with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第30話《バスクの星「シャビアロンソ」に感謝です》最終話

2023年02月09日 | 2009年バルセロナ・バレンシア

 

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リヴァプールへの一人旅を実現させてくれた勇気のきっかけはアロンソへの思い

今回のスペインへの旅のきっかけもアロンソの移籍。

アロンソのお陰ですね。そして今はまた成長出来た自分がいます。

きっと叶えたいって思った時から不思議なことに私を応援してくれる人、

サイト、情報に出会える。

そう信じています

ただ「勇気をだして」って叫ぶのではなく、

前回、今回を通して私の変化、成長を感じて頂きたい。

コミュニケーションで大切なことは、「言葉」より「自分の思い

一つ乗り越えてみると、

何だか次のハードルも越えられる勇気が湧いてきちゃう

リヴァプールの街は、人々が優しくて安心の街でしたよ。

もちろん、日本とは違うので情報を手に入れましょ

英語圏なら言葉も少し安心ですね

同じ日本人のリヴァプールファンとの出会いもありましたよ

訪ねてみるとその街や人々との出会いで心が熱くなって、

その熱い心が次のあなたの願いも叶えてくれるはず


私はもうこの春はアンフィールドでチェルシー戦を観戦して、

オランダのキューケンホフで世界一のチューリップを楽しむ計画を進行中

以前の私だったらこんなに自由な旅を計画出来てないです

今はこんなに動ける自分がいる



「アンフィールドに行ってみたいけど・・・」って

悩んでた自分を思い出すと、あの頃の自分が懐かしく思えてきちゃいます。

あの時思い切ってチャレンジしたことを心から

「良かった」って振り返ってる自分がいるよ

もちろんこうして観戦を楽しめるのもたくさんの方の助けがあるから・・・

感謝の気持ちを伝えたい人も一杯


「リヴァプールの街に行ってみたいな・・・」

「アンフィールドで観戦をしてみたいな・・・」

この旅行記を読んで、そんな気持ちが少し湧いてきて頂けたらとても嬉しいです。

そうしたら、その気持ちを心に抱きながら、

まずネットの予約サイトに日程を入力して、地図を眺めて、口コミを読んで、経験した方のお話も読んで・・・

あなたの思いを育ててくださいね。

あなたが一所懸命になると助けてくれる色々な方に出会えるはずです。

そしたら、きっとその思いは実現する日は近いかも


今はもうリヴァプールの選手じゃないけれど・・・

そして私は変わらずリヴァプールサポーターだけど・・・

バスクの星、シャビアロンソに感謝です


今回も前回同様、私の旅を支えてくれた方々に感謝の気持ちで一杯

「ありがとうございます

『アンフィールドでリヴァプールを応援してみたい』

さあ、すぐに観戦したい試合を決めましょ

ここからすでにあなたの旅が始まってるよ

 

 

 

 

おわり

 


第29話《ハードルは越えるために・・・》

2023年02月09日 | 2009年バルセロナ・バレンシア

 

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リヴァプールへの旅の時は航空券を旅行会社にお願いしたけれど、

今回は航空会社のホームページで手に入れてみました

そうすると、シートも自分で選べるんですよね

何だか嬉しくて出発日まで、

時々ホームページを覗いてはシートを選びなおしたり・・・

確認してみたり


リヴァプールのホテルの予約はスカウスハウスさんにお願いしました。

今回はネットの予約サイトで予約してみました

色々なサイトに日程を入力して、価格や条件を比べる。

口コミでホテルの評判をチェックする。

「予算」なのか「便利さ」なのか・・・

それとも「寛ぎや豪華さ」なのか・・・

自分自身の選択を自分でじっくり考えることが出来るよね。

それは楽しい旅のための検索で~す


同じ私の旅と言っても、旅ごとにそのホテルに求める条件も違うはず。

その地域ごとにも求める条件は違うはず。

諦めずに検索を続けて、経験者の意見も参考にと探してると、

今回のようにプチホームスティって選択にも出会えましたよ

もちろん、ホームスティはホテルのような快適さとは違うけれど、

バルセロナで暮らすナチャやトラちゃんとの出会いのように、

ツアーでは味わえない出会いもあったり




そんな「出会い」も「予算」も「目的」も、是非、自分自身で選んでほしい。

もし、行ってみたいスタジアムがアンフィールドだったら、

「ジェラードに会いに・・・」「トーレスを応援しに・・・」

試合を選んで、日程を決めて、個人旅行を計画してみましょ


「英会話

「少しずつ頑張ってはいるんですけど

「そんなに簡単に話せるわけありません

「そんなに簡単に聞き取れるようになれません

ただ、「コミュニケーションを取ろうとする思いと勇気」は旅を重ねることで大きく変わりました。


それに加えて大切なことは、

自分の力を見極め「危機管理を怠らないこと」だって思ってます。

その為の英語で書かれた日程表、個人情報、連絡先etc・・・

出発前の準備は多分ちょっと多めに必要だと思ってくださいね


ちょっぴり面倒で大変な作業なんですけれど、

次回の旅の時には変更をちょっとするだけで使いまわし出来ちゃう。

だから頑張ってみてくださいね

素敵な思い出のために安全な旅にして欲しいです。

 

