1981年カワサキの伝説 Z1000R、そして今に生きる神話
73年に誕生し世界的に大ブームを呼んだZ1以来カワサキは70年代後半にこれといったヒットモデルがなかった。
他メーカーの急激な追い上げ、そしてカワサキ人気の低下…
その現象に歯止めをかけようとカワサキはAMAスーパーバイク選手権に本格参戦を始める。
そしてカワサキの第2次黄金期のスタートとなったモデルがZ1000S1
俗にいうローソンレブリカであった。
AMAのホモロゲーションである24台を超える30台とされるが1982年カワサキチームメンバーのエディローソン、そしてウェインレイニーが数台を使用、
加えて日本のカワサキ社内チーム(チーム38)が鈴鹿8耐に用いた車両を除外したものの半数15台が世に出回った。
現存するものはコレクターの所有物かチームが所有するのみの大変希少な車両である。
そんな伝説の車両KZ1000S1が目の前に…
続く