大変な、まだまだ発展途上な職業。

でも、そんな仕事に改めて、すっごく魅力を感じた
やっぱり、私は病院でソーシャルワーカーの仕事をしたい
実習中のス－パーバイザーから、
「MSWは、Medicalの部分ではなく、Socialの部分を大切にする」んだと、
教わった
確かに・・
病院は、medicalの専門家の集まりだけど、MSWはsocialの専門家だもんね。できることがいっぱいある☆
社会福祉士がんばって取らなくちゃ

実習先、ここでよかったー
毎日１時間はフィードバックしてもらえたり、お茶飲みながらいろんな話したり
こんなMSWになりたい☆と思うようなワーカーさんたちだったし、楽しかった
病院がボロくて、最後まで病棟のにおいに慣れなくて気持ち悪くなったけど

受け入れてくださって、本当に感謝☆
この経験を無駄にしないように、ちゃんと振り返りしないとね
就活もがんばらなくては


・・
その前に、卒論地獄が待ってるんだった
合宿まで２週間