kira kiraな☆しあわせ ~多発性海綿状血管奇形・心因性非てんかん性発作(PNES)と共に~

病気があるからこそ今いる私。楽しいことも悲しいことも、すべてがkira kiraの思い出になると信じて‥☆

美術館めぐり・・

2006-02-20 17:27:11 | Weblog
私は幼稚園のときも、小学校のときも、すごくすごく工作や絵が下手くそでした。
幼稚園のときの作品展の写真を見ると、作品の題名と作品がまるで別物だし、本当に恥ずかしい・・。笑い話のネタみたいなものを作ってました。
印象的なのは、「さい」と書かれた作品。
なんで「さい」を選んだのかも謎だし、「さい」がピンクなのも謎。
もちろん不恰好だし、言われなければ、ただのピンクの岩に目と口がくっついてるだけみたいな・・。

そんな私も、父と共同で制作した作品というのはそれなりに出来ている。
工作はなるべく家に持ち帰り、途中からは父に作ってもらっていました。
父はモノを作ったり、絵を描くのが得意なのです。
油絵を描いたりもしていたみたいだし・・。
その父の遺伝子を継いだのか、妹もそんなことが大好きです。
絵を描いてプレゼントしたり、作品を作ってプレゼントしたり・・。
クレヨンと水彩絵の具、アクリル絵の具というような学校で使うものしか知らないような私とは、全然違う。

でも、美術作品を観ることは何故か好き
ミュージカルを観たり、オーケストラを聴きに行くのと同じ。
「作品」から感じるものがある、っていうのがすごく好きです

この日に行ったのは、「印象派展」。
ミュシャが好き という話をゼミの友だちにしていて、友だちは絵に詳しいので誘ってもらいました。
私は、誰がどんな絵を描いているとか・・そんなこと全く知らないので、誘われるままについて行きましたが、本当に行って良かったです☆
ひとつの絵に何分も立ち止まってしまうほど
森の風とか、日陰のひんやり感とか、草の感触とか・・。
女の人の髪の柔らかさとか、服の質感とか、お母さんのやさしさとか・・。
絵なんだけど、だから全部が想像というか空想というか、妄想・・
なんだけれども、それがとても癒されます

絵なのに、光と水を感じられるのってすごい
そんな単純な感想の持ち主ですが・・。
良かったですよ bunkamuraで2月26日までやってます☆


その後に行った「東京都庭園美術館」は、建物を見ることが目的で行きました。
本当にすごい
何がすごいって、天井が、照明器具が、壁の色と使っている木の色の絶妙な色具合とか、細かな部分の細工とか・・。
(別にそういう勉強をしているわけではないので、ただ私の好みというだけです・・)
私は近代的な建物をみると「わぁすごーい☆いいなぁ~。こんなとこに住みたい!働くならこんなところ!!」とよく思うのですが・・。
友だちが、「どんなに高級なマンションをテレビで見ても、全然いいと思わない」
 と言っていたことが理解できました。
通気口までおしゃれに細工がされていて、すべての部屋、廊下、階段、天井から足元まで見ても、細かなところまで人の手が加えられている感じがステキでした。

カーテンが自動で開きます・・とか、ホント、どうでもいいと思えてくるような、居るだけで心が落ち着く、うっとりする建物でした。

展示もしていましたが・・
ちょっと難しくて私には分からない世界だったので、省略。

美術館「めぐり」というわりに、2箇所しか行ってないけど・・。
また落ち着く場所を、感性を磨ける場所(??)を探して、行ってみたいなぁ