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最初のミラクルはバルセロナに逆転勝ちした時でした
感動と喜びで泣きました 多くのサポーターが同じ気持ちを共有していたと思います。
「決勝戦に行きたいなあ」
漠然と思いながら旅行会社やチケットの値段の検索をしたりしました。
「チケットは100万円以上」
「だよね・・・」あきらめのため息が
だから航空運賃とかホテル代とか調べるまでには至りませんでした。
ところが・・・
令和になって初めての私の誕生日の前日のことです
リヴァプールの友達からメールが届いたのです
彼女は決勝戦前日はパリでコンサート
決勝戦のあと、次の次の日がロンドンでコンサート。
2つのコンサートの間にマドリードに行こうと、クラブの用意したチケットを申し込んだそうです。
チケットは抽選でした。
そうしてチケットを手に入れる権利に当選したので、初めてフライトを調べてみると、
どうしてもパリ→マドリード→ロンドンの移動は無理と分かったのだそう
規定を読むと他の方に譲るのがOKだったので、ダメ元で私にメールをしてみてくれたようです。
私にしたらそれはミラクル
でものんきに喜んでいる場合じゃありませんでした。
私は日本から行くので、
チケットを譲り受けるためには、その日の夕方までにパスポート番号、マドリードへのフライト、マドリードの宿泊先までも、
リヴァプールのクラブに提出しなくてはならないのです
マイレージを貯めているいつものエールフランスとKLMを見るとマドリード往復30万円超え
エクスペディアでマドリードのホテルを検索すると、軒並み1泊30万円超え
自分で決めることは出来ず、仕事を早退してHISに駆け込みました。
HISにはスポーツデスクがあって、チャンピオンズリーグ決勝戦のチケットの販売もされていたので話が早いと思ったからです。
航空券はマイレージを貯めなくて良いとお願いして別の航空会社で半額程になりました。
「それでも15万円」
ホテルはマドリード市街はやはり30万円超えなので、空港近くの郊外のホテルで何とか少しでも安く抑えました。
「それだって通常の20倍30倍は変わりないし」
「厳しい」
でもとにかくこれでフライトとホテルのめどがついて、日本時間の夕方、リヴァプールでは友人が私の名前でシートを申し込んでくれました。
シートはカテゴリー4からどんどん無くなって行きました。
「KOPの席辺りがカテゴリー4だから当たり前よね」
私の分は何とかカテゴリー3に決まりました
申し込むためにフライトやホテルを伝えましたが、この時点でまだ予約はしていません。
何故ならフライトもホテルも高額だけじゃなくてキャンセルも出来ないようになっているんです
シートが決まって初めて、フライトとホテルを正式に予約しました
リヴァプールと時差があるので日本はもう夜
HISの担当の方は、営業時間を過ぎたあとも快く待ってくれ、その晩に予約をして下さいました。
驚きから長い長い一日が終わりました。
ここでやっと1度目の「ε-(´∀`; )フー!」です。
続く