kira kiraな☆しあわせ ~多発性海綿状血管奇形・心因性非てんかん性発作(PNES)と共に~

病気があるからこそ今いる私。楽しいことも悲しいことも、すべてがkira kiraの思い出になると信じて‥☆

特別養護老人ホームでボランティア☆

2006-05-18 23:49:09 | Weblog
行事のお手伝いってことで伺ったんだけど・・
これと言って、何もできなかったなぁー
何ができるということはないんだけどね
遊びに行って来た・・みたいな感じになっちゃった

これまで、ボランティアや実習で高齢の方とかかわったことがほとんどなかったから、ドキドキとワクワクの気持ちで行った
感じたことは・・
「これが大人の考えることなのかぁーー
という驚き。

施設に入所されている94歳の女性が、慣れない私の話し相手になってくれていたんだけど、その方の話をきいてると「大人の考え」を感じる・・。
例えば。
施設を利用されている方に楽しんでもらえることの企画を、施設側が考えること。
純粋に、「楽しい時間を過ごせればいいなぁ」「彩りのある生活を提供できればなぁ」と、サービス提供者として思うわけだけど・・
 確かに楽しいんだけど、単純に「楽しい」わけではないらしい。

「職員は大変よねぇ。私たちが退屈にならないように、こんなことまで考えてやらなくちゃいけないんだものね。世話だけで十分大変なのにね。本当に大変よ、こういうところで働くってのは。」

今までこんなのきいたことなかったから、びっくりした
子どもだったからなのか、大人でも口に出さないだけだったのか・・??

こんな風に思うのは、そういう考えをする人の性格だから仕方ないのか?
それとも、どんな人にでも、そう思わせない態度やかかわり方はあるのか?
・・って考えさせられた。

私はずっと、「いま生活している所での生活が、より良いものであるためのサービスとは?」ということを施設の生活を見て考えてたけど、
大事なことはサービスの内容そのものなんかじゃなくて、それを利用される人に対する態度とか、かかわり方とか、そういうことなのかもしれない・・
と思った。
そうじゃないと、どんなに「良いサービス」だと言っても、提供する側の想いとサービスの受け手の気持ちにズレが起きる・・のかな。


その、話し相手になってくれた方に「田舎っぺ」って言われた
食事にパンが出たら何て言う??
そんな話をされたんだと思う。「え?パンはパンだよ・・」と思ったんだけど、そうしたら
「洋食って言った方がオシャレじゃないパン!なんて言うのは田舎っぺだがよぉー」と・・(笑)
これからは「洋食」という言葉を使って、言葉の綺麗な人見習うわ



まだ終わりじゃない・・・。
帰り道の恐怖
友だちに道を教わったのにもかかわらず、方向音痴を発揮してしまった
「絶対こっち
と思った道を歩いてたら、見たことない風景が・・。
それでも「行きはバスに乗ってて、この風景に気づかなかったんだ!」とか、わけわかんないこと自分に言い聞かせてさらに歩いてると、周りが森で人いないし工事中の道だったり・・危機を感じた
 やばい・・見知らぬ土地で迷子になってしまった

近くを行ったり来たり。
通る車は猛スピードで去っていくし、みんな敵に見えてくる
誰に助けを求めよう??

そこの施設に行ったことのある友だちが他にもいたことを思い出して
さっそく電話
友だちが電話にでたとき、本当に「救われたぁー
と思った(笑)
聞くと、どうやら全く正反対の道を歩いていたらしい
歩いて大学まで戻れる距離だったのに・・どこまでも方向音痴
あらためて道を確認して、やっとの思いで学校にたどり着けた
これほど、学校が見えたときに「あぁーー学校だぁ」って嬉しくなったことない・・

迷子になった!!って騒いで迷惑かけたみなさんごめんなさい






2 Comments

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たくちゃんへ☆ (kira)
2006-05-21 00:06:19
毎日行事やってるのかぁー!

すごいなぁ・・

今日、ボラならこの人!!なあの子と、施設の行事の在り方(?)について話して帰ってきたよ 

考えさせられることはいっぱいだよね・・

ぜひ話そう



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ひさしぶりに (たく☆)
2006-05-19 22:21:56
そんなこと言われたの??94歳のおばあちゃまに…。

たしかにあの施設の売りである「毎日行事」っての、

あたしも考えさせられるわ…。

この場ではながったらしくなるから、

また今度話そうね☆
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