 

 

 

続く

 


第28話《情熱の国だからこその楽しみが!》

2023年02月09日 | 2009年バルセロナ・バレンシア

 

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この旅で、

タクシードライバーの方で一人だけ英語が話せる方に出会えたのは嬉しかったです

グエル公園から乗車したタクシーのドライバーさん

「グエル公園は楽しみましたか」って英語で尋ねてくれたんですよ

その時は「やっと英語で話してくれる人に出会えてた~」って喜びで、

勢いよく「ハイ とても楽しかったです」って


答えた後は話が弾んで、

私「英語が上手ですねえ、スペインの方ですか

ドライバー「僕の父はスペイン人、母はイタリア人、僕はパリで生まれたよ」

私「じゃあ、スペイン語もイタリア語もフランス語も話すの

ドライバー「まあね。でもパリの人はあんまり好きじゃないんだ。都会の人達だからね。君は東京から来たの

私「ウン、東京から・・・東京に来たことあるの

ドライバー「行ったことないよ。東京って物価が高いよね。今1ユーロっていくら


そのまま到着まで、

「クラシコの観戦に来たこと」

「彼はテニスが好きなこと。」

「バルセロナの後はバレンシアに友人に会いにいくこと」

英語でたっぷりお話しました

内容は中学生程度ですけど・・・


英語の通じないこの国でやっと出会えた英語を話せる人。

嬉しさから、自分の可能な英語を見つけて、

コミュニケーションを取ろうとする自分がいたよ

こんな自分に驚きです。

英語圏じゃない人の英語は少しだけ聞き取り易いんですけどね


バレンシアでも、

「ホテル内なら英語で大丈夫」って思えたから、気持ちは楽チン。

前回の旅の不安なチェックインと違って、今回は安心な場所になってました。

市街の地図をいただいたり、セーフティボックスの鍵を頂きにフロントに行ったり。

環境が私にこんな度胸を与えてくれたみたいです

スペイン語が分らなくて「ガッカリ」しちゃったステキな思い出も・・・

第22話《ちょっとウロウロし過ぎちゃて!》で書かせて頂いた、

海岸沿いを疲れきって歩いてる時のことです。



海岸沿いの公園で笑顔の男性がスペイン語で私に何か言ってる・・・

「分らな~い

それだけじゃなくて、

「私はスペイン語が分らない」ってスペイン語で言えな~い

意思表示で出来るスペイン語は「ノ」だけなんです。

だから「スペイン語が分らない」って言う代わりに

「ノ」って取りあえず言ってみます

「伝わったかなあ・・・」

するとその男性は公園の植え込みに入って・・・

咲いていた真っ赤な花を一輪

「えっ

その真っ赤な花を折って私にプレゼントしてくれたんです

(公園の花を折っていいのかなあ・・・)


「わあ

スペインの男性って本当にこんなプレゼントを突然してくれるんですね。

「映画で観たシーンみたい・・・」

こんなシーンに出会えちゃったのもひとり旅だったから

ツアーだったら出会えないですよね。

「ステキな思い出 でも・・・」

彼の言っていた言葉が分らな~い。

「残念・・・・


出発前には不安が多かったスペインへの旅も、

こうして帰国してみると、「素晴らしい国」、

そして「また訪ねたい国」って印象になってます

 

 

 

 

続く

 


第27話《スペイン旅行のお話なのにスカウスハウスさんで》

2023年02月09日 | 2009年バルセロナ・バレンシア

 

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スカウスハウスさんのメルマガなのにどうしてスペイン旅行のお話

