ワンダーボックス(Wonder BOX)

ブログタイトルの由来は、競走馬「グラスワンダー」号から。競馬の話題を中心にお届けします。

有馬記念(G1) 回顧

2012-12-23 22:09:31 | 競馬
今年の中央競馬のG1が、本日の有馬記念で終了しました。

去年のような超スローペースによる瞬発力勝負ではなく、出走馬が力を出し切ったいいレースではなかったでしょうか。

それにしても、ゴールドシップは強いです。
3コーナーからまくるときに手ごたえが悪いのかと思いましたが、見事に直線で突き抜けました。


父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンは、昨年の三冠馬オルフェーヴルを同じ配合です。
オルフェーヴルのように最後の直線で鋭いスパートを見せるというよりも、
どこまででも伸びてくる、無尽蔵のスタミナを備えている印象です。

こうした馬が、凱旋門賞でのタフな馬場を、最後までこなせるのかもしれません。
来年は、オルフェーヴルともども、海外に挑戦してほしいものです。


ゴールドシップを生産した出口牧場は創業60年目で、繁殖牝馬は10頭少々。
最近は最大手である社台系の馬が数多く活躍しマンネリを感じていたので、
小規模牧場からゴールドシップのような強い馬が現れると、面白く感じます。


わたしの心の本命、アーネストリーは残念でしたが、今ある力は十分に発揮したと思います。
何とか種牡馬になって、子孫を残してもらいたいです。




有馬記念(G1)予想

2012-12-23 10:23:48 | 競馬
今年最後のG1有馬記念は、三冠馬、凱旋門賞2着のオルフェーヴルと、牝馬三冠でジャパンカップ勝ち馬のジェンティルドンナが不在で、やや盛り上がりに欠けます。

それでも2冠馬のゴールドシップ、国内初G1勝ちを狙うルーラーシップなど、G1勝ち馬は7頭出走します。

◎ 13ゴールドシップ
これまで大崩していないうえ、古馬との負担重量2キロ差は大きい。

○ 2エイシンフラッシュ
皐月賞3着、昨年の有馬記念2着、京成杯1着と中山競馬場との相性よし。鞍上のM・デムーロが怖い

▲ 9ルーラーシップ
出遅れ癖があるが、それでも3着には突っ込んできそう。スムーズにスタートを切れれば悲願成就も

△ 10ダークシャドウ
後ろからでも前目からでもレースができる。父ダンスインザダークの晩成と長距離の血が騒ぐ

△ 11トゥザグローリー
冬場に走る。2年連続で有馬3着。2度あることは3度あるかも。


以上がオーソドックスな予想ですが、心の中では
◎◎◎ 4アーネストリー
です。

往年の先行力がなくなっているのが残念ですが、新聞によると、1週前より福永騎手が乗るようになってから闘志が戻りつつあるとのこと。奇跡の復活に期待大です。