日々雑感

沖ノ鳥島は島?

中国が沖ノ鳥島付近に調査船を出して日本政府が抗議する事態になっている。中国としては沖ノ鳥島の件をフレームアップしたいのだろう。尖閣諸島や南シナ海の問題を有利に運ぶために。

しかし、沖ノ鳥島は本当に島か?
中国政府を肩を持つわけではないが、国連海洋法条約に従えば高潮時が基準になるのだから、普通に考えればあれは岩だと思う。岩に日本政府が建造物を作成したものだ。

韓国の報道の日本語版を読んでいてよく感じることは、日本では普通に報道されていることがほとんど報道されていないのだなと感じることがある。(例えば旭日旗は日本の大漁旗などに古来頻繁に使用されていることなど。) その逆もしかり。
日本の報道では沖ノ鳥島は日本の領土として確立しているような印象を受けるが、実際には国際的には完全に認められている状態とはいいがたい。しかし、このことはほとんど日本の報道にて見ることはない。中国の船が沖ノ鳥島付近に来たことが報道されたときの印象は、この沖ノ鳥島の国際法上のステータスへの報道が多数あるか少ないかで大きく異なることだろう。

日韓関係も日中関係も旭日旗や沖ノ鳥島などのようなそれぞれ内向きの報道の積み重ねが互いの誤解の積み重ねになって、戻ることができなくなってしまうのだろう。
相互理解が必要かとの疑問は残るが、戦争をしない程度には相互理解は必要と思われる。
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