せっかちドラゴンは 短気ドラゴンともいいます。
まずこのドラゴンがどう働くか 全体のイメージを理解しやすくするために モハメッドの例を紹介します。
モハメッドのストーリー
中東の田舎で生まれたモハメッドは 奨学金を獲得し 子供のころからの夢だったアメリカ行きを実現しました。それまで 自分は楽しみの少ない人生だと感じていた彼は アメリカではじっとしていられずガールハントに精を出すようになりまし . . . 本文を読む
カミーユのストーリー
貯金をはたいて投資したお金を詐欺師に持ち逃げされ 落ち込み怒り狂う父親と ひどい腹痛の持病に悩まされる母親との間に カミーユは生まれました。
カミーユが歩き始める歳になっても 家庭の経済状態は変わらず 父親は彼女につらく当たり 彼女が何か壊したりすると すぐに怒りを爆発させました。
母親は身体の具合が悪いため 彼女をかばうことをしませんでした。彼女は自分が「良い子」にし . . . 本文を読む
被害者ドラゴンは 犠牲者ドラゴンまたは被害者意識ドラゴンとも呼ばれます。
どのようにして そのドラゴンが育つかといいますとこういうことです。
このドラゴンは3歳ごろまでに表れます。赤ん坊には何の責任もないのに 夜などに泣き止まない状態が続くと 親は睡眠不足になりノイローゼ気味になります。また駄々をこねたりすると つい虫の居所が悪い親はその子を叩きます。 忙しい親 短気な親 夫(妻)との関係がう . . . 本文を読む
次は欲張りドラゴンです。
親が仕事などで忙しかったり病弱だったりして スキンシップが得られなかった子供や 何らかの理由で親から育児放棄をされた子供。そういう子にはこの欲張りドラゴンが育つのです。
その子の潜在意識の中に 親の愛を必死に求めるハングリーな心が育つのです。そして親の愛の代わりに他の代用品を追い求めるようになります。
代用品とは 食べ物だったりお金 地位・出世・権力 セックス 人か . . . 本文を読む
今まで死にたいと考えたり言ったりしたことのある人は この自己破壊ドラゴンを持っている可能性があります。自殺未遂をしたことのある人はもっと可能性が高いでしょう。
また今回の人生ではこのドラゴンでなくて安心したとも言えません。将来の別の人生で いろいろなドラゴンを試すことになりますので。
つねにオールラウンドな幅広い価値観へと成長することが 私たちのやっていることだからです。どのドラゴンがいいとか . . . 本文を読む
自己破壊ドラゴンは 破滅型ドラゴンとも言います。ちょっと恐ろしい名前です。
このドラゴンを潜在意識の中に持つようになったのは 子供時代に親から放置されたり 虐待を受けた人たちです。そしておとなになってからは その人自身が成長しない限り 今度は自分の子供を虐待するようになります。
当人の親がアルコールやギャンブルや薬物その他の中毒者であるケースも多く 子供時代に親のスキンシップが無く . . . 本文を読む
親の虐待による幼児の「殺人」事件はどんどん増えているようです。最近もいたいけない子供が犠牲になったばかりです。あの子の愛くるしい顔と懸命に許してほしいと言っている文章は記憶に新しいと思います。
もし児童保護施設が 親が狼だとわかっていたら 赤ずきんちゃんを親に渡すことはありえない筈です。しかし親が虐待によりその子を殺すようカルマを設定している場合は そのままだと十中八、九避けられ . . . 本文を読む
このように わたしたちはこの地球では 正しさをもとめているんじゃない 完全を求めているんじゃない 実はそれの反対側の世界を体験しに来ているのだ ということが少しづつわかってきました。不思議の国のアリスです。それがわかってくると この世で体験するいろいろな失敗や過ちや間違いなどは たまたま失敗したとかいうのではなさそうだ 大いなる計画というものがあると わかり始めたのです。そのことについ . . . 本文を読む
これじゃ人生はちっとも面白くない 苦しいばかりだ とずっと思ってきた私が ようやく転換期を迎えたのは 考え方が変わったからでした。家内が亡くなった後にホゼ先生のところで学んだことですから50歳をはるかにすぎていました。 それまでは このままの自分じゃいけないのだ 何とか自分を変えなきゃ とずっと思っていましたが それが間違っていることが だんだんわかってきたのです。逆でした。「私はそれでいいのだ」 . . . 本文を読む
自己卑下ドラゴンを持つようになるケースは 私のように親に始まって他人から期待されるとそれが大きなプレッシャーになる子供が含まれます。そしてその意識を持ったまま大人になります。
うまくできなかったらどうしようと心配になるタイプです。人の期待に応えることで自分が愛されると信じているため そうでなかったときに人を失望させるのが怖いのです。自分について勘違いしているのです。
たとえばよくあるのは ここ . . . 本文を読む