先週のジャパンカップは、昨年の覇者で年度代表馬のジェンティルドンナが史上初の連覇を達成。G1・5勝目を挙げました。
ジャパンカップは日本と海外のトップホースが火花を散らすのが魅力です。
初めてテレビで競馬中継を真剣に見たのが1992年のジャパンカップ。同年行われたバルセロナ五輪に熱中していたこともあり、競馬界の五輪のような感覚で見て大興奮しました。
海外のG1ホースが多数出走していた昔に比べると、近年は参戦数も減り、かつての国代表戦のような面白みを味わえなくなってきたのは残念です。
さて、久しぶりのブログ更新では、2008年のジャパンカップを取り上げます。
この年も90年代中盤までのような海外強豪ホースの出走は少なかったですが、国内組の充実が目に付き、なかでも史上初めて3世代のダービー馬が出走することで盛り上がりました。
その中心は4歳馬のウオッカ。
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前年に牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制し、1カ月前の天皇賞・秋でも勝利するなど現役最強の1頭です。
他の2頭も、08年の日本ダービーとNHKマイルカップを制した3歳最強のディープスカイ、2年前のダービー馬でG1・4勝のメイショウサムソンと決してウオッカに劣らない実績の持ち主です。
さらに08年菊花賞馬・オウケンブルースリ、07年の有馬記念馬・マツリダゴッホ、07年菊花賞馬・アサクサキングスといった錚々たる顔ぶれでした。
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1人気は単勝オッズ3.4倍でディープスカイ、単勝3.7倍で差の無い2番人気にウオッカ、少し離れた3番人気に6.5倍でメイショウサムソンが続き、以下オウケンブルースリ、マツリダゴッホ、アサクサキングスと上位人気はすべてG1ホースでした。
競馬ファンは実力・実績ともに申し分ない馬によるつばぜり合いを期待していたことでしょう。
レースは、最終コーナーを回り直線を迎えると、マツリダゴッホが馬なりのまま先頭に踊り出たところで内からウオッカも負けじと差し返します。競馬場の盛り上がりは最高潮。馬券オヤジのオトコ臭く野太い歓声が鳴り響き、腹の底が震えるような振動が伝わってきます。
しかし、当代一の人気ホース・ウオッカが先頭に出ようとした瞬間、コースの中央から得体の知れない馬が先頭集団に襲い掛かります。
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9番人気で単勝41倍の超伏兵・スクリーンヒーロー(父グラスワンダー)です。
主な成績は、前走のアルゼンチン共和国杯(G2)を軽ハンデで制した程度の馬です。脇役です。
そんな馬が、G1ホースたちを負かそうとしています。
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先頭に出たところでさらに外からディープスカイが並びかけてきましたが、トップは譲りません。
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懸命に走ります。
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ついに最後まで先頭を守り、自身初のG1勝利という栄光を掴みました。夕日を浴びながらウイニングランで引き上げてくる姿は神々しさすらあります。
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鞍上のM・デムーロ騎手は初のジャパンカップ制覇。感謝のキス。
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そして勝利のポーズ。
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関係者に引かれる馬体はピカピカの毛づやです。
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地下馬道に引き上げる直前、デムーロ騎手は観客に向けてガッツポーズと最高の笑顔を見せてくれました。
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ジャパンカップは日本と海外のトップホースが火花を散らすのが魅力です。
初めてテレビで競馬中継を真剣に見たのが1992年のジャパンカップ。同年行われたバルセロナ五輪に熱中していたこともあり、競馬界の五輪のような感覚で見て大興奮しました。
海外のG1ホースが多数出走していた昔に比べると、近年は参戦数も減り、かつての国代表戦のような面白みを味わえなくなってきたのは残念です。
さて、久しぶりのブログ更新では、2008年のジャパンカップを取り上げます。
この年も90年代中盤までのような海外強豪ホースの出走は少なかったですが、国内組の充実が目に付き、なかでも史上初めて3世代のダービー馬が出走することで盛り上がりました。
その中心は4歳馬のウオッカ。
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前年に牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制し、1カ月前の天皇賞・秋でも勝利するなど現役最強の1頭です。
他の2頭も、08年の日本ダービーとNHKマイルカップを制した3歳最強のディープスカイ、2年前のダービー馬でG1・4勝のメイショウサムソンと決してウオッカに劣らない実績の持ち主です。
さらに08年菊花賞馬・オウケンブルースリ、07年の有馬記念馬・マツリダゴッホ、07年菊花賞馬・アサクサキングスといった錚々たる顔ぶれでした。
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1人気は単勝オッズ3.4倍でディープスカイ、単勝3.7倍で差の無い2番人気にウオッカ、少し離れた3番人気に6.5倍でメイショウサムソンが続き、以下オウケンブルースリ、マツリダゴッホ、アサクサキングスと上位人気はすべてG1ホースでした。
競馬ファンは実力・実績ともに申し分ない馬によるつばぜり合いを期待していたことでしょう。
レースは、最終コーナーを回り直線を迎えると、マツリダゴッホが馬なりのまま先頭に踊り出たところで内からウオッカも負けじと差し返します。競馬場の盛り上がりは最高潮。馬券オヤジのオトコ臭く野太い歓声が鳴り響き、腹の底が震えるような振動が伝わってきます。
しかし、当代一の人気ホース・ウオッカが先頭に出ようとした瞬間、コースの中央から得体の知れない馬が先頭集団に襲い掛かります。
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9番人気で単勝41倍の超伏兵・スクリーンヒーロー(父グラスワンダー)です。
主な成績は、前走のアルゼンチン共和国杯(G2)を軽ハンデで制した程度の馬です。脇役です。
そんな馬が、G1ホースたちを負かそうとしています。
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先頭に出たところでさらに外からディープスカイが並びかけてきましたが、トップは譲りません。
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懸命に走ります。
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ついに最後まで先頭を守り、自身初のG1勝利という栄光を掴みました。夕日を浴びながらウイニングランで引き上げてくる姿は神々しさすらあります。
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鞍上のM・デムーロ騎手は初のジャパンカップ制覇。感謝のキス。
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そして勝利のポーズ。
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関係者に引かれる馬体はピカピカの毛づやです。
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地下馬道に引き上げる直前、デムーロ騎手は観客に向けてガッツポーズと最高の笑顔を見せてくれました。
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最高です!
ジャパンカップもジャパンカップダートも全然ダメでしたが、
7日の朝日チャレンジカップに燃えています。
次回のブログも楽しみにしてます!
コメントありがとうございます。その2をアップしましたので、そちらもお楽しみください。
これからも競馬に関しては、グラス関連の過去の写真をアップする予定です。