kira kiraな☆しあわせ ~多発性海綿状血管奇形・心因性非てんかん性発作(PNES)と共に~

病気があるからこそ今いる私。楽しいことも悲しいことも、すべてがkira kiraの思い出になると信じて‥☆

制度を使う複雑な気持ち

2012-03-28 23:14:09 | 病気と障害と私の生活
役所から、はがきが届いた。

「重度心身障害者福祉手当」の振込通知。

私の住んでいる市は、1か月2,500円を半年毎に支給される。
昨年11月~今年3月までのぶん、12,500円が銀行口座に振り込まれた。

何で2,500円なんだろう?という疑問に、
友だちから「自立支援医療の最低上限額」では?と言われて納得。
実際のところ、わからないけどね。

おかげで、てんかん・PNESに関しての医療費は、1か月に一度しか受診しなければ
3,000円かからないくらいなので(1割負担で)
精神科の医療費は、市に負担してもらっていることになります。

税金なんだよなぁという、相当な罪悪感を抱きつつ
制度をフルに利用することになっている、今のわたし。


お金もらえるんだからいいじゃないか
と思われるかもしれないけど、

「重度障害」ってことばを使われることは、なんか…複雑。
制度上、そう言うものだから。と思っても、
子どもが「重度障害」と言われること、親はどんな気持ちなんだろう?って考えちゃう。

とても、役所から来た通知はがきを、その辺に置いておけなくて、こそっとしまいました。
私が偏見もってるのかなー。。。

自立支援医療を使うことも、すごく申し訳なくなるの。
前から書いてるけど。

私が自立支援医療を受けている病院では、
まず、番号とって、窓口で当月の上限額に達してないことを確認してもらってから受診。
受診後に、計算を待って、機械で会計を済ませてから、また窓口に寄って管理票を記入してもらわないといけない。

体調が悪いときは、そういう手続きをして歩くのがつらくて仕方ない…。


前に働いていた大学病院では、計算も受給証の確認も管理票の記入も、同じ窓口でしていた。
それを自分でしているときは、正直、面倒だと思ってました。

保険証と受給者証を確認して、前回の受診時以降、同じ月に他で支払った金額(自立支援対象の薬代とかデイケアの費用とか。)を入力して、それから計算して、今回の金額を管理票に記入して病院の印鑑を押して…
という作業を全部するのは、結構大変で、
明らかに上限に達しないと判断できるときは、あとで入力をしたりもしていて。

自立支援医療でも、精神科通院は一度に限度額に達することが少ないから、厄介と思われがち。
上限5000円の私も、厄介です(苦笑)
月に二度とか受診して薬も出ていると、「明らかに達しない」かどうか微妙だから。

なので、自分が当事者になってみてやっと、
一か所の窓口で済むのって、すごくありがたい☆とわかりました。

患者にとっては、とても親切な病院だったんだなぁー。。

立場が変わったり、ほかを見たりして わかることとか気づくことって
結構あるもんだ。と思うのです…