団塊じぃじ!気まぐれブログ

趣味の写真や野鳥観察、家庭菜園の様子など載せて見たいと思います
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中山道御嶽宿

2013年10月31日 | 日記

江戸から京都まで69ある宿場町のうち49番目にあたる御嶽宿(ミタケジュク)あたりを散策しました、紅葉には少し早いようです

古くは大寺山願興寺(オオテラザンガンコウジ)の門前町として栄え、江戸時代には中山道の中でもいち早く整備されたそうです、大名などの宿泊する本陣もありました

御嶽宿商家竹屋の風格ある建物で中も見学できました
中山道は京都から平坦な道を来て、ここから山道へと険しくなって行きます

少し歩くと和泉式部廟所があります、平安時代の情熱の歌人は旅の途中、この地で病に倒れ、近くの鬼岩温泉で湯冶をするも寛仁三年(1019)亡くなったと案内が有りました、全国に和泉式部の廟所が数箇所あり、本当のところはどうなのでしょう!

とても急坂に牛が鼻をひっかけて欠けてしまうほどであったから「牛の鼻欠け坂」

所どころに案内板があり良く分かった

京へ40里13丁、江戸へ94里8丁と刻まれている

謡坂石畳(ウトウザカイシダタミ)息を切らす坂道を紛らす為に、歌を歌いながら坂を登った所から「うたうさか」が「うとうざか」という地名になったとか
安藤広重の浮世絵、御嶽のモデルになったとされる場所も近くに有ります

一呑の清水(ヒトノミのシミズ)街道を旅する人々の咽を潤した清水、皇女和宮が降嫁する際、この清水を気に入り永保寺に滞在の際、わざわざこの清水を取り寄せて点茶されたといいます

今回はここまでです、昔は往来する人々で賑った街道だったろうけど山道は怖かったと思いませんか、次の宿場は細久手宿です
もう直ぐ中山道うぉーくが御嶽宿と細久手宿間11.8kmで催うされます