旅先がリヴァプールではなくても、

アンフィールドを訪ねたい方にお伝え出来ることがある

「リヴァプールに行きたい人、集まれ」でも書かせて戴いたことですが、

読んで頂いてる方に「勇気が提供出来たら・・・」


今回のバルセロナとバレンシアへの旅は、

リヴァプールへのひとり旅があったから実現出来たもの

2008年の初めての経験がこんなに私を成長させてくれたんです

「成長って


リヴァプールの旅と大きく違うのは、直行便がないことですね。

「直行便がない」それは「ロストバッゲージのリスクが高い

言葉の出来ない私は、現地で必要なものを手に入れるのは困難だもの。

それを考えると、手荷物の準備は前回より慎重でした。

2~3日は手荷物で過ごせることを目標にしました

「化粧品や薬類はもちろん、携帯電話やデジタルカメラの充電器も手荷物だね」

「衣類も少し、ヘアドライヤーやガイドブックetc・・・」


治安も大きく違うみたい

ネットで情報を収集すると、スリ、偽警官、置き引き・・・

観光をする時には「バッグを持たないこと

「パスポートも持ち歩かないこと

「現金、カードも小分けして持つこと」って注意書きがあるよ

つまり「狙われるものは持たない」って意味だよね。

そこで、100円ショップで小銭入れやチェーンを求めて工夫してみました。


第10話《バルセロナの夜は・・・》で書いたことを思い出してみてください

地下鉄の駅で「女の子達のスリ」に遭遇

シチュエーションも手口も、ネットで得た情報通り。

ほんのちょっとした隙に、

デジタルカメラのバッグのファスナーが開けられてました

でも、

「心配しないで

スリは想定済みだったのでこのバッグの中は元々空っぽ

ネットでの事前の情報が私を助けてくれましたね~

想定外だったのは・・・英語標記が街にはありません。

公共の交通機関もスーパーも・・・

街の人々も英語は通じないと思った方がよいです。


いくら私が英語は出来ないっていっても、

流石に「exit」って表示があったら分るんですけど・・・

「salida」って書いてあるんですよね

道を訪ねても・・・バルに入っても・・・

お店での買い物も「基本はスペイン語だけ

と言っても観光地のお土産屋さんなら英語が通じるよ


まあ、英語も出来ないのですから、私にとってはあまり変わらないかも

でも、「数字くらいは英語だったら~」って思いました。

支払いの時は、紙に書いていただいたり、

電卓のディスプレイで見せて頂いたり・・・

「ご迷惑をおかけしちゃいました

現地の皆さんのお陰なんですけど、工夫したら何とかなるもんです

 

 

 

 

続く

 


第26話《なっちゃんと食事してバレンシアともお別れ》

2023年02月09日 | 2009年バルセロナ・バレンシア

 

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気を取り直して、

こんな場所までお付き合いしてくれたなっちゃんと一緒に街へ移動。

携帯電話でタクシーを呼びだしてくれました。

そうなんですここはそんな場所です・・・

暫くタクシーがお迎えに来てくれるのを待って、そのタクシーで市街に向かいます。

なっちゃんが地元の人からお薦めバルの情報を集めてきてくれました。

「嬉しい~ 行きましょ、行きましょ」ゲンキンな私・・・


スペインではバルをハシゴするんだよね。テレビで見たことがあるよ。

私達ももちろんバルのハシゴだよ

推薦のお店を探しながら中を覗くと、どこのバルも活気に溢れてて笑顔が溢れてる。

とっても楽しい国ですねえ

ワインは美味しいし、

生ハムもシーフードもリーズナブルだから安心してたっぷり食べることが出来る。

人々は明るくて優しいし・・・


最初のバルでは

「海老のアルピルピル」(ニンニクとオリーブオイルで味付けされた海老)と

「クロケタ」(スペイン風のコロッケ)を注文しました。


昨夜、ワインはコップで驚いたよね。カクテルだってビッグサイズ

なのに、コロッケは一口サイズ

「小さな可愛いコロッケ


軽く食べたらこんどは「トルティージャ」(オムレツ)の美味しいお店へ移動

「モルシージャ」(血の入ったソーセージ)のオムレツを注文してくれました。

初めてのモルシージャ。そして一緒にシードルも頂いたよ

スペイン料理って日本でも人気があるよね。「美味しい


でも、忘れないで ここはスペイン

食事を楽しんでいる時でも、自分の荷物の管理を忘れちゃダメ

時々、外からお花を売る人が店内に入って来たり・・・

カフェでもこの光景に出会ったよだから手荷物にはいつでも注意だね


最後の夜、バレンシア市街のバルを楽しめました

夜も更けてナイトバスに乗るなっちゃんをバス停に送ります。

スペイン式両頬にキスをするあいさつ

「ありがとう なっちゃん」

ずっとバスを見送ってました


そして、いよいよお別れの日。

もう通いなれた中央市場でフルーツを買って、散歩に出かけることにしましょ。

「そうだ まだ歩いてないところを歩いてみよう


慣れた街を気ままに散策。小さな街だから簡単簡単・・・

心が趣くままにお散歩、お散歩


「わあ 道に迷っちゃった~

扇型に広がってる道は迷っちゃうんだね

地図を見せて「ポルファボール」「グラシアス」

地図を見せて「ポルファボール」「グラシアス」

またまた地図を見せて「ポルファボール」「グラシアス」


「あ~ ツアーで観光してる~

外国人のツアーだけれど、添乗員さんもいるみたいだよ。

「添乗員 てことは英語が分る よし 彼に聞こう

地図を見せて、今いる場所を尋ねて、「ヤッター 帰れる~


「ああ焦った~

最後の最後までこんな頼りない旅になっちゃった。

ダメな英語だけど、またまた何とか助けられたね。

なっちゃんにもメールで報告。実は彼女から聞いていたんです。

「バレンシアの街は道路が扇型に広がってるから、

思っている場所と違う場所に辿り着いちゃうよ」って忠告。


いよいよホテルもチェックアウトして、タクシーを拾ってバレンシア空港へ。

さすがに空港には英語の表記があるから安心。

それに小さな空港は搭乗口までがコンパクトに移動出来るから、意外と利用しやすいです。

小さな空港を利用するのもいいかも・・・

「お~ 搭乗する飛行機は『エア・ヨーロッパ』」

マヨルカ島を本拠地にしてるスペインの航空会社だって

スペインの空を飛んでいるこの小さな飛行機にもちょっぴり好奇心

「ワクワク」

「さようなら・・・なっちゃん

「アディオス・・・アロンソ

 

 

 

 

続く