経済観察ブログ

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僕の株式投資日記  令和4年1月4日(火)

2022-01-04 22:01:20 | 日記
 昨日は令和4年の大発会。北海道では降雪とそれに伴う公共交通機関の混乱が見られるなど幸先の悪い日でした。東京証券取引所一部の日経平均株価は昨年の大納会と比較して510円8銭高い29,301円79銭で引けました。ちなみに値上がりで引けた大発会は4年ぶりなのだそうで、まずはめでたいのかな。
 僕が目を引かれたのは三菱重工(7011)の動きでした。
 時事通信社が報じるところではアメリカのワイオミング州で米原子力エネルギー開発会社テラパワーと米エネルギー省が2028年に運転開始を目指している次世代型高速増殖炉に技術協力することになったのだとか。株価は大納会比106円高2,765円で引けました。テクニカル的には値上がりが見込まれるそうですので、このニュースが無くても値上がりしたのかも知れません。
 僕は原子力賛成派です。重工業一般に強い憧れがあります。高校生だったときに自分に数学の才能が無いことに気がついて法学部に進学しましたが、本当はカビの勉強をしたいと思っていました。理系大好き人間です。それでも、僕は今回の重工の決定には危惧を禁じ得ません。それは環境保護云々からでは無くて、もしこの増殖炉が失敗した場合、その責任の一端が重工にも及ぶように思うからです。僕はレイシストではないつもりですが、それでも国際政治がアイデンティティーから完全に自由であるとは考えません。かつてイザヤ・ペンダサンが「日本人とユダヤ人」の中で言及した「白人キリスト教カルテルに対する労組の輝ける闘争委員長」としての日本の息の根を止めることが、それが全てでは無くても、この増殖炉建設事業の動機だったとしたら恐ろしいと思うのです。三菱グループは我が国の製造業の中核企業の一つといっても過言では無いはずです。

 
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